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北関東新聞の古参記者、悠木和雅は、
同僚の元クライマー、安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、
出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し、約束を果たせなくなる。
一人で出発したはずの安西もまた、山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。
「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま-。
未曾有の巨大事故。社内の確執。親子関係の苦悩...。
事故の全権デスクを命じられた悠木は、
二つの「魔の山」の狭間でじりじりと追い詰められていく。
御巣鷹山の事故取材だけの内容かと思って手に取りましたが、
他にもいろいろな要素が盛り込まれていて始めはとまどいました。
それでも映画のCM映像などのイメージが出てこなくなるほどのめり込んで読める面白さ。
大感動!と言うよりはズシンと心に響く感動でした。
遅ればせながら 映画 観たくなりました。
これは映画ではありません。
↓
NHKで放映したドラマです。
レビューなどを見ると原作により忠実なのはこちらのようです。
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