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大門剛明さんの作品
平成22年4月27日、殺人罪に対する公訴時効は廃止された。
諏訪の主婦殺人事件は
この先ずっと犯人を裁けることになったが、
2カ月前に時効が成立していた
松本の一家殺害事件には間に合わなかった。
両遺族
惨劇の中でただ一人生き残った一家の長女・小岩井薫と、
妻を殺された夫・原村俊介の思いは
乱れながら、接近、交錯する。
そんななか、
時効になっていたにもかかわらず、
松本の事件の犯人が自首し、
後日殺される事件が起こる。
警察は薫に疑いの目を向けた。
俊介は薫のことを気にかけつつも、
長年事件を追ってきた元刑事の寺山力らと共に、
自身の事件の犯人とおぼしき男を追い詰めー。
被害者遺族の苦しみ
そして
時効がなくなったことによる新たな苦しみ
が
描かれています
知らない世界がありました
それ以上に
驚きの展開も...
少々先が読めてしまう部分もありましたが
驚きの展開もあり
「どうなる?」と
常に思いながら読んでいきました
逮捕はされていないけれど
犯人の目星がついている状況
そして犯人と思われる人物を遺族が知っている
こんなの現実にはあるのでしょうか???
最後の最後の感想
犯人はやっぱり卑怯者・・・
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