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大晦日 。 今年も残り14時間。謹んで年末のご挨拶申し上げ仕り候。けふまでは 雪ふる年の 空ながら 夕暮方は うち霞みつつ(後鳥羽院)(淀川河口夕照)この1年 偐万葉田舎家持歌集に遊びにお越し下さいましたみなさまどうも有難うございましたこの1年のご愛顧を心より感謝申し上げます来たるべき新年がみなさまにとって更にも良き年となりますようお祈り申し上げますけん家持(偐家持)^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ この1年、当ブログにコメント戴きましたお方は下記の通りであります。それぞれのコメント、楽しく拝読させて戴きました。あらためましてて茲にお礼申し上げます。 来年も変らぬご厚誼を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 ふぁみり~キャンパー氏 ふろう閑人氏 ビッグジョン7777氏 ひろみちゃん8021氏 英坊3氏 小万知氏 ウーテイス氏 偐山頭火氏 ひろろdec氏 frano-craft氏 あすかのそら氏 オガクニマン氏 童子森の母氏 LAVIEN10氏 てらけん氏 siinomi1566氏 蝶麻呂氏 逆立ち天使6189氏 ボトックスマン氏 くまんパパ氏 ただいま氏 氣乃國の音痴氏 幸達氏 アメキヨ氏 rose&厚子氏 懐かしい字名が氏 修楽7036氏 今年1年の掲載記事件数は241件。昨年が251件ですから、それには少し及びませんでした。まあ、それでもよく書いたものです。 記入率は365分の241で66.03%となりますので、3日がうち2日は記事を書いたこととなります。 主な記事カテゴリーの掲載記事件数は 銀輪万葉 45件 偐万葉シリーズ 39件 近隣散歩 35件 囲碁関係 23件 万葉 21件 友人ほか関係 21件 智麻呂絵画展関係 20件(智麻呂美術全集の記事を含む。) 花関係 17件 であります。 また、偐家持がこの1年に作った歌は677首で、こちらは昨年の645首を上回りました。こりずまの 浦吹く風の 掃く塵の 数ばかりなる 歌ぞかなしき (偐家持)(本歌)こりずまの 浦のみるめも ゆかしきを 塩やくあまや いかが思はん (源氏物語・須磨) (注)こりずまの浦=「ずま」は「須磨」を掛けている。また、浦は「浦」と 「心(うら)」とを掛けている。 懲りずに、今年最後の歌ということで、更に上記1首が追加となりましたので、今年の作歌数は678首ですな(笑)。 来年も、似たり寄ったりの何とも名指し兼ねる銀輪と万葉とその他諸々の記事を綴って参ることとなりますが、どうぞみなさまも「懲りずに」お付き合い下されば幸甚に存じまする。
2014.12.31
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本日は今年最後の墓参。 墓参の後、朝の銀輪散歩。 昨日の雨で濡れた朝の道をMTBで墓へ。(墓地) 年末に墓に参り、花を入れ替え、墓もお正月の準備。これが小生の御用納めという次第。毎年のことであるが、かくして今年もこともなく暮れてゆくようであります。 昨夜来の雨で道はしっとり濡れて、風もなく冬にしては寒くもないおだやかな朝。 道の辺の薔薇が小さな蕾を付けていました。元旦に咲こうというのでもあるか。夜来の雨の名残か、水滴が花に寄り添ってもいました。(雨露に濡れてふふめりときじくの薔薇) 朝露によごれて涼し瓜の土とは芭蕉の句であるが、これに倣えば、 朝露にふふみて赤し薔薇の花 (筆蕪蕉)でしょうか。 朝露と来ればの夏の季語にて、今の季節にはそぐわないのであるが、この句が思い浮かんだのだから仕方がない。冬に咲くバラも「ときじく」であるが、小生の頭脳と感性も亦「ときじく」のようであります(笑)。 俳句は難しいので短歌もどきを1首したため候。おだやかに わが年も暮れ 朝露に 濡れてやふふむ ときじくの薔薇 (偐家持) (注)ふふむ=含(ふふ)む。「ふふむ」は「つぼむ」と同義にて、蕾の状態にあ ることを言う。 ときじくの=永遠の、時期外れの。ここでは「季節外れの」の意。 (同上) 今年も今日を入れてアト3日。残り少なくなりました。当ブログも大晦日にもう一つ定番の年末ご挨拶記事を書いて今年の締めと致します。 ではでは、どちら様もよいお正月をお迎え下さいませ。
2014.12.29
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偐万葉・若草篇(その14) 本日は、今年最後の偐万葉。シリーズ第227弾となりますが、若草篇その14であります。 <参考>過去の偐万葉・若草篇はコチラから。 偐家持が小万知に贈りて詠める歌10首家にあれば 寝坊家持 草枕 旅にしあれば 明けぬ間に起き我妹子は 朝寝の舟か 銀輪の 家持われは 明けぬ間に漕ぎ葛城に 立ちたる夏の 雲見れば 霜の白さも いやなつかしき (大伴家雲)冷蔵庫の チルドのへりに 置く霜の 白きを見つつ 朝餉の支度 (大伴家飯)この夏の 残暑は厳し かささぎも い寝てやあらし カラス群れ行く (大伴家鳥) (注)家雲、家飯、家鳥は、やかぐも、やかめし、やかとりと訓みます。(本歌)鵲の 渡せるはしに 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける (大伴家持)朝庭に ツクツクボウシ 鳴く聞けば わが待つ秋の 近づくらしも (クーの休日) 盗人と 己が名呼ばれ 萩むくれ (元句) 旅人と 我名よばれん 初しぐれ (松尾芭蕉)地に落つる 四粒の葡萄 な食ひそ それはも絵には 欠かせまじとぞ (偐智麻呂)うたひめの ゆきくならしし このみちに たむけとせなや こすもすもがな (にせやかもち)割れ柘榴 笑ふ秋山 ゆく道に 小万知はあけびの あくび見むと言ふ (笑家持)もみぢ葉の みなもの影の しづもりて 雲ゆき鳥なき 秋深みかも (黄葉) (白彼岸花) (注)上記掲載の写真は小万知氏撮影のものです。 偐家持が偐山頭火に贈りて詠める歌6首ほか 並びに偐山頭火の返せる歌1首ほか茗荷の香 惜しと思へど 庭の蚊の 憂しとかにかく 摘まずにあるか (偐山頭蚊) 偐山頭火が贈り来れる句1句 茗荷でも喰うて 忘れたい 偐家持が追和して詠める歌1首茗荷食ふ までもなきわれ 忘れたき ことの何かも 忘れてあれば (偐山忘火)しみじみと ひとりのむべし はてるまの とほきしまより きたる泡波 (酒田山頭火) 偐山頭火が返せる歌1首しみじみと もの思いつつ 泡は消え 空瓶にさす 薄訪ねる (何だ山頭火) (波照間の泡盛「泡波」 偐山頭火氏撮影)西に住む 偐山頭火 わがごとく 湯にも入れやと 時分かず言ふ (二日酔い旅人)(本歌)湯の原に 鳴く芦田鶴は わがごとく 妹に戀ふれや 時わかず鳴く (大伴旅人 万葉集巻6-961)しらぬ湯の 二日市の湯 君言へば いまだは見ねど つかるもよきか (三味線漫才) (注)二日市の湯=福岡県の二日市温泉(本歌)しらぬひの 筑紫の綿は 身につけて いまだは着ねど 暖かく見ゆ (沙弥満誓 万葉集巻3-336)かにかくも われは知らざり 河内なる 温泉大学 開学の意義 (湯あたり家持) <参考>偐山頭火氏のブログ「河内温泉大学」はコチラから。
2014.12.26
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本日は第9回ナナ万葉の会例会でした。 前回の例会が大学同窓会の青雲塾万葉ウォークとの合同開催となったことで、そのご縁で、大学の先輩、植〇氏も今回はご参加下さることになったほか、新しくお二人の女性がご出席となり、参加者は11名(女性9名、男性2名)となりました。 今回、初めてご参加の女性お二人は、小生の友人でもある岡本三千代(万葉うたがたり会代表)さんが講師をなさっている万葉講座にご参加されているとのことで、不思議なご縁でした。 さて、植〇先輩は喫茶ナナの東方の山麓にある恩智神社に行ってみたいと仰っていたので、早めに喫茶ナナに行って、同氏を神社へご案内することとしました。ご案内したのは、恩智神社、恩智城趾、八尾第一万葉植物公園、恩智左近墓などですが、写真は撮っていません。当ブログの過去記事にそれらを紹介したものがありますので、興味ある方は下記<参考>の記事をクリックしてご覧下さい。 <参考>万葉歌碑・八尾第一万葉植物公園 2014.1.12. 恩智城趾と恩智神社(上) 2014.1.14. 恩智城趾と恩智神社(下) 2014.1.15. 今回の例会のタイトルは「野にかぎろひの立つ見えて」でありました。タイトルからもお分かりのように、柿本人麻呂の有名な歌からの文言です。次回のテーマは何にしようかと決め兼ねていたら、我妹曰く「今の時期なら’’かぎろひ’’でしょう。」と一言。なるほど、とこれを採用。10歳そこそこの少年、軽皇子(草壁皇子の子息、のちの文武天皇)に供奉しての阿騎野遊猟の歌を取り上げることとしました。 併せて柿本人麻呂の生涯やその死などにも触れ、人麻呂のその他の歌も少しばかり鑑賞という内容にしました。 この辺のことも過去の銀輪散歩の記事で一部取り上げていますので、興味ある方はそちらをご参照下さい。 <参考>かぎろひの丘銀輪万葉(その1) 2011.1.7. かぎろひの丘銀輪万葉(その2) 2011.1.8. かぎろひの丘銀輪万葉(その3) 2011.1.9. で、面白い偶然は、今回初参加の女性お二人は、共にその「かぎろひの丘」のある大宇陀のご出身ということであり、また、常連のお一人の女性は来年1月7日に、その宇陀の地で行われている「かぎろひを見る会」に、友人に誘われて参加することになっていて、現地での旅館を予約したばかりだというのでありました。そういう意味では、今回のテーマはまことに当を得たものであったということになりますかな(笑)。 いつもは2時間以上も色々と脱線しながらお話するのですが、今回は3時からクリスマス会をやることとなっていて、ギター演奏などのアトラクションやワインや大根炊きなどの食べ物も出るということなので、それまでには話を切り上げるべしで、少し端折った説明となり、1時間で切り上げました。最後に皆で人麻呂の歌を何首か朗誦して締めと致しました。 次回第10回例会は来年1月31日(土)に開催と決まりましたので、翌日2月1日の若草読書会での「万葉の話」と同じテーマでやることとし、大伴旅人を取り上げることにしようかと思っています。取り上げる角度は少し変えてと思っていますが、資料作りがその方が楽なので。ヤカモチ流という奴です(笑)。 さて、次の部は楽しいクリスマス・ギターコンサート。(nanaクリスマス会 ギター演奏風景) 演奏下さったのは、喫茶ナナのママさん、小〇さんのお知り合いの方たち。ボランティアであちらこちらで広く演奏活動をなさっているとのこと。グループのお名前は、とお聞きすると、ダンディーズだったが、「男爺爺ズ」に変えたとか本当とも冗談ともつかぬことを仰っていました。リーダーの男性と小〇さんとはお住まいがご近所のようでありました。 クリスマスソングや懐かしい歌を演奏下さり、楽しませて戴きました。楽しい演奏有難うございました。 植〇先輩のシャンソンは残念ながら今回はお預けとなりました。 ご本人曰く「酔って歌詞が思い出せなくなった」。是非に及ばず、でありますな(笑)。(同上) 最後に、銀輪家持の相棒の銀輪影持君をご紹介申し上げます。 これは、昨日の花園中央公園での写真です。 どうぞ、みなさま、良いクリスマスを。(銀輪・影持登場)<参考>ナナ万葉の会関連記事はコチラから。
2014.12.23
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昨日は雨で一日中家でゴロゴロして居りましたが、今日はいい天気なのでMTBで銀輪散歩。 年賀状を投函してから、恩智川沿いを南へ。ついでに、喫茶ナナに立ち寄って明後日23日開催のナナ万葉の会で参加者に配布する講義資料を届けて置こうという用向きもありました。年賀状を印刷したついでに講義資料も印刷に打ち出したので、早めにお届けして置こうというもの。 銀輪散歩は18、19、20日と三日間お休みしていましたから、心なしかペダルが重いように感じましたが、大和川まで行って折り返し帰って来るというものでありましたから、走行距離は僅かです。 喫茶ナナに立ち寄ると、小〇さんと松〇さんが店に。少し遅れて筒〇さんという男性の方が来られましたが、今日は2時から筒〇さんが講師になってホツマツタヱについての講義があるとのことでした。しかし、小生は別の用向きもあって講義が始まる前においとま致しました。ホツマツタヱ(秀真伝)については、以前小〇さんから大部な本を見せて戴いたことがありますが、小生には知識不足にて説明も論評も致しかねますので、下記参考をご参照下さい。 <参考>ホツマツタヱ・Wikipedia ホツマツタエ・日本翻訳センター (ホツマ文字) 講師をされる筒〇氏とは以前ナナでお会いしたような記憶があるが、名刺を交換したのは今回が初めて。現役の頃は初対面だと名刺を交換するのが常にて、日本のビジネスマンの習いに従い、小生もよく名刺交換をしたものであるが、現役引退後は自ら名刺を差し出すということはしないのを原則としているので、名刺を使うことは殆どなくなりました。今回も筒〇氏の方から、名刺を出して来られたので、それに応える形で、小生も自身の名刺をお出ししたのでありました。相手が名刺を出して来られる場合もあるので、失礼にならぬよう一応名刺は持ってはいるのです(笑)。 銀輪散歩もいつものコースにて目新しいものも、これと言ってなく、写真はありません。ということで、喫茶ナナのテーブルに飾ってあったディスプレーの写真を掲載して置きます。巨大な柚子とアケビの実が目を引いたので撮影したものでありました。 ユズについては、「鬼柚子」と小〇さんが仰っていたので、そういう名の品種なんでしょう。アケビは筒〇氏が「岡山の友人が庭に生っていたのをくれたので」と仰っていましたから、同氏がお持ちになったものなんでしょう。(鬼柚子と木通) 明日は冬至。柚子風呂に入りカボチャを食べる、というお方も多いのでしょうが。この柚子は小振りのカボチャ位の大きさがあります。柚子という感じではないので、調べてみると、鬼柚子というのは獅子柚子ともいい、その形状から「柚子」という名が付いてはいるが、柚子の仲間ではなく、ザボンやブンタンの仲間であるそうな。
2014.12.21
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本日もこれと言ってブログに書くほどの事は何とてもないのであるが、いつまでも「昼間の忘年会」をトップ記事にして置くのも如何なものかと更新であります(笑)。 本日は年1回の成人病(今は生活習慣病と呼ぶようだが)検診の日。大阪駅前の大阪中央病院へ。ヤカモチ的には自転車で行く「近隣散歩」の域内であるのだが、朝食抜き、朝9時から、とあっては、銀輪散歩のついでにという訳にも参らず、電車で。(大阪中央病院) 人の死亡率は100%。遅かれ早かれ人は死すべきものにてあれば、病を早期に発見して命を幾許か長らえることに如何ほどの意味があるのか、という気もしないでもない1296歳のヤカモチでありますが、生活習慣病検診も亦一つの生活習慣ともなって居りますれば、そのならいに従い検診を受けて参りました(笑)。 検診が全て終了したのが10時40分。 朝食抜きなので、病院の向かいの毎日新聞社ビル1階の喫茶店で遅い朝食とも早い昼食ともつかぬ食事をとるのが、これも習慣となっている。今回も同様にその喫茶店へ。 以前はOrionという名であった店がOxygenという名に変り、店内の様子も変っていました。店の人に聞くと今年の6月からこのように変ったとのこと。囲碁例会の際にこの前を自転車で走ることもあるので、店の出入り口が少し変ったことは夙に気付いていましたが、店名や内部の設営が変っていることは今回初めて知りました。 店に入って携帯電話を見ると、大学同期の八〇君からの着信と留守電。折り返し彼に電話を入れて暫し雑談。 彼から電話の入った経緯は以下の通り。 昨日、年賀状の印刷、宛名印刷などを済ませましたが、その際に昨年中に戴いた転居通知などのハガキを参照して、住所録の修正を行いました。それらのハガキの中に八〇君からの暑中見舞い兼取締役相談役退任挨拶状が入っていて、それに記載されているメールアドレスを携帯に登録しようとして、操作ミス。彼の携帯に電話発信をしてしまった次第。直ぐに気が付き電話を切りましたが、彼の方に着信記録は残ってしまう。 で、彼は(同君は東京在住)小生が東京に出て来てでもいるのかと電話をしてくれたのでありました。とんだ操作ミスで彼には迷惑を掛けたことになったが、久々に声が聞け近況を知ることを得たのは愉快なことでありました(笑)。こういうミス、みなさんはされたことありませんか。まあ、友人で良かったですが、相手によっては・・冷や汗ものになりますな。
2014.12.19
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今日は大阪も雪が舞う寒さ。そして強風。北国や日本海側では大雪、北海道では猛吹雪とか。富良野のfurano-craftさん、津軽の童子森の母さん、会津のひろろさん、新潟のふぁみり~キャンパーさん、高岡の英坊3さんなど、大雪の中でしょうか。何事もなきことをお祈り申し上げます。大阪は風花のような雪が少しチラついたに過ぎませんが、そんな中、懲りぬヤカモチさんは銀輪散歩でありました。と言っても、友人との忘年会をするための外出を兼ねてのものでありますので、単なる「徘徊」ではありませぬ(笑)。 忘年会と言ってよいのかどうか疑問ですが、友人の利〇氏から「忘年会をしよう。」という電話があり、ミナミ辺りで会食、という予定でしたが、結局、昼食を一緒するということに変更になったもので、昼間の忘年会という訳であります。彼の指定して来た店が「かに道楽・東大阪店」。 囲碁例会で自転車で中央大通りを走る時には必ずこの店の前を走っていたのでありますが、小生は、店の存在を記憶するということはありませんでした。ところが、最近、と言っても少し前のことになりますが、ブロ友のひろみちゃん氏が「かに道楽でランチしました」というのを記事にされているのに接して、初めてこの店の存在と位置を認識した次第。そんな矢先であったので、利〇氏がこの店を指定して来た時には、直ぐにそれと分かったのでありました。 夜の会食は自転車で出掛ける訳にも行かないが、昼間とあっては銀輪散歩のついでに、というのが可能なので、小生としても好都合。ということで愛車のMTBで出掛けました。 <参考>「かに道楽でランチしました。」(ひろみちゃん氏のブログ)(かに道楽・東大阪店) 上の写真は、ひろみちゃん氏のブログから拝借しました。 帰途は、水走の上新電機に立ち寄ってインクを購入。昨日、年賀状の印刷をしていて、途中でインクがなくなったのでありました。 で、銀輪散歩の方も、ブログネタとなるようなものもこれと言ってありませなんだので、往路で見かけた、風情ある民家の佇まいと言うか、路地の景色などの写真を掲載して置くことと致します。(東大阪市角田地区)(同上)(同上) この一角に出る前に諏訪神社というのがありました。以前に来たことがあると写真には撮りませんでしたが、調べてみると、2010年8月4日の日記(下記参考)にそれがありました。同日の日記では、「東大阪市吉原にある神社」と説明していますが、これは間違いで、東大阪市中新開1丁目にある神社でありました。ということで、その日の日記から神社の写真を転載して置きます。 <参考> 鶴見緑地銀輪散歩 2010.8.4.(諏訪神社) 何やらとりとめもない記事となり、どのカテゴリーに分類していいのやらでありますが、年賀状の印刷と今月23日に開催の第9回ナナ万葉の会の講義資料の作成でバタバタして居りますれば、今日の処はこの辺で失礼仕り候。
2014.12.17
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本日は青雲会の方の囲碁例会の日。こちらも今年最後の例会。タイトルは「囲碁打ち止め」としましたが、勿論これで囲碁は止めるということではなく、囲碁を打つのは今回が今年最後になるというものに過ぎない。師走になると「今年最後の」という言葉が飛び交う、とはブロ友のビッグジョンさんの言であるが、小生はこの言葉、ブログでは今回が2回目の使用になる。あと何回使うやら(笑)であります。 今年最後の例会出席者は8名。いつもより少な目となりました。小生は中〇氏、山〇氏と対局、連敗。先日の会社OB会の囲碁の3連敗の後遺症を引きずっているような、筋の悪い打ち方、読み違え、で何れも中押し負け。次に対局したのは新〇氏。これは逆に中押し勝ちとなって、漸く連敗脱出。もう1局という同氏の要請に応じて再度同氏と対局。今度は少し負けたかなという感じでしたが、並べてみると小生の1目半勝ちでありました。 ということで、本日の成績は2勝2敗。これで今年の青雲会囲碁の成績は21勝13敗。会社OB会のそれが負け越しであったのに比べると、こちらの方はまずまずの成績で終わることができました。 今回も自宅を出たのが遅めであったので、これという立ち寄り先はありません。いつもの「珈琲なかおか」中之島店で昼食を済ませた後、中之島公園、北浜周辺を少し走って、囲碁会場に行きましたが、その折に撮った写真でも掲載して置くこととします。(中之島公園、川は土佐堀川) 大江橋を渡って中之島に入った処で、囲碁会場へと向かう新〇氏と遭遇した。会場とは逆方向に行く小生を見て、「今日はないの?」と同氏。「いえ、ありますよ。少し散策してから行きます。」と小生。 ブログに掲載するための写真を何か撮って置こうという小生の行動であるが、そういう事情はご存知でない同氏からすれば、やや理解に苦しむ小生の行動であったやも知れませんですな(笑)。 川面にはカモメが飛び交っていました。 公園では、明日から何やらイベントがあるらしく、テント張りの出店があちこちで設営中でありました。(難波橋) 難波橋を渡ると北浜である。奥に見えているのは旧大阪証券取引所建物。昨年7月に東京証券取引所に統合され、現在は金融派生商品(デリバティブ)特化型の取引所に組織変更され、その名も「大阪取引所」に変更されている。 <参考>大阪取引所・Wikipedia(五代友厚銅像) 大阪取引所の前には、大阪証券取引所生みの親でもあり、大阪経済の復活に尽力した五代友厚の銅像が立っている。日頃は余り気にもしないのであるが、さて、現在の大阪取引所の状況については彼、才助どんはどげんに思ってござらっしゃるやら、おいはわかいもはん。 <参考>五代友厚・Wikipedia(取引所の向かいにある喫茶店) レトロな建物の喫茶店の前を通って、再び難波橋を渡り、囲碁会場へと向かいました。 <参考>囲碁関連の当ブログ記事はコチラから。
2014.12.13
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偐万葉・ビッグジョン篇(その26) 本日はシリーズ第226弾、偐万葉・ビッグジョン篇(その26)とします。ビッグジョンさんとは2010年5月からブログ交流が始まっていますので、4年半余のお付き合いになります。そのご健脚に敬意を表し偐万葉では交野歩麻呂(かたののほまろ)と呼ばせて戴いて居ります(笑)。 <参考>過去のビッグジョン篇はコチラから ビッグジョン氏ブログはコチラから 偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌14首草ばかり なれど花あり 花あれば 人のこころも 花と咲くなり (Gの言ひ分)歌満てば 時を置かぬが 偐万葉 あるじなしとて アップな忘れそ (偐菅公) 歩麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が返せる歌1首ブログにて 古き友にも 出会ひけり 縁は異なもの 手段選ばず (歩麻呂)瓢箪も 駒を出すとふ ブロコメの 手違ひありて どち連れ来たる (瓢箪山の家持)共存と 言ふも烏滸なり 隼人瓜 柿迷惑に 絡みて生れる (柿田隼人正瓜相)瓜の木と いつしなりけむ 柿の木の 恨みも覆ふ 隼人瓜らし (柿本瓜麻呂) (柿の木を覆う隼人瓜)暗門(あんもん)の 滝の林檎の 昼餉では 寂しと嶽(だけ)の きみ待つらむか (嶽麻呂)嶽のきみ 食(は)みつ来し方 振り向けば もみつ桜の 並木なりけり (きみ麻呂) (嶽きみ) (東北自然歩道) 歩麻呂に書き贈りたる俳句1句 ことさらのもの無くてよし杉の秋 (筆蕪蕉) (元句)刈りかけし田づらの鶴や里の秋(松尾芭蕉) 歩麻呂が追和せる俳句2句 柿の実が夕日に映えて里の秋 (歩麻呂) そこここに柿の実残る里の秋 (歩麻呂) (枚方市杉地区の里山)鷲峯山の み寺の道は 辛(から)くとも いとはずぞ来し もみぢ踏みつつ楚(しもと)踏み 杉の下道 わが来れば 和束の茶畑 見らくしよしも (鷲峯山金胎寺) (和束の茶畑)きくいもは 如何に食ふやと きく背子は 妹に任せて 菊芋食ふや (菊生姜) (菊芋)晴れ男 来たるをうれしみ みかの原 雨止み山に 雲立ち昇る (恭仁歩麻呂)鹿背の山 狛山も見せつ わが背子に 恭仁のさやけき 風と行く道 (恭仁歩麻呂) (山城国分寺・恭仁宮趾) (流岡山と湾漂山)山河(やまかは)の さやけき里の クニノミヤ ローズマリーの 芽吹く待たなむ (恭仁宮薔薇麻呂) (ローズマリー)寄り添へる 歌はさほどの ことなきも 絵がもの言ひて らしく見ゆらむ<脚注>掲載の写真はビッグジョン氏のブログからの転載です。
2014.12.12
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昨日、囲碁例会から帰宅したら、furano-craftさんからの、きのこのピンバッジが届いていました。 furano-craftさんというのは小生のブロ友。昨年の3月からブログ交流が始まりましたから、1年9ヶ月のお付き合いになる。同氏は、北海道・富良野の地に魅せられ、京都から移住、富良野の森の保全に資することにもなると、間伐材など森の自然素材による木工雑貨の創作・販売の活動を始められました。まあ、小生などには真似の出来ない素晴らしい生き方をされていますが、同氏が小生のブログ記事を楽プロでナイスして下さったことがきっかけとなり、相互のブログをお気に入りに登録、という形でブログ上の交流が始まりました。 偐万葉・ふらの篇という形で何度か当ブログでもご紹介申し上げていますので、ご記憶のお方も多いかと存じますが、今回、偶然にも同氏のブログへの小生のアクセスが66666件目であったことから、上記の品はその記念にと送って下さったのでありました。普通は、自分の訪問が何件目のアクセスかなどは気にもとめないのですが、偶々ご訪問した記事が「間もなく66666アクセスに到達・・」という内容のものでありましたので、自身が開いた頁の右上部のカウンターを見ると、66666であり驚きました。 その旨、コメント欄でお知らせすると、このような可愛らしい記念品を送って下さったという次第。(きのこのピンバッジ・正面) 素朴な味わいの正面の顔。RokuGo(麓郷)の文字が焼き付けられています。同氏の本拠地・麓郷はまさに6・5、他の数字のゾロ目とは違い6並び、それも5つ並んでいる66666が特別な数字である訳で、それを踏ませて戴けたのは、まことに光栄なことでありました(笑)。 横顔はこんな感じ。(同上・側面) 裏面には、記念の数字66666と「祝」の文字が焼き付けられています。(同上・裏面)麓郷は いまだ踏まねど 五並びの 六をぞ踏めり 河内のをのこ (山部踏人) ということで、いやはや、furano-craftさん、どうも有難うございました。 みなさまにお披露目かたがた、この場をお借りしてお礼申し上げる次第にて候。 <参考> 偐万葉・ふらの篇はコチラから。 furano-craft氏のブログはコチラから。 ショップ森の工房・木力工房のホームページはコチラから。
2014.12.11
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本日は今年最後の囲碁例会。前回は所用で欠席したので、久しぶりの囲碁でありましたが、それもあってか、調子が悪く、3戦全敗。本日の出席者は福〇氏、村〇氏、平〇氏、荒〇氏と小生の5名。小生は福〇、村〇、荒〇の3氏とお手合わせ戴きましたが、何れも惨敗。何故か筋の悪い手ばかりを打ってしまいました(笑)。 そんなことで、今年1年の通算成績は20勝21敗と一つ負け越しとなってしまいました。全通算では165勝145敗とまだ勝ち数が上回っていますが、昨年に続いて今年も負け越しであります。 本日もMTBで梅田に向かいましたが、家を出たのが遅かったので、立ち寄り先はなし。これという写真もありませんので、梅田スカイビルの中庭・ワンダースクエアで開催中のドイツ・クリスマス・マーケットの様子を写真でご紹介して置きます。(梅田スカイビル・ドイツ・クリスマス・マーケット) 中庭の中央に大きなクリスマス・ツリー。それを取り巻くように色んなお店が出ています。結構な人出でありました。(同上)(同上)
2014.12.10
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第152回智麻呂絵画展 今年最後の智麻呂絵画展を開催致します。今年は今回で18回(注)の開催となりました。出展絵画数も179点(うち1点は恒郎女さんの作品)の多数を数えました。ご来場下さった皆さま、コメントを下さった皆さま、心よりお礼申し上げます。 では、今年最終の智麻呂絵画展、ごゆるりとお楽しみ下さいませ。 (注)数え直すと19回の開催でした。訂正します。(2014年12月14日追記) <参考>他の智麻呂絵画展は下記からご覧になれます。 第1回展~第100回展 第101回展~第200回展 第201回展~ 先ずはシュウメイギクの絵から。 これは、小万知さんの写真集から絵にされました。その次のツワブキもルコウソウも小万知写真集からのものです。花の少ない季節には小万知写真集は格好の画材となるようです。(シュウメイギク) 俳諧では、初冬の少しあたたかい小春日和に、草木が時期外れの開花をすることを「帰花(かへりばな)」と言うそうだが、今の時期にシュウメイギクの絵となると、これもまた帰花ということになりますかな。 凩に匂ひやつけし帰花 (芭蕉)ひとりおくれ 咲くは白菊 智麻呂の 帰花かな 秋明菊は (偐家持) シュウメイギクは菊という名は付けどキクの仲間ではなくアネモネの仲間。聞くと見るでは大違いという奴ですな(笑)。(ツワブキ)(マルバルコウソウ) 次の牛は藤井寺市にある道明寺天満宮境内に鎮座まします牛の像です。現地にて写生されたものではなく、これも偐山頭火氏が撮影された写真から絵にされました。同氏が画材にと写真を持参されたとのことであれば、是非に及ばずであります(笑)。(道明寺天満宮の牛) 次の玉葱と蜜柑3題は、西〇さんからの戴き物であります。 西〇さんというのは、第132回展の蜜柑、第136回展の柿を下さった奥様のことです。 <参考>第132回展 第136回展(玉葱)(蜜柑A) 蜜柑二つ画いてみた。(A)う~ん、ちょっと寂しい。 三つの方を画いてみた。(B)う~ん、まだ少しさびしい。(蜜柑B) これで、どうだ。(C)賑やかでよろしい。 恒郎女さんは、蜜柑の絵が3枚も続いたので、「多過ぎる」と言って居られましたが、智麻呂さんがABCと連作されたのは上のようなことではなかったかと、ヤカモチは想像したりもしているのでありました(笑)。(蜜柑C) 次は、ハム。五〇さんからのいつもの贈り物です。 それぞれに貼られている名札は、ヤカモチの余計なお世話ではなく、智麻呂さんご自身が貼られたもの。カタログ風になりましたが、智麻呂さんの遊び心も見えて、これはこれで面白い雰囲気ですな。(六合ハム) 次の「鶴と松」は友〇さんが制作された貼り絵を写生されたものです。 友〇さんの貼り絵は精緻なもので、豪華絢爛、格調高い、堂々たる作品でありますが、智麻呂さんが描かれると素朴な味わいのある絵に変身であります。(鶴と松)心あらん 人にぞ見せむ 松の雪 はね差し交し 鶴の鳴き行く (偐家持) 次の「銀杏の葉」と「山茶花A、B」は、智麻呂邸の前の小緑地にある銀杏の木と山茶花の木からの贈り物であります。(銀杏の葉)あらし掃く 庭の木の葉の 惜しきかな まことの塵に 成ぬと思へば (西行 山家集498)山おろしの 月に木の葉を 吹きかけて 光にまがふ 影を見る哉 (西行 同499)あらし掃く 木の葉の惜しと わが背子は 拾ひ集めて 絵とやなすらむ (偐家持)(山茶花A)おしなべて 同じ顔なる 山茶花の 花もかくやに 年は暮れぬる (偐家持)(本歌)おしなべておなじ月日の過ぎゆけば 都もかくや年は暮れぬる (西行 山家集575)(山茶花B) そして、最後は来年の年賀状には「ヒツジ品」のヒツジであります。 どちらさまも良い年をお迎えになられますように。(ヒツジ) ご挨拶 この一年、智麻呂絵画展をご覧下さったみなさま、あたたかいコメントを下さったみなさま、画材をご提供下さるなど色々な形でご支援下さったみなさま、本当にありがとうございました。 みなさまに励まされ、支えられ、拙いながらも、多くの絵を描くことができました。病を得て15年、身は不自由になりたるも、心と色鉛筆は自由奔放、いよいよのびやかであります。これも皆さまのお蔭と心より感謝申し上げます。 今後とも精進し、みなさまとご一緒に智麻呂絵画展を楽しみたいと存じますれば、来年もまたよろしくお願い申し上げます。どうぞ、みなさまの上に神の祝福と豊かなみ恵みがありますように。 智麻呂・恒郎女 ということで、少し早いですが、本日を以って偐家持美術館は年末年始の休館に入ります。偐万葉田舎家持歌集の方は年内営業致しますので、どうぞお立寄り下さいませ(笑)。
2014.12.09
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本日は、月例の墓参。 月例の墓参は毎月上旬の土日の何れかと決めているが、今月は本日7日となりました。今年も残り僅かとなりましたが、年末28~30日頃に、もう一度、今年最後の墓参をして、新年を迎えることとなります。 墓へは結構な勾配の坂道を上って行きます。所々にこのような昔ながらの佇まいの家があるのもいい。(墓地への道A )(同上B) 上の写真Bの家の西隣の家の庭先に、下のような実が生っていました。見た瞬間は何の実だろうと思いましたが、バラの実であることに思い到りました。バラも種類が多く、このバラの実は棘がビッシリ。何と言うバラであるかまでは小生には分かる筈もないことである。(何の実?) 蝋梅も辛夷も蕾が少し膨らんで、早くも春の備えをしている風。よく見ると気の早い蝋梅の花が一輪、二輪、既に咲いているものもある。 上の写真Bの家の向かい側がお寺である。その門前に貼り出された言葉は、今日はこんなのでありました。(今日の言葉) 悩むことは、本人にとっては「辛いこと」「苦しいこと」であるのでしょうが、それは、思索を深め、感性を磨き、心を成長させる営みでもあれば、それを「負」ととらえず「尊いこと」と思いなすだけでも、悩みの幾分かは軽減されるというものでしょうな。悩み事は解決するに越したことはないが、解決しなくても、悩むことによってなにがしかのものを人はそこから得ている、ということでもある。 ホモ・サピエンスはホモ・クーラースでもある(笑)。(墓地) 墓地の南側の藪の向こうには東大阪市立郷土博物館がある。前はよく通るがもう長らく中に入ったことがない。 娘が小学1年生だった頃の夏休み、大阪南港からフェリーで九州へ向かったことがあったが、夕刻の出航まで時間があるので、長居公園にある大阪市立自然史博物館に立ち寄った。そこには恐竜やナウマン象の骨格復元標本などが展示されていたが、彼女にはそれが印象に残ったようで、夏休みの宿題の絵日記のその日の日記に、家族と郷土博物館に行って恐竜の骨を見ました、というようなことを書いた。彼女にとっては「博物館」は全て「キョウドハクブツカン」であったのですな。まあ、小学1年生には「キョウド(郷土)」の意味は分かるものではなく、博物館という言葉の意味も正しくは理解できていない。よって、何やら色んな物が展示してある建物は「キョウドハクブツカン」と言うのだと思っていたのでしょう。小6の兄に笑われて彼女は「キョウド・ハクブツカン」だと言うことを知り、このような展示用建物は「ハクブツカン」というのだということを学んだという次第。(墓地からの眺め) 墓地からの眺めはいつもの通り。近鉄電車が瓢箪山駅を出て東花園駅へと向かっているのが見えます。線路の左に見えているのは恩智川。恩智川は写真の左方向から流れて来て、東花園駅前で直角に東(こちら)方向に向きを変え、瓢箪山駅の西側でまた直角に向きを変えて北方向(右側)へと流れています。
2014.12.07
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本日は関西邦楽作曲家協会第36回作品発表会に出掛けて参りました。若い頃からの友人で若草読書会の仲間でもある、和麻呂さんこと大嶽和久氏が会長を務める関西邦楽作曲家協会の作品発表会。先日の若草読書会の折に和麻呂さんから招待券を頂戴していたのでありました。(淀屋橋) 会場は淀屋橋、朝日生命ホール。午後1時開場、1時半開演。 演目は11作品で、大嶽氏の曲は7番目、曲目は「誓いのとき」。 曲「誓いのとき~大阪の陣四百年に寄せて~」は、同氏が大坂の陣400年事業柏原実行委員会の委嘱を受けて作曲されたもので、当ブログでも既に紹介済みのものである。 <参考>大坂夏の陣・小松山合戦まつり 2014.5.3. (関西邦楽作曲家協会第36回作品発表会パンフレット)<注>大嶽氏作曲の「誓いのとき」の曲の解説は写真右を クリックして拡大写真でご覧下さい。 前回(第35回)は撮影禁止であったような気がしたが、今回は色んな方が撮影して居られたので、小生も少し撮影させて戴きました。(「誓いのとき」演奏風景) 前回の小松山合戦まつりでの演奏の時よりも、箏も十七絃も倍増、迫力も倍増でありました。 (写真左:同上、右:「御茶紀行」演奏風景) 会場には、若草読書会のメンバーの謙麻呂さん、偐山頭火さんもそれぞれ奥様ご同伴で来て居られました。ヤカモチの奥様は何故か来て居られませんでした(笑)。 大嶽氏の演奏が終わった処で両氏はお帰りになりましたが、小生は次の演目8番目の「御茶紀行」まで聴いて、帰途につきました。 淀屋橋から梅田まで歩き、紀伊國屋書店へ。買い物を済ませて書店を出た処で背後から声を掛けられる。何事かと振り向くと若い男性。泉の広場へはどう行けばいいか、という質問。ちょっと説明しにくいので、途中まで案内することに。四国の松山からやって来たという青年だが、方向違いに来てしまって道に迷ったご様子。関西人も四国遍路では松山の人にお世話になっていることでしょうから、そのお礼の意味でも親切にご案内しなければならぬ、というものであります(笑)。 それはさて置き、謙麻呂さんが中座した理由はガンバ大阪のJリーグ優勝のかかった最終戦があるので・・というものでありましたが、帰宅すると、ガンバ大阪が優勝を決めていました。まあ、ガンバ大阪を応援している訳でもありませんが、何であれ「大阪」が優勝するのはいいことです(笑)。ご免なさいたま。 <参考>大嶽和久氏のブログ「音楽の輪・話・和」 前回のコンサートの記事「布留の里」2013.12.7.
2014.12.06
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偐万葉・ひろろ篇(その17) 暫くブログ更新をサボっていましたが、偐万葉シリーズ(第225弾)でブログ復帰と致します。 本日は、今年の4月以来の、久々のひろろ篇(その17)です。 今回の14首で、偐家持がひろろの郎女様に贈りたる歌も、ついに300首の大台に乗ることと相成りました(笑)。 <参考> 過去の偐万葉・ひろろ篇はコチラからどうぞ。 ひろろdecさんのブログはコチラからどうぞ。 偐家持がひろろの郎女に贈りて詠める歌14首ひとりあれば 夏の終りの 檜原湖の たゆたふ午後の ゆかし水の音秋の日の 尾花が先の 磐梯の 山恋ひ行きし 檜原湖の道檜原湖を つばらつばらに 来しわれに もみたひ始(そ)みにし 山さなかづら(注)つばらつばらに=「曲曲に」。「しみじみと」の意。 もみたひ=「もみたふ」は「紅葉する」の意。 (檜原湖「ゆく夏」)磐梯に 雲立ち流れ 風薫り 山滴りぬ ほととぎす鳴く檜原湖に 夏来たるらし 磐梯の 山青くして 白雲立ちぬ (磐梯山「初夏」)丘の上の カフェの青屋根 渡る風 木の葉そよぎて 夏光るらし赤き屋根は アンのカフェなり わがカフェは 青き屋根して 丘の上(へ)にあり(青毛のアン家持) (「丘の上のカフェ」)秋の風 はや恋ふらむか 妹が絵に ここだも咲ける コスモスの花コスモスの 花を憶良に 見せたらば 秋の七種 いかにと言ふや(本歌)秋の野に 咲きたる花を 指折りて かき数ふれば 七種の花 (山上憶良 万葉集巻8-1537) 萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔の花 (同 巻8-1538) (「コスモス」)去年(こぞ)の秋 見てし女童(めわらは) 今日更に 惜しと愛(は)しとや 飽かずも見つる (大伴家爺) (「もうちょっと」)うちひさす 都べの道 バス待つと この子はたちの うしろ影愛(を)し (「バス待つ女性」)青き月 のぼり来たりて たましひの こと思索する 一匹の猫 (幻猫持) (「満月」)静寂の 秋の午後なり あるじ無き 小舟はゆたり ゆたゆた三つ (ゆったり家持) (「マリーナの午後」)風寒く 庭の千草は 枯れぬれど 遅れて咲きぬ 一輪の薔薇 (偐白菊姫) (「薔薇」)<注>掲載の絵画はひろろさんのブログからの転載です。
2014.12.05
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