本日も銀輪近隣散歩の道すがらの風景を。
自宅近くの枚岡梅林は、白梅・紅梅、色とりどりの梅の花が今を盛りと咲き匂っています。
梅見の人なるか。仲好く4人並んで座り、何を語らうのであるか。何やら微笑ましい眺めである。
萬世に 年は来経
(きふ)
とも 梅の花 絶ゆることなく 咲き渡るべし
(佐氏子首 巻5-830)
枚岡梅林
は、生駒山地の山の裾野の斜面に広がる
大阪府営枚岡公園
の一部をなす。様々な品種の数百本の梅が植えられ、この時期は梅を愛でる人で賑う。北隣が枚岡神社で、梅林を通って神社へと続く道がある。
昔、高師直の軍と楠正行・正時らの軍との戦がこの辺りであったとの伝承もあり、梅林の一角には「正行首洗いの井戸」なるものもある。枚岡神社を抜けてもう少し北に行くと、住宅地の一角に「正行の首塚」なるものもある。

梅の花 折りてかざせる 諸人
(もろひと)
は 今日の間は 楽しくあるべし
(荒氏稲布 巻5-832)
足元の草地には オオイヌノフグリ が青い小さな花を咲かせていました。

花園中央公園も土曜日とあって遊ぶ子供たちの声がそこここに。ドッグランで犬を遊ばせる人、あづま屋で語らう人、小鳥にエサをあげている人、キャッチボールをする親子。野良猫にエサをあげているオバさんもいた。それぞれの休日である。
見上げると、すっかり葉を落したメタセコイアが春の日差しに照らされて青空にすっくと伸びている。遠くでは、生駒山が優しい稜線を見せている。春の季語では、「山覚める」、「山笑ふ」とのことだが、今日の生駒山は確かに微笑んでいるようでもある。




生駒山 春日の照れば 微笑みて も少し我に 走れといふらし(偐家持)
さて、もうひと走りして来るか(笑)。
自宅療養記・花園中央公園、ライフ新石切店 2025.11.07 コメント(2)
自宅療養記・ホルター心電図と枚岡神社な… 2025.11.04 コメント(2)
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