第35回智麻呂絵画展
友人の凡鬼さんから同氏の手元にある智麻呂氏からの絵手紙6点が郵送されて来ました。ということで、先日撮影の新作と合わせての第35回智麻呂絵画展開催でございます。
<凡鬼コレクションより6作品>
俳句は凡鬼氏の作です。けん家持が無理をお願いして今回のためにお作り戴きました。と言っても所要時間1時間ほどです。俳句や和歌はその即興性が面白いのでありますが、いやいや、凡鬼様、有難うございました。
(兜)
しんぶんし 兜に変身 端午の日 (凡鬼)
下校時の 道草もあり 子どもの日 (凡鬼)
鯉幟 庇の下へ 雨宿り (凡鬼)
鯉幟 今日一日の 雨宿り (凡鬼)

(ムクゲ)
眠さうな 気持の言の葉 むくげかな (凡鬼)
むくげ見し 成都の芙蓉 しのびつつ (凡鬼)

(スイセン)
怯む気を 奮ひ立たすや 水仙花 (凡鬼)

(コスモス)
自生する コスモス低きも 風を呼ぶ (凡鬼)
(カンパニュラ)
真ッ白な 蛍袋や 恋の
黙
(凡鬼)
カンパニュラ 賢治の顔と 夏の空 (凡鬼)

(大根)
貸し農園 細き大根 いとほしむ (凡鬼)
<以下は最新作です。>

(枇杷の実)
枇杷の実の 熟れゆく頃や 通り雨
しばし宿らむ 鈴なりの木に (偐家持)
(アルストロメリア)
異国風 はなの言の葉 うすべにに
あるすとろめりあ 今し咲くなれ (偐家持)
(躑躅)
山つつじ 群れ過ぎず咲き 宇治山の
峠の道の 涼しかりけり (偐家持)
(カンパニュラ)
風鈴の 音むらさきに 花咲きて
風のかそけき 夏の夕暮れ (偐家持)
(四万十川のり)
四万十の 川面の光 吹く風も
家づとならむ つばらにぞ見む (偐家持)
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