9月16~19日と佐渡に行って来ました。先般、村上市沖合の粟島を走った時に、次は佐渡と思っていたこともあっての佐渡銀輪行。久しぶりの佐渡です。かなり以前に金北山に登り、下山の際に林道に迷い込み、折角下って来た道を、かなり疲れた足でまた登り、元の場所に引き返すという苦い経験もした佐渡ですが、今回は自転車持参で走ってみようというもの。しかし、佐渡は広い。特段の準備も計画もなく漠然とやって来たので、道もよく分からない。アバウトな地図を頼りの行きあたりばったりの自転車旅、とても全部は回れませんな。今回は両津、真野、小木、佐和田、相川など国中と小佐渡の一部を走っただけ。トレンクルでは距離がはかどりませんな。北の大佐渡の方は次回の楽しみと致しましょう。
両津港でロードバイクの男性から、「トレンクルですか。僕も持っているんですが、最近ずっと乗っていなくて・・」と声を掛けられましたが、長距離をトレンクルで走ろうというのは、やはり邪道なのかも(笑)。でも、疲れたら、折りたたんで、バスでもタクシーでも乗れてしまうという処が安心である。
新潟空港から佐渡汽船乗り場までタクシーで。新潟港からはジェットフォイルで1時間、カーフェリーで2時間半。船旅はフェリーの方が趣があっていいのだが、今回はジェットフォイルで。途中で、30分先に出たフェリーを追い抜き、フェリーより1時間先に到着とあっては、勝負あったようなもの。
では、佐渡銀輪行、何回かに分けてご紹介することと致しましょう。
(ジェットフォイル・・小生が乗船したのとは別のものです。) 
(新潟港)

(新潟港・入船タワー)

(両津港)


(両津港バス停)
さて、どちらへ行くか。取り敢えず真野方向に走ることにする。既に午後2時を回っているので、途中までバスを使うことに。新穂で下車。

(加茂湖)


(土田麦僊・杏村記念碑)
新穂バス停から少し西へ行くと、土田麦僊・杏村記念碑があった。
土田麦僊
は日本画の画家、弟の
杏村
は哲学者。このお二人のことはよくは知らぬが、ここ新穂村の出身とあっては、この地から銀輪行を始める偐家持としては、ひとまず敬意を表して置く。
記念碑の先の
日吉神社の前で左折すると真野方面への道。
清水寺
(せいすいじ)
を訪ねることに。清水寺
(きよみずでら)
を模した舞台があるとかで、それを見てみようと、ゆっくりした坂道を山の方へと向かう。道の両脇は黄金なす稲田が広がっていて、美しい眺め、と言うか、心和む懐かしい景色である。

(日吉神社)


(清水寺への道-稲田)

(清水寺への道-彼岸花)
(清水寺山門) 


(清水寺・救世殿)



<参考> 佐渡清水寺
清水寺から下って来ると根本寺という大きな看板。立ち寄ってみる。
<参考>
根本寺ホームページ
日蓮が流された当時、この地には塚原の三昧堂が建っていて、死人の捨て場になっていたとか。日蓮はこの三昧堂に入って、佐渡での生活を送ったのである。その跡地に建てられたのが根本寺である。

(根本寺本堂と日蓮像)

(仁王門)

(太鼓堂)
(祖師堂)

(味方家墓地・・相川金山の領主、味方但馬の墓)
<参考> 味方但馬守

佐渡にある芭蕉句碑では、最も古い句碑と説明書きがあったのは記憶しているが、肝心の句は思い出せない(笑)。
この後真野へと向かいますが、続きは明日です。ブログアップは自転車で走るよりくたびれる(笑)。
上の芭蕉の句、思い出しました。「春もやや 景色ととのふ 梅と月」でした。
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