あけましておめでとうございます。
昨日
こそは 年は
極
てしか 春霞
春日の山に はや立ちにけり (巻10-1843)
新年が皆さまによき年でありますように。
旧年中のご芳情に深謝申し上げます。
本年も相変りませず「偐万葉田舎家持歌集」をご贔屓賜りますようお願い申し上げます。
2010年元旦
けん家持
(蛇足)
今年は平城遷都1300年ということで、奈良と万葉集に注目が集まることと思います。
そして、大伴家持が、万葉集の最後(巻20-4516)を飾る歌
あらたしき 年の始めの 初春の
今日降る雪の いや
重
け
吉事
を、因幡で詠んだのは、天平宝字3年(759年)1月1日ですから、去年が丁度1250年に当たっていました。
そんなこんなで万葉集に関心が集まったのも当然でありますが、それかあらぬか、昨日、大晦日の紅白歌合戦でド派手な衣装で小林幸子が歌った「万葉恋歌-君待つと」も、額田王の歌と磐媛の歌をアレンジしたものでありましたですね。(大伴家持曰く「ワシが理解できる唯一の歌であったぞなもし。」)
まあ、そんなことでこの偐万葉も読者が増えれば有り難いのでありますが(笑)。寅年ですから、トラぬタヌキの何とやらになりそうであります。
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