今日は、昼間に少し近隣を自転車散歩しましたが、さしたるネタもなければ、偐万葉・大和まほろば篇(その9)とします。
偐家持が大和の国まほろばの麻呂に贈りたる歌27首 並びに俳句7句
松の香が 鼻に突き刺す どんど焼
燃えて今年も よきことあれと
冬の森 乾燥注意
火炊鳥
焚火の始末 人こそなされ (鸚鵡返し)

つむじ風 びんずいの群 吹きとばす
厚き落ち葉の セイフティーネット (森の社会福祉)
水音が しばらく残る 鳰 の 湖 枯れにし葦の 寒き夕暮

久しぶり お元気ですね
四十雀
いやなにわれは まだ不惑なり (鳥越九郎)
奥山の 頬白が来る ビオトープ
赤提灯の オヤジの如か (鼻赤焼酎)
街中の 鼻赤が来る 赤提灯(筆蕪蕉)
団栗を 眺めるだけの
花鶏
かな
花ばかりにて 実なき鳥とや (見栄張鳥)
野に咲ける 茶の花を摘む 寒の入
うすべに色に 咲くを
愛
しみ
寒咲きの 菜花が咲ける 野辺の道
吾が恋ひ待てる 春し来らしも
菜の花に ぶらさがりたり 二日月 (筆蕪蕉)
大寒や 昼間の気温 13度 寝ても居れぬと 躑躅花咲く
枯 欅 目印に立つ 高麗 の里 清き山川 かけて 思 はめ
鷲の棲む 湖北の町や 山眠る かづく布団は 薄雪の色
竹筒の 燗の酒酌む 光仁会
今は時節を 待つべかりける (偐酒呑み)
厳冬に 青竹を伐る 光仁会 酒温めよ 竹林の賢 (偐桓武)
冬たけて 竹の燗酒 光仁会 (酒蕪蕉)
霞立つ 春待つ山の 大欠伸 (筆蕪蕉)

冬晴れや 焼け跡の濃き 三笠山 鹿とや待たむ 若草の春
街の灯が ぽつりぽつりと 寒茜 生駒の山を 見つつ帰らむ
生駒嶺に いさよふ雲の 影しるく
寒き夕べは 妹し思はゆ (偐志貴皇子)
大根を 洗うや井戸の 白き水 冬の晴れ間の いよよ明るく
青首を 洗い直して 日は昇る (筆蕪蕉)
サッカーに 集まる子等の 返事良し
晴れて日も良し 冬木立良し (俳句良し)
痩犬の やたら吼えたる 夜の雪 人のぬくもり 犬も恋ふらし
縁側の 隅に置かれし 古火鉢 かこつ 余寒 の 春の夜の夢

春隣 赤き蕾の 二三輪 生きとし生ける ものみな 愛 しき
電柱に 登る
鴉
の 凍てゝをり
春まだ浅き 大和国原 (偐はぐれ鴉)
からす鳴き 余寒 の空の 暮れかかる (蕪蕉鴉)
婚活の 瑠璃びたき来る ベンチかな
やくや藻塩の 身にはあらねど (はよ添ひたき)
婚活も 就活も 辛 き 若ひたき (偐一茶)
鳩山で 頻りに鳴くや 春の百舌
脱税脱税 喚問と鳴き (自民鳥)

春近し 平城京址 旗の波 風も遷都を 思 ひ吹くらし
せんとさい ちとせあまれる みももとせの
ならのいにしへ ひとみなしのへ
<注>1. 色字
の上3句はまほろば氏の俳句です。下2句を付けて
偐家持が和歌仕立てにしています。
2・まほろば氏のブログ入口は、 コチラ
3.過去の「まほろば篇」は下記から、ご覧下さい。
偐万葉・ひろみ篇(その18) 2025.10.03 コメント(6)
偐万葉・若草篇(その30) 2025.08.10 コメント(15)
偐万葉・龍の森篇(その6) 2025.07.15 コメント(4)
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