第57回智麻呂絵画展
さて、智麻呂絵画ファンの皆様、お待たせいたしました。第57回智麻呂絵画展の開催であります。しばしも智麻呂ワールドに心遊ばせて下さいませ。では、ごゆるりと(笑)。

(新約聖書・コリント人への第一の手紙 第1章第3節)
(カランコエ)
上のカランコエと下のシャクナゲは、香代女さんが先日のお花見読書会の時にお持ち下さったものです。
このカランコエの絵を写真に撮りながら「これは何の花ですかね?」とお尋ねすると、金魚の水槽の隣の鉢植えを指差して、恒郎女様曰く「あの花よ。カランコロ。」
偐家持は、ゲゲゲの鬼太郎の下駄の音を思い出して「??」でありましたが、「ああ、カランコエ」と思い当たる(笑)。
「カランコエでしょう。」そう言いつつ、下の「シャクナゲ」を指して、「シャクヤク」と口にしているのであるから、恒郎女様と偐家持は花の名については、なかなかいい勝負なのである(笑)。
ゲゲゲのゲ 下駄の音かと 思ひしに
カランコエとは 鼻緒も切れむ (偐々々の鬼太郎)
(シャクナゲ)
(蘭)
この蘭は「えびね」という奴ですかね。智麻呂さんがデイサービスで描かれた作品です。
(アヤメ 1)
杜若は本家・大伴家持さんの歌がありますので、それを紹介して置きましょう。
杜若
衣
に
摺
りつけ
大夫
の
着襲
ひ狩する 月は
来
にけり (巻17-3921 大伴家持)
(杜若を衣に摺り染めにして、大夫たちが着飾って狩をする月がやって来たことだ。)
(アヤメ 2)
アヤメは智麻呂氏の好きな花ですから、これまでにも再三登場していますが、2008年5月の舞洲一泊の読書会のことが思い出されます。智麻呂氏は池の畔で見つけた杜若の花を長らく写生して居られました。
(アヤメ、カキツバタの登場する絵画展は第1回、第6回、第33回、第37回です。)
思えば、この時に小生は智麻呂氏の絵を本ブログに登場させることを思いついたのでありました。
(参考
「舞洲・若草読書会」
2008.5.1.
)
(白い花)
この花、水仙かと思いましたが、よく見ると花の感じが少し違いますので、見たまま、白い花とさせていただきました。絵のタイトルはこれ位の方がいいのかも知れませんな。偐家持もその方が気楽ですから(笑)。
(藤の花)
藤の花は3回目の登場です。第12回、第33回以来です。藤も大伴家持の歌がありますので記載して置きます。
藤波の 影なす海の 底清み
沈
く石をも 珠とそわが見る (巻19-4199 大伴家持)
(藤波が影を映している海の底が清らかなので、沈んでいる石をも私は珠と見ることだ。)
(柏餅 1)
上の「柏餅 1」は偐山頭火さんの手土産。下の「柏餅 2」は偐家持の手土産。さて、ここで智麻呂・恒郎女ご夫妻よりのクイズです。
問題 下の「柏餅 2」の絵の中に「嘘」が一つあります。
それはどんな嘘でしょう?
絵のどの部分にどんな嘘が隠れているかをお答え下
さい。隠れた嘘なので、見ただけでは分かりません。
ヒント ・偐家持「それでも食べてみますか?」
・智麻呂「2個では構図が決まらんなあ。」
・恒郎女「はい、もう一個。」
回答期限 2010年5月12日午後5時
回答方法 本ページのコメント欄に書き込む。
賞 品 柏餅2の原画または当選者が希望する花を智麻呂氏
に別途描いて戴いたものを贈呈します。
正解者多数の場合は抽選により1名当選とします。(笑)
回答・当選発表は2010年5月13日当ページのコメント欄にて。
(柏餅 2)
柏餅の万葉歌はありませんので、柏の歌を記載して置きます。
吉野川
石
と
柏
と
常磐
なす
われは通はむ
万代
までに (巻7-1134)
(吉野川の岩と柏がずっと変らずあるように、私も変らずに通うこととしよう。万代までも。)
(兜)
上の兜は、「柏餅 2」の包装紙の絵の模写です。
<過去の智麻呂絵画展入口>
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(注)第49回以前は第50回のページの末尾に入口を設けています。
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