第62回智麻呂絵画展。
お盆も明けましたので、本日は智麻呂邸を訪問、新作6点を仕入れて参りました。神戸にお住まいのお嬢様ご夫妻が息子さん、愛犬チッチと共に帰省されていましたので、短く (と言っても1時間半弱) 切り上げて参りましたが、この絵画展 (第11回) でも紹介済みのチッチと初対面を果たしたのは愉快なことでありました。という訳にて、本日は智麻呂絵画展の開催であります。残暑厳しき折、智麻呂絵画にて、しばし心遊ばせ、和んで下さいましたら幸甚に存じます。
(Happy Birthday)
これは、智麻呂さんのお誕生日のお祝いにと、通っているデイサービスの皆さんから戴いたカーネーションです。そのお礼にと描かれたものにて、次のデイサービスの日に施設の方へ持って行かれました。
(白桃)
これは本ブログを通じて智麻呂絵画のファンとなられた岡山の木の花桜さんから智麻呂さんに送って下さった白桃です。この絵は既に木の花桜さんのお手許に絵手紙として届いているものでありますが、発信前にけん家持が撮影できましたので、絵画展に組み入れることが出来ました。本来は木の花桜さんのご了解を得て掲載すべきものでありますが、厚かましいヤカモチはここでも勝手に掲載なのであります(笑)。
白桃の ほの甘き香の 部屋に満ち
吉備ゆ届きぬ 心の嬉し (偐家持)
(カンナ)
カンナは昔ながらの真夏の花にて、終戦の日の廃墟の中でカンナだけが健気に咲いている、というのが、けん家持のイメージなのですが、勿論、戦後生まれのけん家持の実体験の映像ではありませぬ。
(蓮)
これは、錦織公園の池に咲く蓮の花でありますが、智麻呂さんが実物を見ての写生ではなく、小万知さんが送って下さった写真を参考にしての絵画であります。
(花)
この花はどなたがお持ち下さったものであるのか、取材不足で手許に情報がありませぬ。
(布バッグ)
これは、ロゴでもうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、菓子舗「千鳥屋」の布バッグです。けん家持が先日訪問させて戴いた折に、手土産にと途中の商店街にある千鳥屋さんに立ち寄った処、このバッグに何種類かのお菓子を詰め合わせにして販売していましたので、買い求めたものであります。けん家持としては、季節がよくなり、ご夫妻でお散歩にお出掛けの折に、色鉛筆や小型のスケッチブックなどを入れて車椅子に下げて置くのに丁度よいサイズかと、中味はさて置き購入したのでありますが、奥様の恒郎女様は別の用途も考えて居られて、只今はご夫妻の綱引きとなって居ります。もう少しすればご夫妻のどちらが真に「強い」かが判明することになるでしょう(笑)。
(サフランモドキ<ゼフィランサス>)
これも智麻呂さんがデイサービスで描かれた絵です。智麻呂さんがご自分で花の名を調べて絵に添え書きされていますが、どうやら参考にした図鑑の文字が小さ過ぎたようで、間違って転記されていました(笑)。
西風の 花の咲くとふ くれなゐの
その花もがも
愛
しき
我妹子
(偐家持)
(百日紅と蝶)
これまで智麻呂さんが描かれた虫は、蝉、蜻蛉、鈴虫、玉虫などであり、蝶は初めてでありますな。
(ヨメナ)
絵だけからはヨメナともノコンギク
(野紺菊)
ともとれますが、偐万葉的にはヨメナの方が相応しいので、ヨメナということにさせて戴きました(笑)。
ヨメナは万葉集では「うはぎ」という名で登場する。この若菜を摘んで食用にしたのである。では、ヨメナ・スープの万葉歌をご紹介しましょう。
春日野に
煙
立つ見ゆ
少女
らし
春野のうはぎ
摘
みて
煮
らしも (巻10-1879 作者不詳)
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
MoMo太郎009さん
New!
ビッグジョン7777さん
New!
七詩さん
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん