偐万葉・ビッグジョン篇(その2)
本日は偐万葉シリーズ第76弾、偐万葉・ビッグジョン篇(その2)といたします。わが隣人とも言うべき交野歩麻呂殿とのコラボ和歌をお楽しみ下さいませ。
<参考>偐万葉・ビッグジョン篇(その1)は コチラ
からどうぞ。
ビッグジョンさんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が 交野歩麻呂
ラ
・
ヴィー
と 叫べど空し アブラゼミ
腹より
蟷螂
喰
ひ
始
めける (偐蝉丸)
(注)ラ・ヴィーはフランス語で「生命」という意味。
上の歌を修正して後日に詠める歌
ラ ・ ヴィー 蟷螂 に 食 はれ 始 めける


焔 立つ 薄紫の 夏水仙 煽られをちこち 鳴く法師蝉
さなかづら 隠
り咲くらむ 木
の陰に
待ちて秋はも 赤き実照らな
見る人の なけれ道の辺 ふたつみつ 咲きて秋づく 秋田村草
ちゅらうみの さやけき風の 色に咲く
うりずんの花 猛暑にはあれ
歩麻呂また 帆麻呂なるらむ 婿殿に
風のサーフィン けふも教へつ (風野波麻呂)
ねぶの草 夏野に咲けば 面影の
立ちて間無くし 妹しぞ
思
はゆ

田や畑は 草刈るものぞ 交野なる
八十
の草間に
延
へる子やたれ (
田麻呂
)
たらちねの 母が呼ぶ名は あるなれど
草刈る人に などて
告
らめや (
滑娘子
)
日照り焼く 道はいつしか 穂谷なる
さやけき秋の 里にしなれり
古 の 人もかくしか 近江の 海 見つつぞ越えむ 辛 き 山道

ばったどん 齧るはよけど ほどほどに
ともにぞ里の 秋をし守らむ (人飛蝗和平条約)
手に取りて めでむ人もが こがんぴの
花ひと知れず 咲ける里山
思ひ侘ぶや 老いたる母の ひと言の
沁みる青空 庭木の
剪定
(偐剪麻呂)
母御前の 弱音の言葉 秋さりぬ (筆蕪蕉)
われもかう ありたきものぞ 秋の野に
咲きて目立たず 見る人ぞ見る
妻問ひの 虫も甲斐なし 網戸なる
家守
の餌と なれる夜長の (虫養家守)
みちつくり 知らすや鐘を 朝床に 聞けばときめく 祭のわらべ
ズッキーニ 真綿の白き 色のして
十個の団子 押しくらすらし (未確認家持)


夜半の雨 露とやのこる 紫蘇の花
咲きてはつかに 秋はも見しか
朝風に つましく咲きぬ 紫蘇の花
すがしき秋の 香にしもあれり
名は知らね 野辺にぞ
愛
しき 色添へて
縷々
くれなゐに 咲けるその花
何もかも 遊びにしてぞ よきことは
なるといふなれ 四角ななりそ (偐ホモ・ルーデンス)
(注)ホモ・ルーデンス=ホイジンガーの名著
(注)掲載の写真は全てビッグジョンさんのブログからの転載です。
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