本日は墓参の日。本来は2日が墓参の日なのであるが、最近は第一土曜日か日曜日になることが多い。今月も2日が囲碁の例会であったので、今日にずれ込んだ次第。
墓は生駒山系の山裾の高みにあるので、西方の眺めは素晴らしい。空気が乾燥しているからか、淡路島や六甲の山並みも一望である。と言いつつよく考えると、その眺望の写真は撮っていなかった(笑)。過去の墓参の記事には掲載していますので、ご参照を。
<参考>2010年12月29日 「煤逃げ墓参」
2010年3月8日 「
同期会
」

(墓参)
墓石に家紋が彫ってある。我が家の家紋は桜である。椿や桜は縁起が悪いとして武家は家紋にはしなかった、というようなことを何かで読んだ記憶があるから、先祖は武家でないことだけは確かだろう。家紋は桜だが墓石に刻まれている曾祖父の名は梅吉である(笑)。この梅吉さんは小生の生まれる前に亡くなって居られるので記憶がないが、曾祖母は小生が3、4才の頃まで存命であったので、ぼんやりと記憶している。大阪のおばちゃんらしく、いつも飴を持っていて、縁側で日向ぼっこしながら、その飴が目当てで曾祖母と並んで座っていたような気がするのである(笑)。
(桜の家紋)
墓の帰り道で目にした花たち。

(沈丁花)

(サンシュユ)
山茱萸
は 春の霞と 咲きたれば
まだ朝寒も 明日は啓蟄 (偐家持)

(パンジー)
高々とハクモクレンが今にも咲き出しそうに空に張り出していましたが、こういうのを目にすると、何やら自然と春の喜びなるものが内側から湧き出して来る気分になります。

(ハクモクレンの蕾)
大空へ 飛び立たむとす 木蓮の
白き蕾の 春の朝なり (偐家持)
そして、何と言う名かは知らないが、小さな可憐な花が一輪咲いていました。
うすべにの ちひさき花の 奥にもや
暗き宇宙の 神秘のあれる (偐家持)
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