本日は第75回智麻呂絵画展であります。
東北関東大震災後初めての開催となります。
地震発生から早や2週間になりました。
震災でお亡くなりにになられた方々に心からなる哀悼の意をささげます。ご遺族の皆さまに神のご加護と慰めのありますように。そして、被災された皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。どうぞお身体をお大切に、ご自愛専一にてお過ごしになられますように。一日も早い復旧・復興を、日本中の・世界中の、被災地に心を寄せる全ての方々と共に、皆さまのご健勝とお立ち直りをお祈り申し上げます。
また、原発事故が一日も早く収束に向かいますように。
どうぞ、当絵画展にてどちら様も暫しお心をおやすめ下されば幸甚に存じます。
絵師 智麻呂
館長 偐家持
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
(福寿草と土筆)
上の福寿草と下のネコヤナギは小万知写真集から絵にされたものであります。
福寿草 今し咲きたり みちのくの
春の
楊
も あすは萌ゆらむ (偐家持)
(ネコヤナギ)
我妹子
は いづちゆかめや 春の雪の
摘みにしなづな 野辺にそ咲ける (偐家持)
つねならば
吾
に摘むなづな いちしるく
野辺にそ咲ける きみしまさねば (偐家持)
(ナズナ)
吾子
がため グレープフルーツ
剥
く指に
キッと
力
を
明日
へと込めむ (偐家持)
(グレープフルーツ)
下の土筆は、智麻呂さんが通って居られるデイサービスの職員のTさんが春の野辺そのものを、ごっそりとスコップですくい上げてお持ち下さったものの写生です。小生が智麻呂邸を訪問した時には少し日も経過していたので、鉢の中の春野の土筆も少しまばらに
(写真)
なってはいましたが。
その次のムスカリも姫立金花
(ヒメリュウキンカ)
もTさんがお届け下さったものだそうです。
(土筆)
(鉢の中の春野)
悲しめる 人にし添へや 野辺こそは
土筆
ぞ萌える 春にしあれば (偐家持)
(ムスカリ)

下はオキザリスの一種、大黄花カタバミですな。毎年、この花を智麻呂さんは描いて居られますが、今年は何故か恒郎女さんが勧めてもなかなか描こうとはされなかったらしい。漸くにして1枚ものされたのがこの絵であります。
画家も、そういつも周囲の注文通りにばかりは、描けないものなのであります。まあ、うまく花と気分がマッチして1枚描けましたので、恒郎女さんがこの花をご用意されたのも無駄にならずに済みました(笑)。
(オオキバナカタバミ)
最後は、けん家持手土産の茶菓子です。そろそろお茶にしましょうか?
では別館の方へどうぞ(笑)。
本日もご来場有難うございました。
(「栗果の里」)
(桜餅と草餅)
<参考>明日26日はアースアワーの日とのこと。
この地球のこと、東北関東の被災地のことを思い、
共に祈りたいものです。
アースアワー公式サイト
<追記・注>
「福寿草と土筆」及び「ヒメリュウキンカ」の写真
が横倒しの歪んだ画像になっていたので、2020年11月8日これらを復元修正しました。
●
過去記事の写真が歪んでいたりすること
2020.10.12.
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