第85回智麻呂絵画展
本日(23日)は、久し振りに智麻呂邸を訪問、6点の新作絵画を仕入れてまいりました。点数は6点と少ないのですが、智麻呂絵画展の開催といたします。
智麻呂絵画ファンの皆さま、どうぞごゆるりご鑑賞下さいませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~

(万華鏡)
これは、去る6月27~28日の若草読書会の「神戸しあわせの村」小旅行の際に、智麻呂・恒郎女ご夫妻の金婚式をお祝いして、小万知さんがご用意下さった、皆からの心ばかりのプレゼントの、万華鏡であります。
暫くの間お孫さん達の間を転々と旅していたようですが、ようやく智麻呂ご夫妻の許に帰って来たようで、今回、絵となりました。
<参考> しあわせの村小旅行
(2011.6.28.)
妹と来し 道もしかあり たぐひてぞ
行かば万華の なほしぞ咲かむ (偐智麻呂)
わが背子と ともに見ませば 道の辺の
花も万華ぞ 寄り添ひ居らむ (偐恒郎女)
(酸漿)
ホオズキもそうであるのだろうが、智麻呂氏の絵心を刺激するのは、色とか形に、或いはその両者の取り合わせに、何やら一定の法則があるような気もして参りましたが、まだ、それを言葉で表現できる程には小生の頭の中は整理されていないので、匂わせる程度にして置きます。

(クワガタ虫)
久々に虫の絵です。過去には蝉(第4回・第25回)、トンボ(第5回)、鈴虫(第11回)、玉虫(第11回)などがありますが、クワガタムシは初登場であります。当ブログの「 生駒高山地区銀輪散歩 」 (2011.7.30.) の記事でクワガタムシの写真を掲載したことが刺激となって、絵を描かれたのかも知れません。
(桔梗)
この桔梗の花も、アングルが当ブログの記事に写真を掲載した我が家の庭の桔梗の花のそれに似ていますので、それからの絵かも知れませんが、まあ、桔梗の花の姿はどれも似たようなものですから、小万知写真集からかも知れず、或いはご近所の庭の桔梗かも知れませんですな。
<参考> 河内の猫
(2011.8.4.)
(ツノダシ)
比較的よく目にする熱帯魚であるこの魚は「ツノダシ」という名だそうな。スズキ目、ニザダイ亜目、ツノダシ科ツノダシ属のツノダシであります。上の絵でもちゃんと描かれていますが、目の上に角状の突起があることからツノダシという名になったそうである。
メスの中には角の無い奴がいて、これはツノカクシと呼ばれる。しかし決して角が無いのではなく「角を隠している」に過ぎないので、あなどってはいけないのである。この点はヒト属のメスに似ているのである。
(勿論、この段落の「ツノカクシ」に関する文章は全てジョークである。)
ここで気が付きましたが、この魚の絵はお孫さんのナナちゃんが沖縄の久米島から送ってくれた絵ハガキの中の一枚の写真から絵にされたものでありました。
してみれば、この絵には、上のようなジョークは似合わぬことにて、「ツノダシ」への要らぬ「クチダシ」とのお叱り、を受けそうでありますな(笑)。

(パプリカ)
今回の最後の作品は、パプリカ。もっとも、ピーマンも完熟させると赤や黄色に色づくそうで、それをカラーピーマンと言うそうだから、この絵はパプリカではなくカラーピーマンであるのかも知れません。
しかし、そういう植物学的な正確性は芸術とは無縁であるというのが「弁解家持・曖昧家持」たるの由縁でもありますれば、ここは「パプリカ」でいいのであります。
で、パプリカの絵は2回目で、過去には去年9月の 第63回展
に登場しています。この鮮やかな色と形が智麻呂さんの絵心を刺激するのでもあるのでしょうか。
そして、前回同様に今回もツーショットなのでありますな(笑)。
高砂のパプリカであります。
金婚式記念の万華鏡の絵で始まった今回の絵画展、パプリカの2ショット絵で締め括る、ということになった次第にて、起承転結のある絵画展と相成りまして候。
<追記・注>
「万華鏡」、「クワガタムシ」及び「パプリカ」の写真が横倒しになった歪んだ画像になってしまっていたので、2020年10月29日これらを復元修正しました。
●
過去記事の写真が歪んでいたりすること
2020.10.12.
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