偐万葉・木の花桜篇(その15)
今日は朝から雨。銀輪散歩もお休みです。だからと言う訳でもありませぬが、久し振りに偐万葉といたします。シリーズ第122弾、偐万葉・木の花桜篇(その15)であります。
<参考>過去の偐万葉・木の花桜篇は コチラ
からどうぞ。
木の花桜さんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が木花桜姫に贈りて詠める歌18首並びに 木花桜姫が詠める歌2首
しめやかに 大弐三位 小紫 式部は未だ さ緑なれど ( 偐藤三位 )

有馬山 否 の小沢の 嘯 けば 出で 来 よ人の 声もあやふや ( 少弐四位 )
(元歌)有馬山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
(大弐三位 後拾遺集 小倉百人一首)
(注)大弐三位=藤原賢子、紫式部の娘
旭川 海人 打つ網の 波の輪の 中にも秋の 空ぞありける


わが猫は いづち行かめと 柵 竹 の 垣のひまさへ 今しくやしも (飼人知らず)
( 元歌)吾背子を いづく行かめと さき竹の
背向
に
宿
しく 今し悔しも (万葉集巻7-1412)
愛
し妹を いづち行かめと
山菅
の
背向に 宿しく 今し悔しも (同巻14-3577)
みほとけの えにしなるかや ほしくやう
さそひのふみの さぬきゆきたる (げんやかもち)
(注)さぬ きゆきたる=讃岐ゆ来たる

秋たけて 空青みたり 九度山の 柿の便りの 待たるこの頃 (木の花柿)
鈴生りに いなばの里の 枝におふる 柿とし見れば 今買ひて 来 よ (柿原行平)
(注)上1首は偐万葉掲載に当り一部修正しました。
(元歌) 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
(在原行平 古今和歌集 小倉百人一首)
もみぢ 始 む 吉備の秋野に 今日もかも 雨のしくしく 止まず降りける
ニューヨーク ならぬ桃色 ビッグアップル なるヤマボウシ 実の見が欲し (山法師)


桜葉の もみつかたへに 薊 また 真綿となれる 冬立つらしも (冬のソナタはドナタ)
風待ちの 絮 となりぬる 薊 花 いざ旅立ちの ときにあるらし (旅は冬と共に立ちぬ)
コスモスの 去りぬる庭に サフランの 花は咲きたり 冬支度せな

お岩木の 山もや泣けと 津軽刀自 うしろ姿の しぐれて行くか (津軽山頭火)
初冬 の 空高々に 咲き群れて 山茶花何を 囁き交はす

木花桜姫の贈り来れる歌1首
木漏れ日の 紅葉の色や み 社
の
秋のあはれを 飽かずながむる
偐家持の返せる歌1首
奥山に 楚 踏み分け 行くまでも なき 八幡 の もみぢなりけり
リラ 少女 髪上げつらむや むらさきの 花咲き匂ふ 春をし待たむ (偐紫田舎源氏)

木花桜姫が贈り来れる歌1首
もみぢ葉の 散りしく丘の 花むしろ 母とあゆみし 遠き日思ほゆ
偐家持が追和せる歌2首
もみぢ葉の 散り敷く道を 踏む音は 愛 しけ母が やさしさに似る
童女 の 日々をた遠み 手繰 れども 音なく 落 れる もみぢにしあり
(注)た遠み=はるかに遠いので。
「た~」は、動詞、形容詞にかぶせて意味を強める
接頭語。た走る、たやすき。
「~み」は、形容詞語幹に付けて、~なので、~の
ゆゑに、の意となる。瀬を早み、山高み。
(注)掲載の写真は全て木の花桜さんのブログからの転載です。
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