年も押し詰まってまいりました。
本日は偐万葉・ひろろ篇であります。
<参考>過去の偐万葉・ひろろ篇は コチラ
からどうぞ。
ひろろさんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持がひろろの郎女に贈りて詠める歌17首
これをしも 恋とは言はね ミッキーは
こつ女が目には 白馬の王子 (こつ姫)
われはもや ミッキー得たり 雪の朝
夢にまで見し ミッキー得たり (藤原こつ女)
(元歌)吾はもや 安見兒得たり 皆人の
得かてにすとふ 安見兒得たり (藤原鎌足 巻2-95)
れんが焼く 工房の暖簾 揺れ少し あたたかなりき 雪の裏道
襟立てて なづみつ行ける 人ひとり ありて景色ぞ 雪の裏道
白栲 の 衣 に顔も 白塗りの 素人芸も 芸術なるや ( 上野白人 )
ナナカマド 紫式部 枝たはは 梅田も秋の 里山われは ( 梅田王 )
(元歌)冬ごもり 春さり来れば・・・そこし恨めし 秋山 吾 は (額田王 巻1-16)
ことりとも 音もせぬなり こつ女はや 絵本の中の 姫にあるらし
(
会津刀自
)

ふり来たる 光さらさら
薄衣
に 包まれあらむ 恋ひ
初
めの実の
(林檎麻呂)
色づける 銀杏の先を 日に六回 汽車が通ると 友は言ふなり
(トレンクル)

七回忌 静かなる朝 果実 らに 父のやさしき 笑みは見えてし
大の字の 左払ひの 鮮やかに バサラなりけり 大文字草
いづれゆく 道にしあれば
水尾
ほどの
あとものこさず われはゆきたし
<替え歌> 「横浜たそがれてのち」 (五木ひろろ)
よこはま フォアグラ 牛蒡の香り
パクパク ムシャムシャ ローストビーフ
デザート 芋、柿 木苺ソース
この皿は食って食ってしまった
あの皿も食って食ってしまった
もう食べられない
「横浜たそがれの前」 (五木ひろろ)
横浜 たそがれ みなとの小舟
浜風 海鳥 うしろのビル街
木枯らし 人波 銀杏の並木
この街は描いて描いてしまった
この街は描いて描いてしまった
もう帰ろかな
収穫の 籠に溢るる 柿林檎 なしもありたり ワインも添へな
(静物画)

山の 際 に 雪は降りつつ しかすがに 川の 面 青み 春立つらしも
(注)しかすがに=相反する二つのものが同時に存在する様を言う ときに使う。
(元歌)山の 際 に 雪は降りつつ しかすがに この 河楊 は 萌えにけるかも (巻10-1848)
梅の花 咲き散り過ぎぬ しかすがに 白雪庭に 降り 重 りつつ (巻10-1834)
うち霧らし 雪は降りつつ しかすがに 吾家 の園に 鶯鳴くも (大伴家持 巻8-1441)
前髪は 女神にしあれ 猫なれば 後髪でも さち招くらむ
(偐左右麻呂)
金色の 色にし映えて 猫招く 来るつ年こそ ひと
幸
きくあれ
(偐猫麻呂)
<長歌>
いさよへる 雲もどちなり 吹く風の ままにぞ駆けて
あてもなく
東
へ北へ また西へ そぞろに行ける
銀輪の 旅にしあれば いにしへを 今のうつつに
しのひつつ 道の
隈廻
に
標
結
はな おくれし妹の
いつしかも 思ひたちては
隠口
の はつせ
小国
に
とひ
来
らむ ときのしるべと なさむとぞ
思
ふ
(注)掲載の絵画、写真は全てひろろさんのブログからの転載です。
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