第93回智麻呂絵画展
今日、今年初めて智麻呂邸を訪問して参りました。新年早々に風邪を引いたこと、パソコンが故障したことなどが重なり、例年になく遅い新年のご挨拶訪問となりました。風邪を智麻呂さんにうつしては申し訳ないので、完全に治るまで待っていたこともあって随分と遅い新年のご挨拶となってしまった次第。智麻呂氏は遅いヤカモチの訪問を待ち兼ねてか、先日、小生がご馳走の前に坐って何やら資料を広げながら話をしている、という夢をご覧になったらしい(笑)。
ということで、新作10点を仕入れて参りましたので、第93回智麻呂絵画展の開催であります。どうぞごゆるりとご覧になっておくつろぎ下さいますれば幸甚に存じます。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~

(クッキー)
ご入場早々にティータイム乃至はコーヒーブレイクでありますな。クッキーやケーキがズラリと並んで、デザート・バイキングの趣と相成りましたが、どうぞ、お好きなものをお好きなだけお召し上がり下さいませ(笑)。
上のクッキーは和郎女さんからの贈り物。下のケーキは五◎さんからの贈り物とのことです。
(ケーキ)
五◎さんからのいつものフルーツケーキ、本日は小生もそのお裾分けを頂戴いたす栄に浴しました。
春風を 込めてや妹は 作るらし ケーキの甘き 香の立ちぬれば
(偐家持)


(チューリップ)
チューリップは智麻呂さんのご所望により、恒郎女さんがお花屋さんで買って来られたものであります。固い蕾であり、ちょっと風情に欠けるなどと憎まれ口を言いながら、部屋のテーブルの上に置いて、智麻呂さんが描いていらっしゃいましたが、見る見るうちに大きく花が咲きこぼれ、いつの間にやら「それは咲き過ぎ」という位になってしまったらしい。かくて上の赤い花なんぞは一見チューリップのようにも見えませぬが、実は「咲き過ぎ」のチューリップなのであります。
チューリップを写生する時は決して花の咲き加減について悪口を言ってはならないということなのであります。彼らはちゃんと人の言葉を聞き分けているのであります(笑)。本日、小生がお訪ねした時は、更にも大きく咲き(「咲き」よりも「裂き」が似合う程に)開き、これでもかと言わんばかりにて、もうとても絵にはならない「しどけなさ」になっていたのでありました。
(チューリップ2)
チューリップは品種も多様で咲く時期も色々ですが、これもまた春を代表する花でありますな。チューりップ畑というと、新潟県と富山県ですが、この両県の県花はチューリップです。
和名は鬱金香
(うこんこう)
。チューリップでも鬱金香でも万葉調の和歌にはちょっとなりにくい名前である。
吾妹子が われにくれたる 鬱金香 ここだも咲きて 春の笑むらし
(偐智麻呂)


(チューリップ3) (水仙)
上右は、前回の絵画展でも登場の智麻呂邸の門前に咲いている水仙であります。
(ロウバイ)
梅は春告げ花とも言うようですが、その梅に先立って咲く蝋梅こそが春告げの花かも知れませぬな。その馥郁たる香に包まれながら、我々は春を待つのでもあるか。
上の蝋梅と下の金柑は、智麻呂さんのご友人にして智麻呂絵画のファンでもいらっしゃる寺◎さんが枝を手折り、絵の題材にとお持ち下さったものであります。
遠山に 雪は降りつつ しかすがに
吾家
の庭に 蝋梅咲くも
(偐家持)
金柑の 色はつはつに 我が背子が 持ち来たりける 初春なりぬ
(偐智麻呂)
(金柑)
(吹き寄せ)
上のお菓子は偐山頭火さんご持参のもの。
本日も智麻呂絵画展をご覧下さり、有難うございました。
<追記・注>
「クッキー」の写真
が横倒しの歪んだ画像になっていたので、2020年11月13日これを復元修正しました。
●
過去記事の写真が歪んでいたりすること
2020.10.12.
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