昨日(28日)は友人の偐山頭火さんとの銀輪散歩でありました。
コースは、唐古・鍵遺跡→鏡作神社→多神社→寺川沿い道→竹田の庄(竹田神社)→舒明天皇陵・鏡王女墓・大伴皇女墓→石位寺(引き返し)→唐古・鍵遺跡。走行距離は40km程度。
<参考> 唐古・鍵遺跡
国史跡「唐古・鍵遺跡」の駐車場に車を停め、積載のMTBを下ろし、をのこ二人の気儘銀輪散歩の出発です。
この銀輪散歩は前回の古事記撰上1300年銀輪散歩の続編として太安萬侶所縁の多神社を訪ねるのが目的でありましたが道すがら、先ず鏡作神社に立ち寄ることとしました。
<参考>古事記撰上1300年銀輪散歩 (1)
(2)
(3)
<参考> 鏡作神社
鏡作神社から南へ近鉄笠縫駅前を通り多神社へと向かう。
多氏と言えば、壬申の乱で功のあった多品治
(おほのほむじ)
や古事記編纂の太安萬侶などが思い浮かぶが、多神社はその多氏の氏神神社である。摂社の小杜神社には太安萬侶が祀られているのだが、そうと知ったのは帰宅して説明板などをよく読んでからのことで、小杜神社の写真を撮り忘れたのが口惜しい。
この地域は「多」という地名にも残されているように多氏の勢力地域であったのですな。古事記撰上1300年ということでか、最近、この神社の裏地の塚に太安萬侶の遺骨が分骨されたとTVで放映されていたが、それが何処なのかは分らなかった。
境内には奈良八重桜(ナラノヤエザクラ)が咲き匂っていました。「いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな(伊勢 小倉百人一首61)」のあの桜である。
小振りな花なのがいかにも「雅」な風情なのであるが、まあ、花の好みは人それぞれです。
多神社の後の行く先は何処とも決めていなかったが、寺川沿いを走って途中竹田神社に立ち寄り、桜井市の忍坂に向かうこととする。いづれも万葉歌の故地である。
寺川沿いの道を走るのは初めてであるが、飛鳥川沿いの自転車道には及ばないものの、まあいい道である。未だ整備中にて悪路もあり、竹田の庄の先から大福橋の手前までの間の道は今まさに道作りの工事中でありました。2~3年後に来い、ということのようだ。
ではこの辺でページを改めることとします。
(つづく)
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