( 承前 )
秋吉台カルストロードから県道329号線に入って直ぐの処に小さな神社があった。三島神社とある。
神社の由来などは知らぬが、鳥居の脇にあった猿田彦の碑が目を引いた。この後、何度も同じ碑を目にすることになるのであるが、この地方では猿田彦は身近な神様のようである。道祖神と同一視されているのであろうか。
猿田彦はニニギが天降りした際に、これを出迎え葦原の中つ国へと先導する役回りで登場する異形の国つ神であるが、天狗の原形ともアマテラスに先だって伊勢で信仰されていた太陽神であるなどとも言われる「謎の神」であるが、道祖神と同一視されたり、「サル」ということで、庚申講と結び付いたりと色んな顔を持つ不思議な神である。
旅人の神でもあれば、ともかくもご挨拶(小生の「ご挨拶」とは「写真に撮る」ということに過ぎないのであるが)して行くことに。
(鐙峠へと向かう坂道を上りながら眺めやると谷間に一軒の家が。)
(峠から下って来た人里。既に田植えの準備が始まっていました。)
猿田彦の碑を撮影していたら、近くの民家からご婦人が出て来られた。桂木山はどれかと尋ねると指さして教えて下さった。文字こそ違え、大和河内にも葛城山があるので、どの山か気になっただけのことであったが。
大阪からやって来たと申し上げると、大阪の豊中市に親戚があると仰っていました。
文字数制限一杯です。続きは明日です。(つづく)
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