本日は偐万葉・ビッグジョン篇であります。
ビッグジョンさんの花その他の写真と偐家持の戯れ歌とのコラボ第12集であります。
<参考>過去の偐万葉・ビッグジョン篇は コチラ
からどうぞ。
ビッグジョンさんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌18首併せ俳句1句
並びに 歩麻呂が作れる歌2首
桜には 遅れにしわれ 山吹の 山訪ね見む 井手の玉川
歩麻呂が返せる歌2首
古
の
貴人
植ゑし 山吹の
花訪ね 来
よ 井手の玉川 (歴史知らず)
歩をとめて なほ水買はむ 初夏
の
日差しは強し 汗の玉川 (汗人知らず)

木蓮は 言はずも 朱華 桃 杏 辛夷 も何ぞ 桜に劣る(百花歩麻呂)
春花は 桜のみかと 言ふ君も 花は桜と 能勢の黒川 (偐桜持)
弘川は 花の盛りに 春訪ねむ
その如月の 望月の頃 (歩行法師)
(本歌) 願はくは 花の下にて 春死なむ
その如月の 望月の頃 (西行法師)
思ほえど 未だ踏むを得じ 弘川の
寺のうらなる 花山の道 (歩式部内侍)
(本歌) 大江山 いくのの道の 遠ければ
まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍)
若水を 汲むや
少女
の ゐ群れ行く 泉のかたへ 堅香子の花
(本歌) もののふの 八十をとめらが く
みまがふ
寺井の上の かたかごの花
(大伴家持 万葉集巻19-4143)
家持の
帰
の道の 今庄に
歩麻呂かたかご 見むとや来しか (蛙麻呂)
(本歌) 可敝流廻
の 道行かむ日は 五幡
の
坂に袖振れ われをし思はば
(大伴家持 万葉集巻18-4055)
春山は 笑ひ過ぎたか 今日の雨
まだ滴れる ほどにはあらね (春山夏子)
春山は をのこ相手の 店なれば
額田は言へる 秋山われは (額田駅前店主)
花見酒 さくらにあらず つつじかな (不詳詠人)
にほへをとめと 咲ける今宵は (偐家持)
大和には
多
に川あれ とりよろふ 飛鳥の川ゆ 出で立ちて 川廻りせな 川の辺は 風もさやさや 川原は 花ぞ咲き咲く うまし川ぞ あきづ島 大和の川は (除名天皇・ 息長不足日寺川天皇
)
(本歌)大和には 群山
あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち
国見をすれば 国原は 煙
立ち立つ 海原は かまめ立ち
立つ うまし国ぞ あきづ島 大和の国は
(舒明天皇・ 息長足日広額天皇
万葉集巻1-2)
あぢさゐの 八重咲くごとく 八十路あり
生駒越え行く 君の
幸
きかれ
(本歌) あぢさゐの 八重咲く如く 八つ代にを
いませ我が背子 見つつしのはむ
(橘諸兄 万葉集巻20-4448)
照る月の 影は変らね 常ならぬ 人はそれぞれ 思ひあるらむ
はるけくも つなぎて来しか 今咲ける
タチのスズシロ いのちはたたじ (偐太刀持)
(注)タチのスズシロ=タチスズシロソウ。琵琶湖岸に群生地がある
アブラナ科の絶滅危惧種植物。

寝る前は とてもカモミール とてもよし
うたがふよりも のむ人ぞ好き (オレオレオレッ)
緑なす 陰は深みか わが里の 木々とふ木々に 夏は来にけり
くさふじの むれさくみれば なつかしき
とみのをがはぞ おもほゆるかも
酢醤油に 蒜つきまぜて 鯛召せや いにしへ人も しかいふなれば

金柑は 見ずや 淡竹 を 並べたる 君金環食の 朝にあるらし
<注>掲載写真は全てビッグジョンさんのブログからの転載です。
偐万葉・ひろみ篇(その18) 2025.10.03 コメント(6)
偐万葉・若草篇(その30) 2025.08.10 コメント(15)
偐万葉・龍の森篇(その6) 2025.07.15 コメント(4)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん
New!
MoMo太郎009さん
New!
ビッグジョン7777さん
New!
七詩さん