暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いて居ります。
どうぞ、皆さまご自愛下さり、ご健勝にお過ごし下さいませ。
銀輪散歩から帰宅すると朝顔の「暑中見舞い」が届いていました。
差出人は能勢泰麻呂こと山◎氏であります。
小生が現役であった頃、何かとお世話になったお方である。「これと言った趣味も無く・・時間潰しに朝顔を画いてみました。」と文面にはあったが、これだけ画ければ立派なもの、いいご趣味ではないかと思う。
万葉集の「朝顔(朝貌、安佐我保)」は桔梗のことというのが定説のようですが、ムクゲ、アサガオ、ヒルガオ説もあって、何とも分らないというのが実の処だろうと思います。朝に咲く顔花を「朝顔」と呼んだのであってみれば、特定の花に限定しているのではないのかも知れません。万葉人には品種なんぞという植物分類学上の概念はないのであるから、現代の我々が「花の名」としているものとは違った範疇で「花の名」はあったのかも知れず、無理に今我々が呼んでいるやり方で「この花」と特定することは意味のないことであるのかも知れない。
朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ
(万葉集巻10-2104)
言に出でて 言はばゆゆしみ 朝顔の
穂には咲き出ぬ 恋もするかも
(万葉集巻10-2275)
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