本日は、偐万葉シリーズ第153弾、偐万葉・ビッグジョン篇(その14)であります。
<参考>過去の偐万葉・ビッグジョン篇は
コチラ
からどうぞ。
ビッグジョンさんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌18首併せ替へ歌1編
並びに 歩麻呂が返せる歌3首
無惨やな
交野河童
の 屍
は
烏天狗の 仕業
にあれり (河童巻麻呂)
河童巻 ならねば
圃麻呂
怒りまく
鉄火のごとも 道理なりけり (鉄火巻麻呂)
物忘れ あれやこれなる われなれば
勿忘草
ぞ 醜草
なるや ( 醜
の 醜男
)
(本歌)忘れ草 垣もしみみに 植ゑたれど
醜
の 醜草
なほ恋ひにけり (万葉集巻12-3062)

偐家持が作れる替え歌1編
ほととぎす 姿は無けど 房藤
の 卯の花咲きて
穂麻呂は 愛
づや 夏は来ぬ (夏は来ぬ綱)
(元歌「夏は来ぬ」)
卯の花の 匂ふ垣根に 時鳥
はやも来鳴きて
忍音
もらす 夏は来ぬ (佐々木信綱)
見渡せば をちこちネコの やたらあり
トルコはネコの 里にあるらし (高市黒猫)

つくよみの みやげなるかや アクアヴィテ
召して我が背子 ながくもがもな (
酒呑命
)
会津なるひろろの 刀自 の召せと言ひし 梅酒ゼリーか歩麻呂もすなる

竹を煮る 竹にし似たる 竹似草
ともにぞ茎の 中身なき身は (偐洞持)
水軍の 裔 なる人と かくしこそ 加島の浦に 水遊びせな (偐帆麻呂)

よき人も 伯方
の島の たこめしに
かむやかむやで あご疲れつつ (持つ帆の歩麻呂)
(本歌) こぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに
やくやもしほの 身もこがれつつ
(藤原定家 新勅撰集851 小倉百人一首97)
高松ゆ 夏来にければ 爺麻呂と
なるや歩麻呂も 顔ゆるみつつ (偐爺麻呂)
この道は 千体千手の みほとけも
よみしたまふや 花々咲ける (偐蓮華王)
歩麻呂が追和せる歌1首
ありがたや みほとけたちに 導かれ
若狭の山に 花を見るらむ (ご詠歌77番)
うすの木の うすあかき実の ひとつ生り 七七頭ヶ岳 は 秋となるらし

穂躑躅 の 白き穂の立つ 秋来ぬと み山に吹ける 風のさやけさ
つくばねを 置きて狐の 童女 は いづちや行ける 木隠 の道

はつ秋の 七七頭
ヶ岳の 玉箒
手には執らずて われは来にける
(本歌)初春の 初子
の今日の 玉箒
手に執るからに ゆらく玉の緒
(大伴家持 万葉集巻20-4493)
山風も いたくな吹きそ 松風草 つばらにぞ見む 妹にし似れば

山路行けば 妹し恋ふらし 夏えびね われ引きとむと むらさきに咲く
おはぐろの 京のをみなか 葉黒草 咲きて恋へるは みほとけの道
歩麻呂が返せる歌2首(僕楽吟)
たのしみは 山歩きいて 昨日まで 知らざる花の 咲ける見る時
たのしみは 常は見なれぬ 花を見て 名前調べて ブログ書くとき
<注>掲載の写真は全てビッグジョンさんのブログからの転載です。
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