本日は、偐万葉・ビッグジョン篇をお楽しみ戴きましょう。
<参考>過去の偐万葉・ビッグジョン篇は
コチラ
からどうぞ。
ビッグジョン氏のブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌15首
併せ俳句1句替え歌1編
並びに歩麻呂が返せる歌2首併せ替え歌1編
もみぢ葉の 秋山よしと 人は言へ 野辺の 竜胆 背子 愛 づらむか
秋の野に
競
ひ咲きぬる りんだうの
花にもあらむ それぞれの日々


(リンドウ) (ヤブコウジ<山橘>)
赤き実の 山橘の ふたつ添ひ 妹と迎へな あらたまの年
弾けたる ツルウメモドキ トベラの実
まだ弾けざり ヤカモチモドキ (蔓家持)


(ツルウメモドキ) (トベラ)
お遍路に 接待せばや つはの花 (筆蕪蕉)
(注)つは=ツワブキ(石蕗)のこと
かぼちゃ喰ひ 柚子湯つかひて いにしへゆ
かくにあるらし 季節の底は (冬至家持)


(柚子湯) (大根)
もろ肌を 脱いでこちとらぁ
清白
と
切ってもみせろ たんかのひとつ (大根役者)
しあはせは ズンと大根 抜くときの
土の手ごたへ われに来るとき (畑麻呂)
歩麻呂が返せる歌2首
たのしみは 思いのままに 大根が
畝より背伸び してくれるとき(歩楽吟)
たのしみは 畑の野菜 食卓に
並べて今宵の 肴とするとき(歩楽吟)
ひばり聴き
極
つるや今年 万葉の
歌も友なり
美酒
呑めば(偐酒麻呂)
年暮れて 雨は降りつつ しかすがに 年の迎への 松整ひぬ
(
年迎松麻呂
)
(門松)
よきことや 願ひ叶はば
富士山
の
日にも登らや ふたたびの山
(サンドイッチマン)
市ヶ原 此処ぞ昼餉の 場所とせば
猪
やこの場の あるじならまし (
枚忠登
)
(本歌) 行 くれて 木 の下かげを やどとせば 花やこよひの あるじならまし ( 平忠度 )


(市ヶ原) (市比賣神社)
宗像
の 神も守るは をみなにて をのこわれらを たれや守らむ
(
弱形男神
)
氷室には 桜似合へば 大根も 桜島にて 似合ふと言へり
(大根家持)
(桜島大根)
流氷が 来たると書けば なにしかも
スパムのコメント
汝
も来たる (画像認証の数麻呂)
世は捨つも 新年なりて よきどちの
集ふとあれば 行かざるは得じ
替え歌「六甲の笛」
麻耶の山の
掬星台
ゆ 記念碑台へと 友とし辿る
はるかに神戸の 街並見つつ をのこやも
四人
六甲
の山路
元歌「青葉の笛」
一の谷の
戦
敗れ 討たれし平家の 公達
あはれ
暁
寒き 須磨の嵐に 聞こえしはこれか 青葉の笛

(麻耶山掬星台から神戸市街を望む。)
歩麻呂の追和せる歌
「歩人の笛」
市ケ原の 茶屋よりスタート 向かうは麻耶山 菊星台
寒風吹くや アゴニー坂 眺めしはこれや 眼下の街
高齢の
男4人
語るは日ごろの 憂さなら哀れ
望みは高く 果てなき夢を 寒風の中熱き 血のたぎるか
(注)掲載写真は全てビッグジョン氏のブログからの転載です。
偐万葉・ひろみ篇(その18) 2025.10.03 コメント(6)
偐万葉・若草篇(その30) 2025.08.10 コメント(15)
偐万葉・龍の森篇(その6) 2025.07.15 コメント(4)
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