本日は囲碁例会の日。前回欠席したので、今月はこれが初めての出席。夕刻から雨の予報なので、自転車は止めて、電車で。
いつものアポロ・カフェで昼食。日替わりランチと珈琲を注文して、何気なく横の壁に貼られてあった「お知らせ」なる掲示を見ると、何と「3月15日を以って閉店する」という告知でありました。
小生の高校の後輩の女性お二人でやって居られる喫茶店ということもあって、囲碁例会の際の昼食はこの店でと決めていたのに、閉店とは残念なことであります。何故閉店なのかとお聞きすると、ご実家のお父上がご病気になられ、そのお世話などもあって、お店どころではなくなったらしい。まあ、致し方のないことであります。お父上がお元気になられることをお祈り申し上げることと致しましょう。
ともあれ、アポロ・カフェのお二人さん(今、気付きましたがお名前などはお聞きしていないので存じ上げないのでありました。)、どうもお世話になり、有難うございました。どうぞご機嫌ようであります。
最後ということでか、店を出る時に下のよう小さな布製バッグを頂戴いたしました。
アポロ・カフェについては、下記の記事をご参照下さい。
<参考>「 またまた囲碁の日でありました。
」2010.10.13.
「 囲碁例会・同窓生でありましたか
」
2012.2.1.

囲碁会場に入る前に、花野(梅田の里山)を暫し散策。珍しいと言うか、面白い花を見掛けました。
まるで、玉簾のような花。ネットで調べると、どうやらキブシという名前の樹木の花のよう。
次は、ハクサンボクの新芽。春の雰囲気です。近くに寄って、新芽の中を覗き込むと、小さな花の蕾がビッシリ。
そして、万葉集にも登場するシキミの花。
奥山の
樒
が花の 名のごとや しくしく君に 恋ひわたりなむ
(
大原今城
万葉集巻20-4476)
上の歌は、大伴池主の宅での宴で大原今城が詠んだ2首のうちの1首。池主を「しきみ」になぞらえて、客人である今城が主人である池主を褒めている、ご挨拶の歌である。
今日、シキミはと言うと、仏事、葬式などに使う木にて、宴会の挨拶には馴染まないかと思うが、本来のこの木は、広い意味での榊(サカキ)、神の木の一つであった。従って、シキミの花は神聖な「神の花」であった。
客の今城は池主の高潔さをシキミの花の美しさと良い香りに喩えたのでしょう。ついでに、もう一方の歌も記して置きます。
初雪は 千重にふりしけ 恋ひしくの 多かる
吾
は 見つつ
偲
はむ
(同上 万葉集巻20-4475)
これに対して池主がどのような歌を返したのか、万葉集には出ていない。この後、池主は藤原仲麻呂排除、孝謙天皇廃帝を目指した橘奈良麻呂の乱に連座し捕えられ、獄死している。
顔を花に近付ける。清潔な芳香がかすかに漂う。神の花、仏の花に相応しい高貴な香である。
さて、囲碁例会ですが、本日の参加者は福◎氏、青◎氏、荒◎氏と小生の4名。お天気の所為もあってか欠席者が多くなりました。
最初の福◎氏には勝ったものの、荒◎氏には負け、次に青◎氏と2局打ちましたがこれも連敗。よって、1勝3敗。今年に入ってからの不調が続いています(笑)。
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