本日は智麻呂邸にお邪魔して参りましたが、その前に、近隣桜めぐりの銀輪散歩をして参りました。何処も桜が満開。明日は雨が降るとの予報であるので、今日がお花見には最高の日のようであります。
4月7日に若草読書会のお花見を予定していますが、あと8日、満開のこれらの花がどれだけ散り残っていてくれるものやら・・。
ということで、本日のブログ記事は若草読書会の皆さまへの、今日の「花園公園便り」も兼ねて居ります(笑)。
花園公園に行く前に、山裾を北に走り、パンドラの丘の桜なども見て参りましたので、タイトルは「桜めぐり」と致しました。何処もお花見の方々で賑って居りました。
枚岡公園は2009年4月5日に若草読書会でお花見をした場所。
<参考> 若草読書会のお花見
2009.4.9.
これが若草読書会での初めてのお花見でありましたが、翌年からは場所を花園中央公園の桜広場に変更していますから、最初にして最後となった枚岡公園での花見でした。公園は、この桜並木の坂を上り切った山裾の高みにあります。
近鉄額田駅と石切駅との中間にある小さな公園。ここも桜が美しい。更に北へと走り、石切駅を越えて日下新池へ。
此処は、パンドラの丘。先月の20日の記事でご紹介して居りますので、その名の由来については、同記事をご参照下さい。
<参考> パンドラの丘
2013.2,20.
パンドラの丘に立ち寄ったついでに、大龍禅寺境内の桜も見て行く。大龍禅寺の写真は下記の日記にも登場しています。
<参考> わが待つ秋の近づくらしも
2010.7.27.
そして、神武天皇聖蹟盾津顕彰碑のある公園の桜です。ここは、先日、小万知さんとの銀輪散策で訪ねた場所でもありますが、その時は桜もユキヤナギも咲いていませんでしたが、今日は花満開で、随分と雰囲気が、駄洒落ではありませんが、「華やいで」いました(笑)。
<参考> 草香江の入江のはちす花はちす
2013.3.5.
ここまで足を延ばしたついでと、智麻呂さんが週に1回お世話になっている、福寿苑にご挨拶して行く。と言っても「ヤカモチ流挨拶」にて、門前で写真に撮るというだけのことであるのですが(笑)。
さて、花園中央公園へと向かう。
恩智川と国道(中央大通り)が交差する付近にある、アケビの木が花を咲かせていました。
このアケビ、昨年の4月18日の銀輪散歩の時に花に気付いたのでありましたが、今年はアケビの花も桜同様に開花が早まったようであります。
(アケビの花)
<参考> 花逍遥・アケビの花ほか
2012.4.22.
そして、花園中央公園の桜広場です。
ご覧のように、満開。そして多勢のお花見の人々。
はてさて、4月7日の花の様は「いかにかあるらむ」でありますが、まあ、兼好法師殿も下記のように仰って居られますれば、散りたる後の様、散り残りて僅かばかり咲きたる様にこそ、あはれなる風情はあらめ、ということと致しまするかな(笑)。もっとも兼好流だと花見にわざわざ出掛けることもなく、居ながらにして思い描けば十分ということになってしまいますが。
『花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨にむかひて月を恋ひ、たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに 情 ふかし。咲きぬべきほどの 梢 、散りしをれたる庭などこそ見どころおほけれ。歌の 詞書 にも、「花見に 罷 りけるに、はやく散り過ぎにければ」とも、「さはることありて罷らで」なども書けるは、「花を見て」といへるに劣れる事かは。花の散り、月の傾くを慕ふ習ひはさる事なれど、殊に頑なる人ぞ、「この枝かの枝散りにけり。今は見所なし」などはいふめる。(中略) すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。春は家を立ち去らでも、月の夜は閨のうちながらも思へるこそ、いと頼もしう、をかしけれ。よき人は、偏にすける樣にも見えず、興ずる樣もなほざりなり。片田舎の人こそ、色濃くよろづはもて興ずれ。花のもとには、ねぢより立ちより、あからめもせずまもりて、酒飮み、連歌して、はては大きなる枝、心なく折り取りぬ。泉には手・足さしひたして、雪にはおりたちて跡つけなど、萬の物、よそながら見る事なし。』(徒然草第137段)
若草読書会の皆さま、本日天気晴朗にして花満開なるも、七日に至りて散り残れるの幾許なりやは存じ上げ申さざる事にて候。
わが花見 八日は過ぎじ 桜花
散らずあり待て わが行くまでは (偐家持)
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