明後日は若草読書会のお花見デイでありますので、それに合わせて本日は偐万葉・若草篇と致します。シリーズ第172弾であります。
<参考> 過去の偐万葉・若草篇は コチラ
からどうぞ。
偐家持が小万知に贈りて詠める歌8首
英遠
の浦 見らくしよしも かくしこそ
いにしへびとも 継ぎて通へり
人はいさ 事情は知らず ブログには
花ぞ昔の ままにし咲ける (昨日貫之)
比良の風 平にご容赦 伊吹風
いぶせき風と かもめ言ふめえ~ (
後
家持)
千の絵と なりてあなたに やさしさの
はる日届けむ 今日もあしたも (偐智麻呂)
福島の 春はいかにか あるならむ
今日といふ日の 来るごと
思
はゆ
水芭蕉 咲くをし見れば ほととぎす 鳴き来る夏の 近づくらしも
(ミズバショウ<写真提供:小万知氏>)
花園の 花は盛りを 過ぎぬとも どちとしあれば うれしからまし
土曜日に 降るとふ雨も こころあらば
花な散らしそ いたくな降りそ
偐家持が偐山頭火に贈りて詠める歌6首併せ俳句6句
並びに偐山頭火が返せる歌2首併せ俳句5句
山頭火 うらやむほどに 秋晴れて
しぐれも欲しと 言ふにあるらし (晴麻呂)
偐山頭火氏が贈り来れる句並びに偐家持が付けたる脇句
宿り木で 何を食ったか 偐家持 <偐山頭火>
玉子とじなる 氷見牛うどん <偐家持>
古池の 鴨を見つつや 行く秋を よしとし来れば もみぢ葉降れる
ラグビーの 球はいかにか 跳ねるとも
トライせざれば ゴールもならじ (花園家持)
偐山頭火が返せる歌1首
ノーサイドと 思っていたら かかる声
ゴールどちらと 迷いつ走る (元高校生ラガー)
偐山頭火氏が送り来れる芭蕉の句に付けたる脇句1句
蓬莱に きかはや伊勢の 初たより (芭蕉)
くもなくあれや かぐのみぞこれ (偐田道間守)
もののうそ ばれては逃げの 一手なり
かまふななりふり 雪駄の唐笠 (偐宗持)
(本歌) もののふの 矢橋の船は 速けれど
急がば回れ 瀬田の長橋
(連歌師宗長)
偐山頭火氏が贈り来れる句2句に偐家持が付けたる脇句2句
焼き直し 出来ることなら 焼き増しに (偐山頭火)
芋にしあれば 焼かず煮るべし (偐芋煮会)
痩せアラブ むち打つほども 前に出ず (偐騎手)
むちうち症の 騎手にてあれば (アラブる馬)
偐山頭火氏の贈り来れる歌1首
痩せアラブ むち打つほども 前に出ず
ならば
出
むちと かざす人参 (無知違い)
偐家持が返せる歌1首
馬うつは 痛罵に似たり 褒めてこそ
人もや馬も 育つにあらずや (
馬肩持
)
偐山頭火が贈り来れる発句2句に偐家持が付けたる脇句2句
千作が 二千作への 第一歩 (偐山頭火)
懲りずも描かな 技は凝らすも (偐智麻呂)

(画:智麻呂、写真提供:偐山頭火氏)
おいちゃんの 笑顔見たくて 若草へ (車寅次郎)
春はひねもす 共にしあらむ (偐智麻呂)
枝垂れ梅 記事にしたれば どちがそれも
枝垂れて梅の 咲き四天王寺 (聖梅太子)
<参考>偐山頭火氏のブログは コチラ からどうぞ。
偐家持が和麻呂に贈りて詠める歌1首
わが背子の
手練
れの琴に 散りまがふ
花にぞ照れる 月も見が欲し
(注)偐万葉掲載に当り一部文言の修正を行いました。
<参考> 和麻呂氏のブログは コチラ からどうぞ。
偐家持が謙麻呂に贈りて詠める歌1首
我が背子は オランダならね ドイツなる 歌姫恋ひて 海渡るらし
偐家持が千葉邦麻呂に贈りて詠める歌1首
ファドの歌 流るるなへに ロカ岬 はろばろ背子は 旅立つならし
偐家持が若草のどちに贈りて詠める歌2首
たこ焼に 生姜と蝦の 花散らし かけて偲はめ 散りぬる桜
桜花 散りぬる風の 恨めしと
雨は止むとも 腹は立ちける (紀のつらあて)
(本歌) さくら花 ちりぬるかぜの なごりには
水なき空に 浪ぞたちける
(紀貫之 古今集89)
偐万葉・ひろみ篇(その18) 2025.10.03 コメント(6)
偐万葉・若草篇(その30) 2025.08.10 コメント(15)
偐万葉・龍の森篇(その6) 2025.07.15 コメント(4)
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