本日は、偐万葉シリーズ第174弾。
偐万葉・英坊篇(その20)であります。
<参考>過去の偐万葉・英坊篇は コチラ
からどうぞ。
英坊3氏のブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が英麻呂に贈りて詠める歌15首 並びに英麻呂が詠める歌8首
英麻呂が贈り来れる句
に偐家持が付けたる脇句1句
歌の詠み 世の移ろひの あて鏡 (英麻呂)
あだに映しつ むだにし詠まん (偐家持)
英麻呂が贈り来れる句
に偐家持が付けたる脇句1句
花びらに 雪ぐも見ゆる ユスラウメ (英麻呂)
恋も知らざる 色にし咲ける (偐家持)
英麻呂が贈り来れる歌1首
腕もたち 正義を武器に 立つ姿
学び取るんだ 政界の輩 (英麻呂)
偐家持が返せる歌1首
銀
も
金
も玉も 何せむに
まされる力 鉄にしかめやも (山上鉄良)
(本歌) 銀
も 金
も玉も 何せむに まされる宝 子に 如
かめやも
(山上憶良 万葉集巻5-803)
山川の さやけき見つつ 万葉の 古 尋 はな 高岡の里
(高岡万葉歴史館)
しなざかる 越に
毎年
咲き咲きて かたぶくまでの みきとなるかも
(本歌)しなざかる 越に 五年
住み住みて
立ち別れまく 惜しき 初夜
かも
(大伴家持 万葉集巻19-4250)
(桜の木)
英麻呂氏が贈り来れる歌1首
パンドラの 花の茶店は スタンバイ 稼ぎと売るは パンとどら焼き
偐家持が返せる歌1首
パンドラの 丘にはもの売る 店はなし しか言ふ君に 髭なきがごと
(本歌) 勝間田
の 池は 吾
知る 蓮
なし しか言ふ君が 髭なきごとし
(万葉集巻16-3835)
英麻呂が贈り来れる歌1首
牛丼屋 氷見牛ならば いいのにと
つぶやき行くは 氷見うどん店 (偐英麻呂)
偐家持が返せる歌1首
氷見牛は ヒミコの牛に あらざれば
煮ても焼いても よしの屋言へる (氷見ふとん店)
英麻呂が贈り来れる句
に偐家持が付けたる脇句1句
梅去りて 桜來しあと 藤は待つ (井栗の藤麻呂)
梅子桜子 藤子にあらず (偐家持)
英麻呂が贈り来れる歌2首
土凍り 足たび欲しく ねだるにも
そのすべ知らず そこらうろつく (光の君)
夜桜の 花見の宴は 居酒屋で
場取のシートの なきぞ悲しき (英爺翁)
偐家持が返せる歌2首
草枕 たびするわれを などてやも
うろつくなどと 君言ふなるや (偐光)
夏の夜の 夢にしなけれ 花むしろ
敷くも敷かぬぬも さけが問題 (偐沙翁)
背子が名に かけし英麻呂 ひと呼ばば
偐万葉
の われもうれしも
(本歌)妹が名に 懸けたる桜 はな咲かば
常にや恋ひむ いや年のはに
(大伴家持 万葉集巻16-3787)
(英麻呂と家持くん)
偐なれど われも家持 とき待ちて とはむとぞ
思
ふ
高志
の
館
を
願はぬに 橋の
下
にて はよ死ぬらむ
その気さらでも さなるこの頃 (偐西行)
(注)さらでも=さあらでも。そうでなくても。
さなる=さにある。そのようにある。そうなる。そうである。
(本歌)願はくは 花の 下
にて 春死なむ
その如月の 望月の頃 (西行)
英麻呂が贈り来れる歌
並びに偐家持が返せる歌各1首
無患子を 誤り含み 泡を吹く
式部・納言の 慌ての様よ (英麻呂)
咳止めに ムクロジの実 口にせば
咳は止まれど 泡は吹くなり (阿波家持)
英麻呂が贈り来れる歌1首
八重桜 ソメイヨシノに 餅団子 蜜柑苺で 春を漫喫
偐家持が返せる歌1首
アブチロン アルストロメリア ランニゲラ 桜のほかの 花も咲くなり
庭遠み 人にさかるる 滝石の
われてもすゑに あはむとぞおもふ (英徳院)
(本歌)瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われてもすゑに あはむとぞおもふ
(崇徳院 詞花集228 小倉百人一首77)
(滝石)
英麻呂が贈り来れる歌
並びに偐家持が返せる歌各1首
下手な句を 堂々と詠む 厚顔を
恥じて入るにも 穴なし哀れ (英麻呂)
あはれとも いふべき人は あなかしこ
はぢさきだちて 歌詠まぬ人 (偐家持)
清盛と 義朝ならむ ひとつ 枝 に 赤白咲きぬ 吾家 の椿
(椿)
<注>掲載の写真は全て英坊3氏のブログからの転載です。
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