偐万葉シリーズ第175弾。
本日は、偐万葉・ビッグジョン篇と致します。
<参考>過去の偐万葉・ビッグジョン篇は コチラ
からどうぞ。
ビッグジョン氏のブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌17首
並びに 歩麻呂が返せる歌1首
我が背子を 呼び止むならし さくら草
道のかたへに 福寿と咲けば
(桜草と福寿草)
栓せぬは 詮もなきこと 栓せぬを
先
に知らせと 言ふも詮なき (栓利休)
ももくさに 花は匂へる 春や春 蝶ともなりて われは遊ばな
歩麻呂が返せる歌1首
ももくさの 花の匂へる 我が庭は
命満つるや われは遊ばな (KY歩人)


(木瓜) (馬酔木)
わが背子の 旅は
十余
り
八日
にて
ネパールの
石楠花
見らくしよしと (偐焼餅)
キャンジンりー 歩麻呂
羨
しも ネパールの
山を見らくし 歩麻呂ともしも
(本歌) 朝裳
よし 紀人ともしも 真土山
行き 来
と見らむ 紀人ともしも
( 調首淡海
万葉集巻1-61)
桜草 い寄りかく寄り ネパールの 山道 の 隈廻 ゆかしとぞ咲く


(ランタン谷のシャクナゲ) (ネパールのサクラソウ)
桜草 つばらにぞ見む ネパールの 山道 に咲けば 妹し恋ふらし
ネパールの 山で歩麻呂も 敷島の 大和にあれば 瓜の畑麻呂
(隼人瓜麻呂)
(隼人瓜)
降る雪も 照れる月夜も 咲く花も ときめく心 ありてこそなれ
立ち位置は いかにしもあれ 舘ひろし
言へる遊びと 恋忘れまじ
やぐらねぎ ソメイネギノと われ呼ばむ
実はならずとも 子ねぎなるらむ (
葱速日尊
)
<注>葱速日=
ニギハヤヒ
のパロディ
(ヤグラネギ)
風薫る 五月 なりけり 庭に生ふる 蜜柑の花の 白き香ぞする
(蜜柑の花)
都富士 見つつも行かむ つつじ花 今ぞ盛りと 咲きぬる山路
(つつじ)
左夫流兒
の
知
佐
の花かも 咲く見れば
道に迷はず 行かませ吾が背 (歩麻呂夫人)
<注>知佐=万葉集に出て来る「ちさ」はエゴノキの花とされる。
左夫流兒=大伴家持の部下、尾張小昨の恋人(浮気相手)。
家持は小昨の浮気をたしなめる歌を詠んでいる。
(エゴノキ)
つばらにも 見つつぞ行かむ 九輪草
藤が下にし しみみに咲ける
(藤が下なる九輪草)
石の川 身の
丈
ほどの 山にても
たぎつ川とし
深山
となさむ (偐丈山)
遠州の 手前三河の 小山にて
小堀はすまじ 清き
山河
(偐丈山)
( 石川丈山
の墓)
<注>掲載の写真は全てビッグジョン氏のブログからの転載です。
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