< 承前 >
白山島に入り、先ず白山神社にご挨拶。まあ、島全体が白山神社の神域でもあれば、当然というものでありますな。
ニの鳥居を潜って最初に目に入るのは戦没者慰霊碑とこの黒っぽい妙な建物。近寄ってみると、トイレでありました。八乙女伝説をモチーフにしてこのような建物にしたらしいことが、下の説明板の記述から覗えるが、心霊スポットとあれば、用を足すのも憚られるというものである。
本殿へ上る石階段は三の鳥居を潜って行くが、その脇にある拝殿は改修工事中にて建物回りは仮設の工事足場が廻らされていた。撮影する気にはならない。神社の由緒書きだけを撮影して、本殿へと向かう。
三の鳥居まで25段上り、鳥居から本殿まで236段(数え間違いでなければ)の石段を上る。途中に踊り場もないから、一気に上るしかない。小さな島の急勾配な高みに本殿を設置したら、こういう設計にならざるを得ないのだろう。
本殿前は僅かなスペースしかないが、眺めは素晴らしい。渡って来た橋が殆ど眼下と言ってよい角度に見える。
本殿は、山頂の少し下にあり、本殿裏に山頂への小道がある。折角なので山頂まで行ってみる。
西方向だけは視界を遮る樹木がなく茫洋と広がる日本海の水平線が見える。此処で夕日を眺めるのも一興であるが、そんな時間まで「心霊スポット」にとどまっていたくはありませんな(笑)。
北寄りの東方向は樹木の隙間から宿泊のホテルの建物が見える。また、南に目を転ずると、八乙女浦と呼ばれる由良漁港の沖合の海が見える。
山頂には一人前に三角点の石柱もある。
またまた、名の知れぬ白い花。今日は白い花に悩まされる(笑)。
花は咲いていないが、笹百合のような姿。これが下の看板などに記されていた岩百合なんだろう。だいだい色の花と書いてあったから、花の咲く時期に来れば、山頂への道も捨てたものではないのだろうが、今の時期は・・何もない。
山を下って、島一周の遊歩道を歩いてみる。アップダウンがあって、変化に富んだ楽しい道である。と言っても高々800mに過ぎない道なのである。興が乗って来た処でおしまい。
島の山頂から見た八乙女浦の写真を下に掲載して置きます。
<参考> 八乙女伝説
ホテルに戻って、夕食を済ませたら、夕日が沈み始める時間になっていました。白山島と夕日とを併せ撮影できるポイントに行っているべきであったのだが、もう間に合わない。ホテルからの撮影で済ませる。
海面が金色に染まって・・やがて暗褐色になり、黒い闇に閉ざされると、山の方角からまん丸の月が昇って来ました。この夜は満月でもありましたか。
ホテルのベランダから見えた朝の白山島です。
2日目は鶴岡市街を銀輪散歩すべく、JR三瀬駅から鉄道で鶴岡駅に戻ることにする。
「みせ」と読むのかと思っていたら「さんぜ」でした。無人駅。
この後、鶴岡駅に戻り、鶴岡公園など鶴岡市の中心部を銀輪散歩しますが、それは明日以降の記事とします。 ( つづく )
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