偐万葉田舎家持歌集

偐万葉田舎家持歌集

2013.07.27
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カテゴリ: 智麻呂絵画展

第123回智麻呂絵画展

  本日は久々の智麻呂絵画展と致します。
  どうぞご来場、ごゆるりと智麻呂絵画と遊んで行かれませ。
   <参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
      ​ ​第1回展~第100回展
      ​ 第101回展~第200回展
      ​ 第201回展~

  今回は少し趣向を変えまして、作品のご紹介に先立ち、智麻呂氏のアトリエをご紹介申し上げます。

智麻呂画泊のアトリエ (智麻呂画伯のアトリエ)

  智麻呂邸をお訪ねしたこの日のアトリエには、描きかけの朝顔の絵がありました。傍らの朝顔の鉢植えを眺めながら、直前まで絵を描いて居られたようであります。
  傍らの朝顔の鉢植えは東京の祥麻呂氏から毎年この時期に贈られて来るもの。そして、毎回、このようにして絵にされるのでありますな。
  しかし、色鉛筆の数が半端ではない。この鉛筆を削るのは奥様の恒郎女様のお仕事。智麻呂画伯がご機嫌うるわしく絵を画くことが出来るのは、「骨身を削る」・・いや、この場合は「鉛筆の芯を削る」奥方様の献身ありてこそなのであります(笑)。
  そして、朝顔の絵は下のように完成したのでありました。

朝顔 (朝顔)

  若草読書会メンバーの東京在住組の今一人の方、リチ女さん。彼女は朝顔ではなく、毎年酸漿の鉢植えを届けて下さっている。これも毎年絵になる。今年のそれは下のような絵(酸漿1)になりました。

酸漿 (酸漿1)

  智麻呂さんが酸漿が特にお好きであるのかどうかは存じませんが、リチ女さんへのお礼もあって毎回その絵を描かれる。その他でも見掛けた酸漿を描かれることがあるので、その点数は結構な数になっている。今回の分を別にしても、これまでに当絵画展に出展された酸漿の絵は15点もある。
  そういうこともあってか、智麻呂さんが通って居られるデイサービスの施設の方達は、智麻呂さんは酸漿が大好きなのだと思って居られる。ということで、施設で酸漿が手に入ると1本とか2本とかを画材にと土産に下さるらしい。それが下の酸漿2と3である。

酸漿 (2) 酸漿 (3)
(酸漿2)          (酸漿3)

  また、その施設では通って来て居られる方々のお誕生月に合せてお誕生日会が開かれる。そして、「お誕生日おめでとう」他のメッセージカードを添えてお花が贈られる。7月は智麻呂氏の誕生月。下の「トルコキキョウ」と「バラとラン」は、その施設でのお誕生日会で智麻呂さんが戴いて帰って来られた花である。
  その施設の名称が「アンデスのトマト」という面白いものであるのだが、ヤカモチ館長は、「アンデスのトマトのトルコキキョウがニホンではなくイッポンであるか」なんぞと、ひとり面白がっているのである。

トルコキキョウ (トルコキキョウ)

祝誕生日の花・バラとラン (バラとラン)

  智麻呂氏は週2回デイサービスに行かれます。一つは上の「アンデスのトマト」で、もう一つが以前その建物の写真をこのブログでもご紹介したことがある(2013年3月30日の記事)「福寿苑」である。
  その福寿苑でのお誕生日会で戴いたのが下のルドベキアの花である。

ルドベキア・誕生日会の花 (ルドベキア)

  次は、お誕生日会ではなく、ご近所の可愛い姉妹、智麻呂さんの最も若いお友達である、みずきちゃん・さきちゃん姉妹のお姉ちゃんのみずきちゃんがくれた小さな小さな紅色の貝殻の絵です。
  この可愛い貝(殻長1cm余)は、みずきちゃんにとっては大事な宝物。仲の良い智麻呂さんにあげたい、あげたいけれど大切なお気に入りの宝物、その葛藤の中、逡巡しつつも、「あげたい」という智麻呂さんへの気持ちが勝ったようで、智麻呂さんの手元に・・。

イタヤガイ科アズマニシキ (イタヤガイ科アズマニシキ)

  この貝は、図鑑で調べるとイタヤガイ科のアズマニシキという貝のようですが、同じイタヤガイ科のヒオウギガイというのにも似ています。両者の区別・異同などは存じ上げませんので、一応アズマニシキということにして置きます。智麻呂氏もアズマニシキと絵に書き添えて居られますが、これはヤカモチ館長がそう申し上げたからにて、もし間違っていたら、その責任はヤカモチ館長にあることとなります(笑)。

イタヤガイ科アズマニシキ (2) イタヤガイ科アズマニシキ (3)
(実物写真)

  余りにも小さな貝なので、その実物を見て写生するのは困難。そこで館長がデジカメで撮影し大きく印刷して、智麻呂さんが貝の姿を肉眼でもた易く見て取ることができるようにして差し上げました(笑)。
  みずきちゃんの気持ちをよく理解していた恒郎女さんは、「写真に撮って貰ったから」と貝殻をみずきちゃんに返して上げました。みずきちゃんはとても喜んだそうです。
  可愛い、そしていい話ですね(笑)。

メロン (メロン)

  ご近所と言えば、こちらのメロンもご近所の東◎さんからの戴き物であります。スパッと切った切り口も瑞々しく、メロンの甘い香りが漂って来そうな絵です。
  尤も、当ブログにも度々コメントを頂戴している、新潟のふぁみり~キャンパーさんはメロンが苦手のようですから、彼以外のご来場者の皆さま用のデザートであります。

栗ぜんざい (栗ぜんざいとゼリー)

  これは小万知さんのお土産とか。今年は「夫婦善哉」の織田作之助の生誕100年の年らしいですが、若草小万知は「栗ぜんざい」でありました。

茗荷 (茗荷)

  これは、偐山頭火さんの茗荷。彼の庭で採れた茗荷です。
  実物は?とお聞きすると、これは写真から絵にされたとのこと。偐山頭火氏が摘んだ茗荷を皿に盛り、写真に撮って「画材」にと持って来られたのでありました。智麻呂さんは「画材」でありますから「写真」でも十分なのでありますが、恒郎女さんとしては、「食材」の茗荷の方が有難いのでありますな。そこの処、偐山頭火殿、よろしく(笑)。

合歓 (合歓)

  これは、暗峠の先の奈良県側に咲いていた合歓の花の写真(当ブログ掲載のもの)を絵にされたもの。
  合歓の花は、先日のヤカモチ館長の象潟銀輪散歩の記事でもその写真を沢山掲載いたしましたが、智麻呂絵画展にも登場と相成りました。
  その象潟銀輪散歩の土産の絵が以下の2点です。うどんといぶりがっこ漬けは「画材の道」よりも「食材の道」の方を選んだようですな(笑)。

ピリ辛花きゅうり (ピリ辛きゅうり)

鳥海山のどぶろく (鳥海山のどぶろく)

  では、にごり酒にごれる飲みて、草枕しばしまどろむ、ということで、これにて今回の絵画展お開きと相成りまする。
  どちら様もおやすみなさいませ。zzzzzzzz・・・・。






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最終更新日  2019.06.13 18:51:55
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