第131回智麻呂絵画展
本日は智麻呂絵画展と致します。智麻呂絵画ファンの皆さま、どうぞごゆるりとご入場、ご覧下さいませ。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
先ずは、アケビです。
このアケビは、智麻呂さんが通っておられるデイサービス施設「アンデスのトマト」に、同様に通っておられる坂◎さんというお方が、智麻呂さんの絵の題材にとお持ち下さったものだそうです。
智麻呂さんのお話では、この施設の一角にて智麻呂さんが描かれた絵が掲出されているそうなので、ヤカモチも機会があれば一度それらを拝見したいものと思って居ります。
これは智麻呂邸のお庭のナンテンでしょうか。
上の果物は中◎◎氏が手土産にお持ち下さったものです。
同氏は、智麻呂さんがまだ牧師をなさっていた昔のことになりますが、その折に教会学校に通って居られたかして、智麻呂さんご夫妻と交流のあったお方で、最近、学校の教師を定年退職して時間の余裕もでき、智麻呂さんのことを懐かしく思い出されて、お訪ね下さったとのこと。
若草読書会のことを知り、ご自身も参加したい、というようなことを仰って居られたそうですが、まあ、この読書会は来る者拒まず、去る者追わず、の自由なる会でありますので、我々としては、いつでも歓迎といった処であります。
上の果物の中にも柿がありましたが、此処から柿の絵が3点続きます。
柿、牡蠣、花器、垣、と「カキ」にも色々ありますが、先般、恒郎女さんと宮島旅行のお話をしていた際に、ヤカモチは牡蠣が駄目であることをお話していたら、恒郎女さんは、智麻呂さんも牡蠣が駄目だと仰る。ところが、それを聞いていた智麻呂さんは、自分は「カキは大丈夫」とのこと。何のことはない、智麻呂さんは「柿」のことだと思って居られたという次第。やはり、ヤカモチ同様に「牡蠣」は駄目だそうです。
丁度、柿の絵を描き続けて居られた時期であったので、「カキ」は「柿」に聞こえたのでしょうね。因みに、関西弁ではアクセントなしで平板に発音すると「柿」となり、後の「キ」を強く発音すると「牡蠣」となり、前の「カ」にアクセントを置いて発音すると「花器」とか「垣」になります。
さて、柿Aは、前述の「アンデスのトマト」の皆さんにと、同施設に通って居られる川◎さんというお方がお持ち下さった柿の一部を絵の題材にと智麻呂さんにご提供戴いたもののようです。
こちらの柿Bは、ご近所の東◎さんからの戴き物の柿です。
そして、下の柿Cは、もう一つのデイサービス施設の「福寿苑」で、ご提供戴いた画材を、同施設にてお過ごしの間に、絵にされたものです。
まあ、このように「柿」続きであったのであれば、「牡蠣」も「柿」に聞こえてしまうのもムべなるかな、でありますな(笑)。
因みに、ムべはアケビに似た実を付けるそうですが、アケビは熟すると実が割れるのに対して、ムべの実は割れることがないそうな。
「むべ山風を嵐といふらむ(文屋康秀)」ならぬ「ムべ割れる実はアケビといふらむ」であります。
万葉に 牡蠣も柿さへ なかりせば
芭蕉の柿の 句など書き置け (偐家持)
芭蕉の柿の句は2句あります。ついでに牡蠣の句は1句です。
祖父 親 其子 の庭や 柿 蜜柑 (松尾芭蕉)
里ふりて柿の木もたぬ家もなし (松尾芭蕉)
蠣 よりは 海苔 をば 老 の 売 もせで (松尾芭蕉)
以下のツワブキとオキザリスは当ブログ掲載 ( 11月6日の記事 参照) の写真から絵にされたものであります。
このオキザリスは、梅田スカイビルの里山に咲いていたものですが、別の植物の葉の間から顔を出していた花で、迂闊ヤカモチはその別の植物の葉がこの花のものと早合点して、「何の花か分からない」としていたら、ひろろさんが、隙間から少し見えているクローバーに似た形の三つ葉にお気付きになり、オキザリスだと教えて下さった花でありました。
智麻呂さんは、その別の植物の葉はカットし、オキザリス特有の葉を沢山描き加えて下さり、いかにもオキザリスらしい絵に仕上げて下さいました。
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
ビッグジョン7777さん
New!
七詩さん
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん
New!
MoMo太郎009さん