本日は若草読書会のお花見の予定でありましたが、生憎の雨にて、花園中央公園桜広場でのお花見は中止となり、智麻呂邸の若草ホール集合となりました。
もっとも、小生は風邪にて体調不良、欠席させて戴くことに。
しかし、前日までにE-mailで寄せられた各氏の短歌や俳句を印刷に打ち出してお持ちするという小生の役目は最低限果たさなくてはならないので、これを参加者人数分の部数を印刷し、お届けすると共に、途中、瓢箪山駅前のいつもの果物屋さんに立ち寄り、苺と枇杷を買って、これを差し入れして参りました。
皆さんに風邪をうつしてはいけないとマスクをしての参上でありまして、車で家まで送るという凡鬼さんのご好意も丁重にご辞退申し上げての、早々の退散でありました。(小生宅から智麻呂邸までは徒歩20分位でありますので、車で送って戴くほどの距離ではありませぬ。)
昨年に続いて2年連続、雨に祟られての花のない「お花見」となった若草の「お花見」でありますが、吉田兼好さんも徒然草の中で「すべて、月・花をば、さのみ目にて見るものかは。春は家を立ち去らでも、月の夜は閨のうちながらも思へるこそ、いと頼もしう、をかしけれ。」(137段)と仰って居られますように、何も花の下に筵を敷いてするのみがお花見には非ず、であります。心の内に咲きたる花の姿など思い浮かべ・・なども立派なお花見と言うべきものにて候へば、何ぞ雨をや恨むらむ、であります。
まあ、小生なんぞは「雨」に加えて「風邪」にまで見舞われて欠席の止むなきに至りましたが、「花園の桜の花のいかにかあるらむ」など思い描くだけで、十分な「お花見気分」なのであります(笑)。
<参考>「 桜花散りぬる風のなごりにはたこやきしつつ 」 2013.4.7.


自宅近くまで帰って来て、山の方を見ると、山は雨に煙っているのでありました。
本日は「花の写真」がない「お花見」の記事でありました。
「観想念仏」という言葉がありますが、それに倣えば、「観想念花」であります。
<追記です。>
本日(31日)小万知さんが、昨日小生が差し入れした苺と枇杷を写真に撮ったとしてE-mailで送って下さいましたので、それを以下に掲載させて戴きます。
どうぞ、皆さまもお好きな方をお一つお召し上がり下さいませ。ウーテイスさんは、枇杷の実を懐かしがって居られましたから、どうぞ枇杷をお召し上がり下さいませ。琵琶ではありませんよ(笑)。
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