本日は偐万葉シリーズ第
205
弾、ふぁみキャンパー篇(その
9
)です。
ふぁみり~キャンパー氏は新潟県ご在住、温泉にご造詣が深く、偐万葉では
越後湯麻呂
とお呼び申し上げて居ります(笑)。
<参考>過去の偐万葉・ふぁみキャンパー篇は コチラ
からどうぞ。
ふぁみり~キャンパー氏のブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持が湯麻呂に贈りて詠める歌17首
さかしらに 折り紙折らず 酒談議
すなる人はも 猿にかも似む (大伴景人)
さかしらに 折り紙折りて 酒呑まぬ
人も猿にし 似てやあらぬか (大伴凡人)
(本歌)あな 醜
賢
しらをすと 酒呑まぬ
人をよく見ば 猿にかも似む
(大伴旅人 万葉集巻3-344)
雪見つつ 身は湯に浸かり 露天よし
越後ゆきたや 湯っ多里ゆたり (院内感泉)
(田上ごまどう温泉湯っ多里館)
六道の 道に人とし 生まれ
来
も
解脱は棚に ブログの日々か (輪廻家持)
ノルウェーの 人も鯖をば よむらんか
鯖海道の 道はた遠み (鯖江鯖麻呂)
支那の国ゆ
来
りしものぞ まなかひに
見えぬ
塵埃
すべなかりけり (偐塵持)
淡路島 かよふと湯麻呂 いふ声に
いづく宿ると 思はで
須磨
じ (須磨の関守)
(本歌)淡路島 かよふ千鳥の なくこゑに
いく夜ねざめぬ 須磨の関守
(源兼昌 金葉集288 小倉百人一首78)
獺祭
を 呑んでみて来よ 山口へ (芭酒)
(元句)獺の 祭見て来よ 瀬田のおく(芭蕉)
(注)獺はとった獲物を川岸に並べる習性があり、これを「獺の祭」という。
また、山口県には「獺祭」という名の地酒があるとのこと。
獺は 鮭並べるも 酒造る
うそつかぬかは うそかまことか (かはうそのうそ)
阿波土柱 よしとコメント せしなれど
いや大ぼけか 土中に消えぬ (いやあはてもの)
(注)いや大ぼけ=祖谷・大歩危
記した筈のコメントが届いていなくて雲散霧消したのを詠んだ歌。
(阿波土柱)
われはもや 今はゆくらむ ときなれば
散りゆく木の葉 惜しみな哭きそ (リーフ麻呂)
(ハムスターのリーフ君・享年3歳)
なり余る ネタに追はれて わが背子は
あれやこれやに これもあれもか (偐ネタ持)
このたびは 熱はなけれど 頭痛にて 鼻水くしゃみ さっきから咳
いろをかへれば わかるかと あかよくろよと かきわけつ
うたのかみしも けふそろへ あさきふかきは えりもせず
(いろは丸)
我が背子は 土佐の文旦 選びたり
メロン召さねど 蜜柑は召すや (柑橘諸兄)
ライムなら 花にも実にも 見つれども
いや石の灰 見るべきものか (石上灰麻呂)
(本歌)たちばなは 花にも実にも 見つれども
いや時じくに なほし見がほし
(大伴家持 万葉集巻18-4112)
リーフ行き ライム来たれる 今よりは
ライムライトぞ わが家の明かり (偐湯麻呂)


(3代目ハムスター、ライム君) (ライムとライト<光君>)
わが屋戸の 紋の桜は ときじくに 花は咲けども 実にならじかも
(本歌)我妹子が 形見の 合歓木
は 花のみに
咲きてけだしく 実にならじかも
(大伴家持 万葉集巻8-1463)
<注>掲載の写真はふぁみり~キャンパー氏のブログからの転載です。
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