本日は、偐万葉・ウーテイス篇(その
3
)と致します。
偐万葉シリーズ第
207
弾であります。
<参考>過去の偐万葉・ウーテイス篇は コチラ
。
ウーテイス氏のブログは コチラ
。
偐家持がウテ麻呂に贈りて詠める歌17首並びに ウテ麻呂が詠める歌 1首
いづれゆく みちにしあれど あとさきは
きみともしらず われともしらず (賀茂真不知)
やは肌の 熱き血潮に 触れみては
道とくことも をことやならむ (与太野欠陥)
(本歌)柔肌の 熱き血潮に 触れもみで
寂しからずや 道を説く君 (与謝野晶子「みだれ髪」)
ナナ何と 天
(店)
の与へし ことなれば
するが
余暇老
きみ言ふらむか (偐暇持)
コーヒーと 言ってはならんタイ 博多弁
通じぬものと 知るがよかバイ (偐鯛持)
死によりて 無となるなれば われもはら 地獄極楽 知らぬことなり
白黒の つかぬ世にして 白黒を
つけるが囲碁の 囲碁たる由縁 (本因坊頓死麻呂)
びわのねの さまはあはれと きこゆれど
びわのみわりて くふにしかずや (枇杷野琵琶麻呂)
ウテ麻呂が贈り来れる歌1首
並びに偐家持が返せる歌3首
不完全 ゆゑ
吾
もまた
芥世
を 美しき世と 戯れぬなり
塵芥
流れ行く身も 美しき もの見し時は 美しくあり
桜花 散りの
乱
ひに まぎれては なになすべきと いふもをこなり
生きる意味 あるやなしやは 白根山 そこにしあれば 人登るがね

滅びたる 者の恨みの あはれとぞ
源氏は蛍 平家は蟹に (蛍蟹盛衰記)
時は今 首の行方も 知れざれば
誰がしたるも 知れぬ五月か(明智密秀)
(元句)時は今 天が下知る 五月哉 (明智光秀)
アララトの 山ゆ吹き来る 風の
音
か
かなしき
民
の 笛の
音
ぞこれ(偐ドゥダック)

死後のことは 死後にまかせよ うつそみの
人なるわれの ことにはあらじ
ありなしは 知らぬことなり 死後のこと
われしいなくば いかにしもあれ
モーエンは もうええとわれ 思ほへば
死後は問はざり うつそ身を生く
なでしこを などてやしとと 君言はむ
妹になぞへし
吾
も困るがね (困惑家持)
(本歌)なでしこの その花にもが 朝な 朝
な
手に取り持ちて 恋ひぬ日 無
けむ
(大伴家持 万葉集巻3-408)
<注>掲載の写真はウーテイス氏のブログからの転載ですが、歌とは直接の関 係はありません。
偐万葉・ひろみ篇(その18) 2025.10.03 コメント(6)
偐万葉・若草篇(その30) 2025.08.10 コメント(15)
偐万葉・龍の森篇(その6) 2025.07.15 コメント(4)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
ビッグジョン7777さん
New!
七詩さん
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん
New!
MoMo太郎009さん