一昨日(21日)の朝、起床した時、眩暈。目が回るような感じで体が大きく傾き倒れ込む。その後、座位から仰臥へ、或いは仰臥から座位へと姿勢を移すと、同じようなことが何度か発生。何やら体に浮遊感があって心もとない感じ。しかし、それもほんの一時のもので、起き上って普通に行動している段には何らの異常感もない。この日はナナでの万葉の会の日で、講師役を引き受けているので病院に行っている暇のないこともあって、翌22日に行ってみようということにして、喫茶ナナへとMTBで向かったのでありましたが、特に何ということもありませんでした。
しかし、床について寝ころんだ途端にまたしても体がぐるぐる回るような幻惑感。これはきっと三半規管に何らかの変状が生じているに違いないと、昨日(22日)午前中に病院に行って参りました。何やら水中眼鏡を大きくしたようなカメラ風の平衡機能検査器具を目に装着しての検査を受けましたが、三半規管の耳石の代謝がうまく行っていなくて、古い耳石の一部が吸収されず残って浮遊しているため、それが脳に誤った信号を送る結果、眩暈が
生じるのだろう、という診断。
たしかに、その検査で頭を左下に傾けた時に大きな眩暈が生じました。右下に傾けた場合には異常はなし。帰宅して再実験してみようと、左耳を下にして暫く横になってから起き上ると部屋がグラグラ回り体の平衡が保てず自然に倒れ込んでしまう。右耳を下にした状態で起き上った場合にはそういうことは生じない。どうやら左の耳の三半規管の耳石が代謝不良になっているということのようだ。
古い耳石の残骸が吸収されてしまえば治る・・まあ、放って置いても時間が経てば治るということのよう。代謝を促進するためには耳石が浮かんでいる液を動かしてあげればいい・・ということは、「なるべく眩暈を起こすようにしたらいいのですね。」と小生が言うと、「まあ、そういうことになるが、安全な場所でやって下さいよ。」と先生。そうは言ったものの眩暈を起こさせると乗り物酔いをした時のような吐き気が軽く生じ、それが暫く続く。これを何度もすると間違いなく吐いてしまうだろう。とても出来そうもない(笑)。
そんな中でも病院への往復はMTBですから、こちらの方が「病気」かも知れませんですね(笑)。もっとも、頭の位置が左下に大きく傾く、ということがない限り、問題はないのであるから、自転車に乗るということに些かも危険性はないのであります。で、その道中に見付けた花が金宝樹の花。
この花はオーストラリア原産で、別名ブラシノキとも言うそうな。
<参考> ブラシノキ
・Wikipedia
この花を初めて見たのは2006年10月のしまなみ海道銀輪散歩の途中で、馬島という小さな島に立ち寄った時のことでした。その後、伊勢志摩銀輪散歩で大王崎から志摩市ともやま公園に行く途中かその帰途かで見たのが2度目でしたが、随分と身近にも咲いていました。
<参考> 伊勢志摩銀輪散歩(その3)
2010.5.15.
その名の通り、たしかに、ブラシのようです。接近して見ると、糸状の花が交互に並んで房となり、ブラシのようになっていることが分かる。一個一個の糸状の花を見ると、合歓の木の花に似ていなくもない。他に糸状の花と言えばアザミ、マユハケオモトなどが思い浮かびます。
合歓の花にしても、マユハケオモトにしても、そして、この花にしても、このような特異な形状となるについては、それなりの必然的な理由があったのであろうが、自然の造形、意匠は面白いと言うほかない。
あつまりて 刷毛のごとにし 咲くからに(本歌)直越
老いたれば 耳の石さへ 神さびて
めまひぐらりと 起こりけらしも (耳糞忌寸老麻呂)
<参考>花関連の過去の記事は下記からどうぞ。
花(1)2007~2011
花(2)2011~
銀輪花散歩・リュウゼツラン、キンエノコ… 2025.10.19 コメント(4)
銀輪花散歩・平城宮趾公園&佐保川畔 2025.03.27 コメント(4)
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