第142回智麻呂絵画展
久し振り(一カ月ぶり)に智麻呂絵画展開催であります。偐家持館長の怠慢で智麻呂絵画ファンの皆さまには長らくお待たせしてしまうことと相成りましたが、お赦し賜りたく。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
絵画のみをご覧になられたい方は下記からどうぞ。
フォト蔵・智麻呂絵画集
先ず「すみれ」から。菫は春野の花。少し季節外れ、時じくとなってしまいましたが、ご容赦下さい。
山吹の 咲きたる野辺の つぼすみれ この春の雨に 盛りなりけり
(高田女王 万葉集巻8-1444)
そして、次は智麻呂さんが一番お好きな花、菖蒲です。
上は柏餅の包装紙をスケッチされたもの。
下は、大阪の陣400年に合せて作られた「柏原名物・大阪の陣」という煎餅。偐山頭火さんの手土産です。
煎餅には葵と桐の紋があしらわれているのですが、煎餅に刻された図柄では不鮮明と言うか分りにくい。そんなことで、当初の絵は紋が正しく描けていない、と恒郎女さんが却下。「煎餅の図柄を間違っては偐山頭火さんからお叱りを食う」という訳です。
煎餅を食うのはいいが、お叱りを食うのは誰しも・・ということで、ヤカモチがひと肌脱ぎ、ネットから徳川・豊臣の家紋を拾い出し、これを拡大して印刷に打ち出し、智麻呂さんにお届けしました。これにて煎餅の図柄も正しく描けたという次第。
で、ついでにということでもあったか、徳川・豊臣両家の家紋も次のように絵にされました。
下の椿からイモカタバミまでの花の絵4点は当ブログ掲載のヤカモチ撮影の花の写真をモデルにして絵にされたものであります。ヤカモチとしては、イモカタバミの絵が一番気に入りました。
下のカーネーションは智麻呂・恒郎女ご夫妻の一番下のお譲さまからの、母の日のプレゼントとして贈られたものだそうです。
上のバラはデイサービスで描かれたもの。恒郎女様へのプレゼントでしょうな。してその心はと言うと・・。 この薔薇の
一辧
のうちに
百千
なる
愛
をぞこめむ わが心から (偐智麻呂)
(本歌)この花の
一辧
のうちに
百種
の
言
ぞ
隠
れる おほろかにすな
(藤原広嗣 巻8-1456
)
上の蕨はご近所の玉◎さんからの戴きものです。智麻呂さんが絵をお描きになるということは、ご近所の皆さんもよくご存じですから、このように画材になりそうなものを折々にお持ち下さるのでしょうね。有難いことであります。
これはヤカモチ館長からの土産です。
一夜漬けの ヤカモチにして この土産
イカはいかにも 一夜干しなり (偐烏賊持)
このシクラメンは・・と恒郎女さんが何やらエピソードをお話になりかかったものの、どういう邪魔が入ったのか記憶が定かではありませんが、別の話題に移ってしまって、聞き逃しました。素敵な絵ですから、エピソードを付す必要もないでしょう。
これは、カクテルという薔薇。智麻呂邸のご近所のナントカさんのお宅にこの薔薇がいっぱい咲いています。ヤカモチはそのお宅の場所は存じ上げて居ます。以前にもこの薔薇を絵にされていますが、その折に「現地取材?」を敢行いたしましたので(笑)。現地取材の薔薇の写真は下記の第34回展に掲載して居ます。
第34回智麻呂絵画展
2009.5.11.
では、本日はここまでとします。
今回もご覧下さり有難うございました。
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
七詩さん
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん
New!
MoMo太郎009さん
New!
ビッグジョン7777さん