暫くブログをサボっていました。
ということで、この処の銀輪散歩で見かけた花や実などを、そこはかとなく書き綴ることと致します。兼好さんと違ってヤカモチは特段「ものぐるほしく」もならないのではありますが、文章の方はいささか「怪しく」はなるのであります。
アカツメクサというと先日の淀川自転車道銀輪散歩のことが思い出されます。この花は河川敷などを走っているとよく目にする。平城京公園でもよく見かける。
淀川自転車道銀輪散歩(その1)
2014.6.1.
合歓の花は今が盛り。万葉集から1首掲載して置きましょう。
昼は咲き 夜は恋ひ
宿
る
合歓木
の花 君のみ見めや
戯奴
さへに見よ
(紀女郎 万葉集巻 8-1461
)
<昼は花開いて夜は慕い合って寝る合歓の花です。主人である私だけ見ていてよいのか、そうではない。お前さんも見なさい。>
合歓の花で思い出す銀輪散歩は象潟と千曲川でしょうか。
<参考> 象潟銀輪散歩(その1)
2013.7.19.
千曲川銀輪散歩・上山田万葉公園・千曲川自転車道
2008.7.25.
ネムノキの隣にはオニグルミの木。近寄って見ると実が生っていました。
クルミの隣には名の知らない木。葉はセンダンやアカシアのそれに似ていなくもないが、そのような高木ではなく低木である。胡麻のような小さな実がいっぱいに生っている。まるでアブラムシがたかっているようです。
(不明の木) 追記:これはイタチハギだそうです。(2014.7.7.)
そして、杏の実。小生が子供の頃は近所にも杏の木が結構あって、その実を好んで食べたもので、とても美味しい果物というイメージがある。そんなことを思い出して、一つ失敬して齧ってみたが、不味い。全く美味しくない。この違いは何なのだろう。昔は甘いものもそうはなく、この程度の糖度や酸味でも美味しいと感じたのだろうか。それとも、これは、果実を栽培するための木ではないから、生っている実もそれなりのもの、ということであるのか。杏というもののイメージが壊れた瞬間でありました。
次は椿の実。さすがにヤカモチも椿の実は食べない。この実が弾けて真っ黒に固くなった種がこぼれ落ちると、それを拾ったり、弾け始めた実から種を取り出し、それで笛を作って遊んだことを思い出す。
次はツツジ。白い花のツツジというのは珍しい。
そして、これは多分、ニガナ。ノニガナとかヤマニガナとか色々の種類があるようだが、その区別などはヤカモチの手に余ることにて、単に「ニガナ」である。
春の七草のホトケノザというのはこのニガナの一種のことらしいが、詳しいことは勿論存じ上げぬことである。
(ニガナ?)
<追記>上はニガナではなくブタナの可能性が高いかもです。
そして、野菜畑の一角にあったのがズッキーニ。最近ブログ上で交流の始まった「ひろみちゃん」は何と小生の中学時代の同級生で、卒業後も何かと親しく交流のあった同級生の一人であったことが判明し、驚きましたが、小生は年を取るのが早く1296歳となってしまったので、彼女とは随分の年齢差になってしまいました。
さて、その「ひろみ郎女」さんがご自身の最近のブログで「ズッキーニはどんな花が咲くのだろう」と書いて居られましたが、このほどたまたま通りがかった銀輪散歩の道すがらで、ズッキーニの花を目にする機会がありました。それは殆どカボチャの花と変わらないのでありました。ということで、ズッキーニの花を下に掲載して置きます。オマケで2枚も、です(笑)。
で、問題は、そのズッキーニの隣にあった並木道であります。どうみても木に見えるのですが、野菜畑に木が植えられている筈もなく、これは野菜であるのでしょう。葉を食うのか、茎を食うのか、それとも根を食うのか、それも分かりかねる何とも奇妙な姿の草、いや、野菜なのであります。因みに背の高さは30~60cm位の低いものです。
(野菜畑の並木道・・これはいったい何なのだ。)
<付記>小万知さんの下記コメントで上の奇妙な並木はコンニャクであると教わり
ましたので付記して置きます。この土の下ではコンニャク芋が育ちつつあ
るのですね。芋が収穫できるまで育つには3年程度かかるらしいです。
<参考>花のカテゴリーの当ブログ記事は下記からどうぞ。
花(1)2007~2011
花(2)2012~
銀輪花散歩・リュウゼツラン、キンエノコ… 2025.10.19 コメント(4)
銀輪花散歩・平城宮趾公園&佐保川畔 2025.03.27 コメント(4)
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