今は雨も止んでいますが、また降るかも知れず、銀輪散歩はお休みです。ありつつも去るをし待たむ雨雲の・・であります。と言うようなことで、本日は昨日の囲碁例会の時に、梅田スカイビルの里山で撮った写真などで記事アップすることとします。
先ず、中自然の森から。もっとも、中自然の森の写真は、昨日撮ったものではなく、先月4日の囲碁例会の折に撮ったものであります。
中自然の森というのは、里山の反対側、スカイビルの南側にあります。地下の滝見小路の前庭からウェスティンホテルのロビーへと続く空間に設けられた、人工地盤の上の小さな森のことで、大自然とまでは行かないので、「中自然」の森と名付けられたものであります。これまで、里山こと花野は何度もご紹介していますが、この中自然は取り上げたことがなかったようなので、森の中の風景を少しだけご覧戴きましょう。
スカイビルが完成した当初はリスを放ち、都会の森にリスという景色を目指しましたが、これは失敗であったようで、リスは居つきませんでした。リスもこのような森に居つくのはリスクが大き過ぎると判断したようです。
では、里山の方に回って、花散歩と致しましょう。コムラサキの花が楚々と咲いて・・
ムラサキシキブの方は、既に花が散ってしまったようにて、小さな実が生り始めていました。まだ、アサミドリシキブの状態ですかな。
ムラサキも 浅き緑の 色にして ひと知れずこそ 秋待つらしも
(偐家持)
赤々と情熱的な色に咲いてひと際目を引いたのはこの花。モントブレチアとかクロコスミアなどという名もあるようだが、「門徒」や「黒子」よりも「姫」とか「檜扇」の方が和歌向きの名であります。しかし、ちょっと長すぎる名であるのが問題であります。それでも何とか歌にしてみれば、こんな具合ですかな。
夏の野に ここだも咲きて 吾を呼ぶは 姫檜扇の 水仙ならむ
(偐家持)
次はニワトコの花。と言ってもこれを花と呼べるのであれば・・でありますが。既に実をなしていて、花の残骸がへばりついているといった風でしょうか。実が真っ赤に色付くまでは、写真的にはイマイチの眺めであります。
先月の4日にはこの木、赤い実を付けていたのですが、それは姿を消していました。僅か1ヶ月でかくも変わるものですかな。ニワトコの花の時期や実が赤くなる時期などをネットで調べるとどうも合致せず、これがニワトコなのかどうかも自信がなくなって参りました。しかし、確かニワトコと言う名札が木の前に立てられていたように記憶しますので、ニワトコということにして置きます。
<参考> 梅田の里山の花たち
2014.6.4.
次はツルムラサキ。ムラサキシキブやコムラサキとは関係ない、野菜であります。可愛いピンクの花が咲く筈なのですが、見当たりません。されば名にし負う、紫の蔓を撮るしかありますまい。
ツルムラサキの近くに咲いていたのは、この花。例によって名前不詳であります。茄子などの植えられている野菜畑の一角ですから、これも野菜なのでしょうかね。
<追記>
上の花はボリジという名だそうです。ハーブの一種で食用にもなるほか、アブラムシを食べてくれるナナホシテントウを呼び寄せる花ということで、野菜の傍に添えて植えられるコンパニオン・プランツとしても有名だそうです。以上、ブロ友のfurano-craftさんからご教示いただきましたので、追記して置きます。
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