第151回智麻呂絵画展
本日は智麻呂絵画展であります。どうぞごゆるりとして行かれませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記からご覧になれます。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
先ずは「ありがとう」の絵から。
いつも智麻呂展をご覧戴いている皆さまへの「ありがとう」の思いも込めて冒頭に掲載させて戴きました。
この絵は、下の前島秀章作品集が恒郎女さんのご友人から送られて来たことへのお礼の手紙に添えられた絵であります。そのお友達は静岡ご在住にて、同じく静岡出身の彫刻作家前島秀章の作品の大ファンとのこと。
そんなことで、お礼状に前島作品に倣った絵を添えられたという次第。
このように現代作家の作品をモデルにして絵にするというのは、著作権の侵害という可能性もあり、ブログ絵画展でご紹介することには些かの躊躇いもありましたが、まあ、これはお礼状への挿画であり、原作との違いは歴然として居り、模写・複製の範疇からは外れるだろうと考え掲載することと致しました。
と言うことで、この項は展示作品ということではなく、前島秀章先生のご紹介と前島秀章作品を展示している「時之栖美術館」のPRコーナーとお考え下さいませ。
<参考> 前島秀章プロフィール 時之栖美術館
次は「秋」です。関西地方はこれからが紅葉の季節本番を迎えますが、北の方では既に散ってしまって雪景色がそれに取って代ろうとしているようでもありますので、大急ぎの展示であります(笑)。
万葉歌人額田王が、花の春山ともみじの秋山のどちらがいいかと問われて「秋山われは」と「秋」に軍配を上げたことは有名な話でありますが、その理由は、春山は木々が生い茂って足を踏み入れることがままならない、比べて秋山は草木も枯れて山に入りやすく、もみじ葉の枝を直接手に取ることが出来るからというもの。
どうやら、智麻呂さんも同意見のようであります。
次は棉の実。弾けて綿毛がモコモコと、であります。白いものと黄色のものとがありますがこのような違いが生じるのはどういう理由によるのでしょうかね。
これはデイサービスの福寿苑で描かれたもの。
「丈夫な扉の向ふに、古い日は放心してゐる。丘の上では 棉の実がはじける」は中原中也の詩の一節であるが、「テーブルの上では はじけた棉の実が並んでゐる レースのカーテン越しに、秋の日が差してゐる」というのが智麻呂絵画でありました。
次も「秋」。こちらは、ヤカモチ館長お馴染みの喫茶店「ナナ」の店先のディスプレーであります。当ブログの10月10日の記事掲載の写真から絵にされました。
<参考> 第7回ナナ万葉の会
2014.10.10.
柘榴、柿、栗などが秋を演出しています。
で、その柿を描いた絵がこれ。
この柿はご近所の東〇さんからの戴き物。
「里ふりて柿の木もたぬ家もなし」(芭蕉)で、昔は何処の家の庭にも柿の木があり、柿は果物屋で買い求めるものではなかったが、今は近所でもそういう家は少なくなりました。小生の家の庭にも柿の木が4本ありましたが、いつの頃よりか消えてしまっている。「ふる里も柿の木もたぬ家多し」(筆蕪蕉)であります。
では、ここで、ティ―タイムと致しましょう。先着9名様にはケーキをセット致します。
このケーキは神奈川県ご在住の五〇さんからの贈り物。恒例のものにてあれば、この智麻呂展でもお馴染みですから、ああ、と思い当たられる方も多いかと。このケーキ、先日智麻呂邸を訪問中に宅配便で到着したものにて、良い処に居合わせたとヤカモチ館長もお裾分けを頂戴致す栄に浴しました(笑)。
次は、先般の若草読書会の折にヤカモチ館長が差し入れに持参した果物の一部です。智麻呂さんの画材になりそうな物は、「お預け」となった次第。かくて名画というのは生まれるのでありますな。
林檎、洋ナシ、葡萄。果物3人組。まあ、丁度色取りも合っていて、いい絵になりました。
最後は、またもお地蔵さんです。これも当ブログ記事の写真から絵にされたものです。智麻呂さんは大のタイガースファン。タイガースの帽子を被ったお地蔵さんとは宗派、思想信条の違いを越えて「共感」であります。
<参考> 墓参・摂取不捨
2014.11.2.
では、最後に「ありがとう」であります。これも亦「感謝」のポーズ。メッセージは「ありがとう」であります。本日もご覧下さり有難うございました。皆様に神の祝福がありますように。
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