第160回智麻呂絵画展
本日は五月に入って最初の智麻呂絵画展であります。早くも160回目となりました。今回は16点一挙公開です。どうぞお楽しみ下さいませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記からご覧になれます。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
先ず最初はブロ友のひろみちゃん8021さんが智麻呂さんに下さった花たちの絵です。ミヤコワスレからナマエワスレまでの5点がその花たちです。
ミヤコワスレの絵は濃い紫とピンクのそれが絶妙の配置で爽やかな印象を与えます。
次はオダマキです。
しづやしづ しづのをだまき くりかへし 昔を今に なすよしもがな (静御前)
吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋ひしき (静御前)
頼朝に命じられて鶴岡八幡宮社前で白拍子の舞を舞った静御前が義経を偲んで詠んだ歌とされるが、この歌を思い出す花であります。
すずなりのスズランです。
ひろみちゃん氏のアガパンサスの株分けの ブログ記事
に、アガパンサスは智麻呂氏のお好きな花だとコメントしたら、「ひと鉢差し上げましょう。」と下さった鉢植えです。花が咲くのは来年のことになるでしょうが、楽しみなことです。
花が咲くまでヤカモチの自宅で預る心算でしたが、智麻呂邸に近い場所でその鉢植えの受け渡しを行うこととなったので、予定変更。直接、智麻呂邸にお届けしました。
(ナマエワスレ<名前忘れ>)
<追記:やはりハクチョウゲだそうです。(ひろみちゃん氏コメント参照)>
この花の名前が分からない。で、取り敢えずナマエワスレと名付けて置くこととしました。恒郎女さんのメモにあったいくつかの花の名のうち小生の知らぬ花の名は「ハクチョウゲ」という名で、或はこれかとも思いましたが、ネットで調べてみるとハクチョウゲ(白丁花)というのはこれとは違う花でした。
次はルナリア。
これは、ブロ友のビッグジョン7777氏が ブログ記事
に掲載されていたものをヤカモチが印刷して智麻呂さんにお届けしたのでありますが、それを絵にされました。
かなり前にお渡ししたのだが、絵にはならなかったので、智麻呂氏の興味を引かなかったものと思いきや、遅れて今回絵になりました。
ルナリアは合田草(ゴウダソウ)とも呼ばれるが、この実というか種というか、その姿形がユニークで面白いので、何れ実の方も絵にして戴きましょうかね。
上は芍薬だろうと思います。小生がイメージする普通の芍薬の花とはちょっと雰囲気が違うので迷いましたが、思い付く花はこれしかなかったのでシャクヤクということにしました。或は牡丹かも知れないのですが、立っているのか座っているのか不明であったことと、葉の形が牡丹とはちょっと違うかな、というヤカモチのいい加減な観察からの結論です。
この芍薬は智麻呂さんのご友人の友〇さんからの戴きものだそうです。
次のアイリスもその友〇さんが下さったものです。
こちらのアイリスは小万知さんの写真集から絵にされました。
下のアセビ2点も同様です。小万知さんの花写真は智麻呂さんの画材として相変わらず重宝な存在です。
アセビ(馬酔木)と来れば、思い浮かぶ万葉歌はこれでしょうね。尤も、この場合のアセビはピンクではなくて白い花であるべきだと思うヤカモチではありますが。
磯の上に 生
(お)
ふるあしびを 手折らめど
見すべき君が ありといはなくに
(大伯皇女 万葉集巻2-166)
恒郎女さんに暫しご旅行の必要が生じました。智麻呂さんはその間、施設にショートステイでありました。これは、その施設から眺めた生駒山からの日の出の景色です。
今回、随分多くの絵が揃ったのも、このショートステイのお蔭かも知れません。ヤカモチ館長としては、このように絵の制作が進むのであれば、時々のショートステイも歓迎でありますな(笑)。
この藤の花はご近所で戴かれたものだそうです。
藤の花でヤカモチが好きな万葉歌はやはりこれ。
藤波の 影なす海の 底清み 沈
(しづ)
く石をも 珠とぞわが見る
(大伴家持 万葉集巻19-4199)
以下の3点は、当ブログ記事の写真から絵にされたものです。
上のドウダンツツジと下の椿は花園中央公園に咲いていたもので、智麻呂ご夫妻とヤカモチとの3人で散歩した折に見掛けた花でもあります。
次のソラマメはヤカモチが銀輪散歩で見かけたもの。
奥の細道の旅の途上、曾良が芭蕉に尋ねました。
曾良「師匠、これは何の花ですか?」
芭蕉「そら、マメや。」
で、ソラマメと呼ばれるようになったとのこと。(そら、ウソや。)
本日もご覧いただき有難うございました。
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