偐万葉・ひろみ篇(その4)
本日も昨日に続き偐万葉シリーズです。
第236弾、偐万葉・ひろみ篇(その4)であります。
<参考>過去の偐万葉・ひろみ篇は コチラ
ひろみちゃん8021氏のブログは
コチラ
偐家持がひろみの郎女に贈りて詠める歌16首ほか
和歌山へ 阪和道
(はんわぢ)
来れば 紀ノ川に
めざすパンあり 連れ食ひ過ぎる (道辺白人)
(本歌)若の浦に 潮満ち来れば 潟を無み 葦辺をさして 鶴鳴き渡る
(山部赤人 万葉集巻6-919)
粉河寺 御朱印の色に 万両の 実は寄り添ひぬ 牧水の碑に
(本歌)粉河寺 遍路の衆の 打ち鳴らす 鉦々聞こゆ 秋の樹の間に
(若山牧水)
(若山牧水歌碑)
われはもや 堅気なりけり いたづらに 爪はたてまじ 唸りもすまじ
(高市黒猫)
(タロ)
カラタチの ほどにはあらね 棘あれば
触
(ふ)
るるに素手は キンズと言へり (禁柑家持)
(キンズ<金豆>)
犬上の 彦根にあるを しろの猫
告
(の)
らむその名は ひこにゃんなれり (にゃん麻呂)
(本歌)犬上 (いぬがみ)
の 鳥籠 (とこ)
の山なる 不知也 (いさや)
川
いさとを聞こせ わが名告 (の)
らすな (万葉集巻11-2710)
(猫の日と足型の飴)
らべんだあの かぜふきゆける つぼさかの
みてらのしろき いしのみちかな (にせやかもち)
(壺阪寺)
ねぢけたる 心はたれぞ われはただ
ひとへに八重と 継ぎて咲くなり (偐桜餅)
ひとへよし いひしひとあり さとざくら
みなうつむきて さきにけるかな (同上)
(参考)「花は一重よし。(略)八重桜は異様のものなり。いとこちたく、ねぢけ
たり」(徒然草第139段)
(花園中央公園のサトザクラ)
ぬかるみの 道は避けよと ぬかりなく 急がば回れ 藤原の宮
(手抜き家持)
三井寺に 見し莫山の 月けふは 安倍の文殊の 池にし見たり
(偐莫持)
名ぐはしの アガパンサスは 神の愛 かくにしひとに 咲きて笑むなり
しまかぜの 旅なる妹は 沖津藻の 名張越えてや 今か行くらむ
(近鉄特急「しまかぜ」)
白丁花 つぼみたるとは つゆ知らず ナマエワスレと われはすれども
(白状花)
貼るだけも 探す気無うて 手間惜しみ (与謝不精)
(元句)春風や 堤長うして 家遠し (与謝蕪村)
家持も 元は田舎と 呼ばれけめ 今は些か 都びにけり (現代家持)
(本歌)昔こそ 難波田舎と 言はれけめ 今は都引き 都びにけり
(藤原宇合 万葉集巻3-312)
幸せの 四つ葉は水に 浸け置けや ゆめ泥土に まみれなさせそ
(水生家持)
ならまちの みせはさはにし あるなかに
食べらくよしも ぽくぽくのランチ (坂下郎女)
(本歌)古郷 (ふるさと)
の 飛鳥はあれど あをによし
平城 (なら)
の明日香を 見らくし好 (よ)
しも
(坂上郎女 万葉集巻6-992)
(ならまちの「ぽくぽく」)
(注)掲載の写真はひろみちゃん8021氏のブログからの転載です。
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