偐万葉・オガクニ篇(その2)
本日は、偐万葉シリーズ第273弾、オガクニ篇(その2)であります。ブロ友であるのは勿論ですが、入社同期ということで、20代の若い頃からの友人の一人であります。
同氏がブログを始めたのは、ひと足早く退職したヤカモチがブログをやり出したことが影響しているやに聞いて居ります。ただ、同氏のブログは楽天ではなくヤフーの方なので、訪問もつい怠り勝ちになってしまう傾向があります。
そんなことも影響してか、偐万葉・オガクニ篇も(その1)を掲載してから5年余が経過してしまっていますが、久々にオガクニ篇をアップさせていただきます。
<参考>オガクニマン氏のブログは コチラ
からどうぞ。
過去の偐万葉・オガクニ篇は コチラ
からどうぞ。
偐家持が国麻呂に贈りて詠める歌18首ほか
三人孫
の 来れば国麻呂 雑用も
嬉々とし買ひて 爺
となるらし (爺家持)
塵泥
の 数なき身なり みほとけの
清き山川 尋ねな行かむ (偐家持坊主)
(本歌)うつせみは 数なきみなり やま川の さやけきみつゝ みちをたづねな
(大伴家持 万葉集巻20-4468)
浮かむ瀬の もみぢの錦 くれなゐに 結びて時を 忘れつるかな
花筏 流るる瀬こそ 見せばやな 春さり来るを われは待たなむ
かにかくに どちとい群れば 楽しかり なつかしき顔 なつかしき声
(本歌)かにかくに 渋民村は 恋しかり おもひでの山 おもひでの川
(石川啄木 「一握の砂」)
玉くしげ 開けても見ねば わからねど 明けてをしまぬ どちぞつどへる
(注) 玉くしげ=玉櫛笥で、櫛を入れる箱のこと。万葉では、ふた(蓋、二)や、見る、など
にかかる枕詞として使われる。
ここでは「開けて見る」の枕詞として使いました。
をし=「惜し」で「オ氏」と掛けている。ヤカモチ的には「惜しまぬ」ではなく「懲り
ぬ」であるが、新年会でもあり、オ氏に敬意を表したもの。
どち=友、仲間のこと。
銀輪は ただ走るもの よこしまに をみなとはなし するものならじ
下心 ありて乗れるは 怪我のもと 背子は乗らぬが よしと言ふべし
行く年は 行くに任せつ 来る年は 来るがままにと わが年暮れつ
こだはりも こだはりなきも ほどほどを
よしとすもそれに こだはらぬもよし(曖昧家持)
(夜来風雨の声:オ氏ブログから転載)
静けさや 耳の奥なる 蝉の声 (蝉尾芭蕉)
(元句) 閑
さや岩にしみ入蝉の声 (松尾芭蕉「おくのほそ道」)
秋の野に 咲きたる花の 八千種 の 八千代も 幸 きく あれかし吾が背
世間 虚仮
さにはあれども いましばし 虚仮を生きなむ こけ猿われは
(苔家持)
雀らが 来たれる朝は こともなく 世はあるならむ オガクニの庭 (雀蜂)
年暮れて のこれる日々の いかがとも 知らねばどちと 居るもうれしき
敷島の 大和の国の アダルトの 使はれ方の いかにとやせむ
(喫茶アダルト店主)
アダルトの 名はあだなるも 今更に わが名変へむや アダルトわれは
(喫茶アダルト店主)
アダルトの 名にためらふは をこなりと 今ぞ知るなり アバウトわれは
(通行人家持)
君はまだ ビジネスランチ にてあるか 閑なるわれは ビジレスランチ
(無職家持)
(注)ビジネスランチ=business lunch
ビジレスランチ=busiless lunch (偐家持の造語)
<脚注>掲載の写真はオ氏ブログから転載とあるものを除き、当ブログに掲載の写真か
らの転載であります。必ずしも掲載の歌と関連したものとは限りません。
<追記>偐万葉とは関係ありませんが、本日(2月6日)夜8~9時頃にアクセス件数が1が
7つ揃うというゾロ目の1111111件を通過したようです。気が付いた時は1111200
余になってしまっていました。今度のゾロ目は2ということになるが、これは何年も
先のこととなることでしょうから、滅多にないチャンスを逸しました。しかし、そうい
う瞬間を目にするというのは、そうあることではないようですな。
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