今日はマンホール・シリーズ第9弾の記事です。
銀輪散歩で見掛けたマンホール蓋を写真に撮ってブログ記事にアップし出したのは2013年10月からで、もう3年半になります。今回掲載する23件の写真を加えて、これまでにアップした写真は203枚となり、遂に200件突破であります。
別にマンホールを目当てに銀輪散歩している訳ではなく、偶々に出くわしたものを撮っているだけなのだが、随分の数になったものです。
前回のマンホール記事は3月15日。この処、遠出もしていないのであるが、マンホール蓋の新しい図柄の写真が23枚も溜まりました。いつにない豊作でありますが、1枚が奈良県で残りは全て大阪府域内のものです。
八尾市のマンホールは( その1 )と( その3 )にも掲載して居りますが、これは(その1)に掲載のマンホールのカラー版です。
松原市ということで、松とバラ。大阪らしい駄洒落の図柄であります。
堺市ではこの図柄のマンホールが一番よく見かけます。市の花であるハナショウブが描かれています。左が普通サイズで右が小型サイズのものです。
左は上の一般的図柄のものの色違い版。右はその表面に樹脂製ステッカーを貼り付けたもの。こういうものをマンホール蓋の図柄に含めるのは邪道であるが、まあ、いいでしょう。
左は市制100周年(平成元年)の記念切手ならぬ記念マンホール。同様に右は、政令指定都市移行記念のマンホール。そして、これは親子型と言われるタイプの蓋である。
左は、菊と筏をあしらっていますが、由縁は思いつかない。何処かで見た図柄だと思うも、思い出せなかったのだが、今回のアップに際して、枚方市のそれ
(コレ)
であることに気付きました。従って、筏ではなく、これは「くらわんか船」であるようです。
しかし、何故、堺市内に枚方市のそれと同じ図柄のものがあるのか。
これを製造したメーカーが堺市にあり、何らかの手違いか事情があって、このマンホール蓋の管理・所有者の依頼により、これを流用したということではないかなどと推理してみたが、真相は不明。これは或る神社の境内にあったもので、堺市の管理するものではなく、当該神社の私的所有に属するマンホール蓋であるのだろう。
右は、旧堺燈台が描かれているが、白・青二色の美しい図柄である。
下の2枚も、同じ旧堺燈台の図柄で、色の異なるもの、ベージュ・モノクロ版である。右のそれはブルーとの2色であったものが色落ちしたのか、何らかの染料をかぶってしまって、はからずも下地に色が付いてしまったというものであるのか。
これは、旧美原町のもの。旧美原町は、現在は堺市に合併されて、堺市美原区となっている。町章を町の木であるクスノキと町の花であるツツジの花が取り囲んでいる図柄である。
高石市の高師の浜には羽衣伝説があることから、中心に羽衣をまとった天女が描かれている。上下に配されているのは波。「おとにきく たかしの浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ」(祐子内親王家紀伊 小倉百人一首72)の歌ではないが、その「あだ波」であろうか。左右の図柄は、市の木が松であるから、松葉であるのかも知れない。
左が普通サイズのもの。右が小型サイズのものです。細かい処で微妙に違いがあります。
泉大津と言えば毛布の町。八尾市のそれは河内木綿の糸を紡ぐ女性であるが、こちらの女性は毛布を織っているのであろう。
河南町は百合と桜の図柄。町の木が桜で、町の花が百合ということのよう。まあ、桜を愛した西行さんが眠る弘川寺がある町ですから、桜は外せないでしょうね。百合と河南町との繋がりは思いつかない。
千早赤坂村は、村の木・クスノキと村の花・山百合とを配した図柄。「太平記の村」と記載されている背景は金剛山のようでもあり、兜のようでもある。手前の流れは千早川であると共に、楠木正成の菊水の家紋を連想させるデザインになっている。
これは大和川の遠里小野橋の下の河川敷にあったマンホール蓋。何処の管轄なのかは不明であるが、通信とあるから、河川管理のための通信用ケーブルが通っているのかも知れない。であれば、国土交通省の管理下ということになるのか、それとも通信ということで郵政省の管理下になるのか。
左は、外環状線道路(国道170号)で見つけたものであるが、下水道ではなく上水道の給水栓が下にあるらしい。災害時などにこれが使われるのだろうか。「あんしん給水栓」という文字からそんな風なことが水量、違った推量される(笑)。
右は「流域下水道」のマンホール。( その1
)にモノクロ版のものを掲載済みであるが、こちらはそれのカラー版である。モノクロ版は寝屋川市か交野市かその辺りで見掛けたと記憶するが、こちらのカラー版は松原市か堺市かその辺りで見たもの。虫や植物の標本採取ではないから、何処で撮影したものかは必要なかろう(笑)。
これは、図柄の判別が困難なマンホール蓋であるが、よく見ていただくと法隆寺の五重塔と松が描かれています。この図柄のものは( その8 )に普通タイプのモノクロ版とカラー版を掲載しています。それにしても何故このような不鮮明なものを使っているのでしょう。
銀輪散歩・マンホール(その28) 2025.05.19 コメント(4)
銀輪散歩・マンホール(その27) 2023.11.20 コメント(6)
銀輪散歩・マンホール(その26) 2023.06.27 コメント(7)
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