さ 檜隈 檜隈川 の瀬を速み 君が手取らば 言 寄せむかも (万葉集巻 7-1109 )
(檜隈川の瀬が速いので、あなたの手を取ったら噂になるでしょうか。)
この歌碑は飛鳥駅の北東500mほどの位置にある下平田休憩園地にある。欽明天皇陵の南側の遊歩道を天武・持統合葬陵のある方向へ歩いて行くと、園地のヘリに遊歩道の方を向いて建てられているので、すぐにそれと気が付く。1991年5月に建立された犬養万葉歌碑である。
(本歌) 采女
の袖吹き返す明日香風 都を 遠
みいたづらに吹く
(志貴皇子 万葉集巻 1-51
)
とは言え、10個ほども食えば、もう沢山という気になる。
(摘みにぞ摘みし時は知らずも)
(そして、誰も居なくなった。)
早々に退出。皆さんが終わられるまでの間、周辺の景色を撮影したりして時間潰し。
(春爛漫)
農園の南側は、桃の花か、早咲きの桜の花か、春爛漫の景色。
目を北に転じると、鬼の雪隠が遠望される。
(鬼の雪隠)
東を見やると、やや北寄りに見えるのは天武天皇・持統天皇合葬陵である。農園前の道路を少し東まで歩いて、眺望のきく処に立ってみると、合葬陵は目の前である。
(天武天皇・持統天皇合葬陵)
この御陵の前で柿を売って居られたおばあちゃん、お元気にされているのだろうか。過去のブログ記事に当ってみたら、それはもう8年半も前のことになるのでした。
(上記参考記事「明日香小旅行下見・番外編」参照)
(鬼の雪隠から天武・持統合葬陵へと行く遊歩道脇の竹林)
この竹林の前の遊歩道。左に行くと鬼の雪隠、鬼の俎、欽明天皇陵。右に行くと天武持統合葬陵を経て、亀石、橘寺、飛鳥川、石舞台へと行く。昔からの変わらぬ「歩き道」である。
やがて、皆さんもいちご狩りを終えられて、道端に集合。飛鳥駅へと引き返す。小生は、もう少しトレンクルで走る予定であるが、駅近くまでご一緒することとする。国道169号に出たところで、皆さんとお別れし、岡町駅、橿原神宮前駅方面へと自転車を走らせました。
大和八木駅手前で飛鳥川沿いの自転車道に入ってと銀輪散歩は続くのであるが、本日の記事はここまでとし、続きは後日に。( つづく
)
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