わが里は まだ雪降らず 会津嶺
の
妹が里には 二尺も積むに (難波天候)
(本歌)わが里に 大雪降れり 大原の
古りにし里に 降らまくはのち
(天武天皇 万葉集巻 2-103
)
老いてゆく 己が身のほど 面白う
見るは気のほど いまだ若かり (大伴若持)
かささぎの わたせる橋は なくあれど
柳津
の町に 降れる白雪 (虚空蔵家持)
(本歌)かささぎの わたせる橋に おく霜の
しろきをみれば 夜ぞふけにける
(大伴家持 新古今集 620
小倉百人一首 6
)
(↑20170210福満虚空蔵菩薩円蔵寺の撫牛)

(↑20170210會津柳津町)
盛り上がる 話に水を さすは 烏滸
写真に電線 写るは迂闊 (電線あっても飯豊)

(↑20170320飯豊連峰)
少女たち そのけがれなき まなざしを 花とやなしつ 明日は咲けかし
(本歌)少女たち 開口
の神の 樟
の木の
若枝さすごと のびて行けかし (与謝野晶子)
(↑20170514「まなざし'17」)
踏切を 絵に描く君を 絵にせむと 囲める絵かきを 知らざりし君

(↑20170702踏切博士のY君)
デジカメは わが宝物 愛犬の 散歩の時も 手放すべきや (額田少女)
(本歌)三輪山を しかも隠すか 雲だにも
心あらなむ 隠さふべしや (額田王 万葉集巻 1-18
)
(↑20170702デジカメと少女)
作品は しばし試作に とどむべし
めぐし孫らの 帰り来ぬれば (ひろろの刀自)
(↑
20170808「奏でる女性のエスキース」)
髪飾り やや桃色に 頑是なき
女童
今日は 自恃のあるごと (もも白書)
(↑20171114ピンクの髪飾り)
うしろの席で しぐれ煮食ふか (牛山頭火)
(元句)うしろすがたの しぐれてゆくか (種田山頭火)
わが君は いづくありしや 留守居とは
ふて寝のエルに なるのほかなき (エル麻呂)
蜜柑置き 待てお手伏せと リュウならぬ
ひろろの刀自に われ遊ばれつ (エル麻呂)
われはもや ふて寝などせじ 絵を描くとふ
刀自
の臥せにし 応へたるまで (エル麻呂)
留守居なる エルとひろろを わが見れば かくにやあると 言ふのほかなき

(↑20180209「える(部分)」)
猪苗代湖 めぐれる道の いかにかも
行きて見が欲し もみぢ葉照るを (銀輪家持)
猪苗代 いくのの道の 遠ければ いかがすべきと 決めかねつつも
(本歌)大江山 いく野の道の とほければ
まだふみもみず 天の橋立
(小式部内侍 金葉集 586
小倉百人一首 60
)
(↑20181101「磐梯」)
ふるさとは 空も 水面 も 金色 の 慈愛の色に 染みて暮れゆく (偐中也)
この年の よきもあしきも 押し包み
蜜柑の色に 暮れても行くか (偐中也)
<参考>中原中也の詩「夕照」、「冬の長門峡」
(↑20181228暮色))
なにあれど なんくるないさ なるやうに
なるしかなけれ なるやうになる (やかもち)
臈たけき 若きをみなの 眼差しは 光の春を 告げるとならし
(↑20190217春の予感)
もの 思
へば 悲しと春は 娘子
らに 微塵
の光 降り注ぎつつ
(↑20190316春愁)
プリマベーラ 目覚めの季節 会津嶺へ 届けむ笑みの ヴィオロンの声
(↑20190316会津ジャーナル表紙)
しあはせは スープのむとき あたたかき
香をおしつつみ これをのむとき (偐曙覧)
寒き日に 疲れ帰れば われを待つ 母のスープの 香のあたたかき
(↑20190505「スープ」)
猫だにも 恋ふるときあり 風をだに
君とし待てば かなしきろかも (猫家持)
(本歌)君待つと 我
が恋ひをれば 我
がやどの
簾
動かし 秋の風吹く
(額田王 万葉集巻 4-488
)
風をだに 恋ふるはともし 風をだに
来むとし待たば 何か嘆かむ
(鏡王女 万葉集巻 4-489
)
(↑20190515「気配」)
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