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今日9月30日までが渓流釣りの解禁期間であった。今シーズン最後の日だからと車に釣り道具を積んだのであるが、行き先は職場である。やることがあってねー。午後を回っても早く仕上げればいつものポイントに行けるのではないかと思っていた。しかし予想通りに仕事ははかどらず夕方までかかった。おまけに外は台風の影響で雨風が強い。仕事がすんなり終わったとしても天気が悪くて釣りどころではなかったであろう。年初の目標では10匹釣るということであったが、キープしたのは7匹か8匹である。行く機会に恵まれなかったのが最大の原因か。またポイントも去年から増やすことができなかった。様々な思いを残したままシーズンは終わった。
2012/09/30
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年末にかけて家族で過ごせる時間も余り持てないので、週末はできるだけお出かけするように方針を修正した。手始めに、気になっていたのとじま水族館。高速を使って、魚津から2時間15分くらい。新聞のチラシの割引とホームページの割引を最大限活用した。入口すぐのジンベエザメ館に先ず圧倒される。当水族館の目玉が、青い照明の下で悠々と泳いでいる。むすこむすめは当然興奮しているが、1歳の次男も食い入るように魚を見つめて、喃語を喋り続けている。そやね、面白いね。じっくりと見ていたいが、ショータイムが近づいていたので、また来ることにして先を急いだ。アザラシとのふれあい体験では、一番乗りして並び、背中に優しく触った。やまやろうも体験したが、アザラシの背中は湿っていて張りがあって魚臭かった。各ショータイムは時間差がついていて、無理なく回れるようになっている。やまやろう家はそのスケジュールに従って、館内を移動した。写真の、魚の群れと海草の森では、富山の海にもいそうな魚達だらけで興味深く見ていた。マイワシの群れの塊はひとつの生き物のようで迫力があった。イルカたちの楽園は海中トンネルとなっている。イルカやウミガメなどを見上げる機会はそうそうないだろう。次男もこれには目が釘付け。ジンベエザメとともにメインイベントなのがイルカ・アシカショーである。館内の他のお客さんも続々と集まってくる。夏休みを過ぎているから座れないということはない。この時期はこういうところを巡るのにちょうどよい時季かもしれない。イルカのジャンプは豪快である。合図に合わせての動作は格好いい。カメラで追ってばかりであったが、これは自分の目で見て網膜に焼き付けるべき光景であった。もっとじっくり見ればよかったと後で思った。G12は連写が弱いので被写体は一撃で捉えないといけない。シャッター半押しでイルカの跳躍を待つのだが、どこに出てくるか全く分からないので勘だけが便りだ。そういった中でもベストショットは何枚か撮れる。もっと寄った写真にしたい気持ちもあるが、予測不可能な被写体を追うにはこれくらいの画角が限界であった。短い時間で昼食。嫁の握ったオニギリだ。この後もラッコのお食事タイムが待っていたので余りのんびりとしては居られない。ラッコ水槽はガラスが汚れていてよく見えない。せっかくの可愛い姿(かなり大きいが)も、写真にするとボケブレがひどくて満足できない。飼育員の丁寧な解説はよかったのだが。本館に入り魚類の展示を見る。ドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)が体験できる水槽があった。チェンマイでも見たが、実際にやってみるのはやまやろうは初めてである。くすぐったいというか気持ちいいというか。これはまあアリだ。むすこはとってもやりたそうであったが、怖くて結局最後まで試すことはできなかった(痛いの嫌い、イメージ先行)。痛くはないのだが。マリンガールによる餌付けもショータイムのひとつ。餌を持つ手のそばに恐怖を感じるほどに魚が集まってくる。中にはサメもいるわけで、指をかじられないように個別の給餌がなされていた。一緒に記念撮影もできるが、むすこはここでもビビって止めた。不思議な水槽では、水中にいるような感じで写真が撮れる。むすこむすめも嬉しそう。水槽の横には幾つか穴が空いていて手を入れることができる。何故海水が漏れないかは現地で確かめてみよう。その隣にはクラゲの光アート。幻想的な空間が待ち構えていた。真っ暗な館内にクラゲの入った円筒が並ぶ。明かりはだんだんと色を変え、見た目の印象を刻一刻と変化させる。色んなクラゲが入っていたが種類は様々。どれも光が当たると美しい。同じクラゲでも光の色によってイメージはガラリと変わる。漆黒の星間を進む宇宙船と思えてしまうのはやまやろうだけであろうか。癒される空間である。むすめはクラゲになりたいとのたまう。かくいうやまやろうも小学生の時は雲になりたいと思っていた。のと水の中では一番大人受けする展示であろう(子供も喜んでいたが)。最後は土産を買うことになる。むすこは記念メダルを館内を歩いている時に既に入手。むすめは特に欲しいものはないのだが、何かは欲しい。キラキラしたものが現時点でのお気に入りなので、透明プラのアザラシストラップ2本セットにした。次男にはお魚の絵の付いた靴下。気に入ったようで買ってからずっとあむあむです。やまやろうは土産なし。日本酒が置いていない。結局5時間滞在していた。帰路は下道のみで魚津まで帰る。所要時間2時間半だから高速を使った往路と余り変わらないのだ。ドライブは長かったが辛さは余り感じなかった(運転好き)。こらどまの記憶に何かが残ってくれたらいいが。
2012/09/29
中国から投函したハガキが、今日ようやく魚津の自宅に届いた。ちょうど2週間。かかり過ぎやちゅうねん。東京の実家には25日に着いたそうだ。異国からの便りはタイムリーであることが最も大事であると思うが、それが毀損されてしまったら価値はないに等しい。来月も半ばから中国出張が予定されている。それに向けて日本でできることを精一杯することになるのであるが、かなりきついスケジュールだ。それに比例して酒量が増える。昨日今日と特に増えた。日本にいる時には日本酒にしよう。現地ではビール。一缶100円もしないで買えるから。本来は富山県内の酒造場のものを買うべきであるが、値段に釣られて大手酒造メーカーのものをつい買ってしまう。
2012/09/28
来月半ばの中国再出張に向けて忙しいやまやろうです。自分のふがいなさに嫌気がさしてついガブガブ酒を飲んでしまう。先週北日本新聞でちょっとした情報を仕入れたのだが、『ウェイバック』が公開されたそうな。原題はスラヴォミール・ラウイッツの『脱出記』。実はやまやろうは数年前にこの本を読んでいる。その余りに壮絶な内容に、未だに記憶に残っているほどだ。そういう本って他にないかもしれない。映画化されたとあって観てみたい! しかし最寄りはユナイテッド・シネマ金沢(10/13〜10/26)だ。ならば東京銀座だな。出張を絡めて行くことはできないだろうか。
2012/09/27
来月も中国出張が予定されている。その間、週末に何をすればいいのか悩む。家族と過ごしたいし、山にも行きたいし、釣りもしたい。仕事もちょっとやらねばならないだろう。
2012/09/26
今日は部署の送別会。20数名が集まり、3名の新しい門出を祝った。場所は源助。15分前でも一番乗りというのんびりとした集合である。しかしそれほど遅れずに開始。コース料理が出たが、そんなに食べられるものではない。個人的には焼き魚と刺身の一部が気に入った。焼き魚は脂が乗っていて、箸でつつくとホロホロと崩れてしまう柔らかさ。口に含めばじんわりとした旨さが拡がる。刺身は角が立っていていかにも新鮮。つまは魚の汁が付いていていまいちだったな。アルコールは瓶ビールをひたすら飲む。日本酒なども飲み放題であったが、何せ平日だし明日があるし、好きなものを好きなだけ飲むという訳にはいかない。二次会は、ほぼ全員参加? 例に漏れずやまやろうは水割りをカパカパ飲む。酔わなかったのは飲み始めをセーブしたからか。カラオケが始まるが、AKBばかりだ。実は部長が大のAKB好きで、月間AKBグループ新聞を購読しているほど。下手に歌うと部長が立ち上がって怒る。若手は頑張って喉を披露しないといけない。こんなにもAKBが好きなのなら、練習していい歌を聞かせたら、仕事の評価も上がるのではないかと考えた。毎日youtubeで勉強しようとかなり本気に思ったやまやろうであった。
2012/09/25
中国から家族宛てにハガキを投函したのが9月15日であった。4日もあれば着くと思うのだが、実はまだ届いていない。これはもうセンセン・カクカクの影響だと思っているのだが、それにしてもひどい。切手はちゃんと貼ったし「Air Mail」「JAPAN」も住所欄に分かるように記載した。そして蕭山の郵便局まで行って投函したのだ。こちらの不手際で届かない理由はない。誰に文句を言ってもどうにもならないので、諦めて待つしかないか。
2012/09/24
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嫁さんのリクエストで午前中に高志の国文学館に出かけた。3時間までは駐車料金が無料である。館内は親子コーナーとライブラリーコーナーが観覧料がかからない。つまり富山県に関係する書籍および漫画が、自由に読めるということ(児童書も)。ライブラリーコーナーにはソファが並び、美しい庭園を眺めながら読書ができる。ここだけでも来る価値はある。ちなみに920さんの著書を幾つか発見。写真の親子コーナーは、こらどまがお気に入り。むすこは黙って本を読みまくっている。次男はカラフルな腰掛けに乗ったり腹ばいになったりとても楽しそう。しかし目を話すと廊下に脱走する(冒険したくなる)。むすめもそれなりに読んでいた。企画展は、嫁と子守を交代しながら観覧した。最初は大して興味をそそられなかったが、続けてふるさと文学の回廊を見て、俄然面白くなってきた。県ゆかりの作家のパネルが並び、直筆原稿や著書が並んでいる。その中でも山関係といえば、田部重治だろう。氏のコーナーもあり、やまやろうは食い入るように展示物を見ていた。「わが山旅50年」は家にあって、情景が浮かぶような上質な山のエッセイに憧れているのである。交代予定時間を大幅に過ぎてしまった。もっと見ていたい気分であった。3時間ぎりぎりまで館内にいて移動。むすこむすめの運動会とやまやろうの中国出張慰労会だ。むすこが回転寿司に行きたいということで、祭りばやしにした。遅めの昼食、店内は空いている。写真のこやつは持参したパンだけでは足りなくて、カッパとか玉子とかを追加で食べていた。やまやろうも久々の寿司で満足した。
2012/09/23
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中国で喋らなければ見た目中国人のやまやろうです。空港の免税店で普通に中国語でペラペラ話しかけられました。しかも2回。昨夜帰国したのは本日の幼稚園の運動会があったからだ。本来ならば土曜日の帰国であったが、無理が通った。電車の接続がうまくいくかどうか不安な残り時間であったが、何とか予定の路線で帰って来られた。で、体を休める暇も無く、朝から運動会へGO。やまやろうはむすことむすめの撮影係。G12の5倍ズームはそこそこ近づけるのでいいのだが、連射はアホみたいに弱いのでやはりこういう時はデジイチには敵わない(欲しいわけではないが気になる)。むすこの最大懸案事項は、逆上がりが披露できるかどうかである。練習には行ったのだが、本番までにはマスターできなかったようだ。前転で済ませた。しかし運動会に関わらず逆上がりはできるようになると挑戦するらしい。年小、年中、年長の種目がある中で、うちは年小と年長がいるから参加確率が高い。プログラムの8、9、10の三連荘で参加した。これは「親子の絆」という演目で、4種類のお面を選んだらそれぞれの条件に従って走るというもの。むすめははなからおさるさんと決めていて、これは抱っこで走るだけなので速い。一番になった。次はむすことの競技。デカパンでつながって大きなサッカーボールを蹴ってゴールに入れて戻ってくるというもの。なぜかうちはアンカーになってしまい、衆目を集めることになった。さらに保護者のみの参加種目「ぐるぐるへんし〜ん」。選んだカードに書かれた変装をしてこらどまの前でパフォーマンスしてから、バットぐるぐる7回転してゴールに走る。やまやろうはフラダンスが当たった。腰蓑とレイを付けて、何となくフラダンスを披露してからバットを額に付けてぐるぐる回って走る。割合思いつきでパフォーマンスのできる仮装でよかった。最後の年長さんのリレーは、3チームの対抗戦。むすこは紅鉢巻きで参戦。ラス2か。本人が気合を入れているだけあって、すたすた走っていた。大量リードを引継ぎそれを広げアンカーにつなげて1位になった。ごめん、動画は失敗した。むすこむすめの成長具合を確かめることができた。希望よりちょっとどうかなという感じはするのだが、むすこの一生懸命頑張っているところは素敵であった。むすめは分かっているのかどうなのかという感じであったが、お歌はちゃんと歌っていたね。去年と比較したら2人とも成長したなーと思う。じいじ、ばあばを喜ばせられたね。写真はもっといいのにしたかったが、新PCでの編集の仕方がよく分からないからこんなんでどうでしょう。
2012/09/22
11時半に工場を経ち、空港からフライト。遅い昼食、揺れる機体。成田空港からエキスプレスで東京まで。地下からのエスカレーターで息が切れる。ザックを背負ってカバンを肩から掛けているとはいえ、玉の汗を流してゼーゼー言っているのは単に運動不足か。新幹線と特急はくたかは、いずれも指定席が取れずにデッキで過ごすことになった。総移動時間は10時間くらいか。国内移動の方が長くて辛かった。帰宅して出迎えてくれたのは、次男の夜泣きであった。
2012/09/21
ここ中国では時間の経つのがとても早い。一日の予定の半分ができればいい方だとは駐在員の話。特に今週は早さを感じる。仕事は反比例してできていないのだが。
2012/09/20
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会社の帰りしなに車窓から夕日を撮った。杭州のかすんだ空にオレンジ色の太陽が不気味に浮かんでいた。デモは大丈夫だろうということで、単独で夕飯を食べに出た。本出張3回目の蘭州ラーメンであります。店の人と顔なじみになって会話が始まることもあるので、ここを起点に肅山を開拓していきたい。タイ出張の時は足しげく通う店があったのでやり方は一緒か。今夜は玉ねぎと鶏肉炒めの掛け飯である。おととい注文したものとほぼ同じ(肉が変わっただけ)なのに10元から12元になった。鶏は一羽からぶつ切りなので骨だらけ。牛の方がよい。この店は6卓しかないのであるが、気付いたらやまやろう以外の客は全員女性であった。ホテルで何かイベントがあってそのコンパニオンらしい。店内満席(15、6人)になる中で、やまやろうは独り汗をかきかき急いで飯をかき込むのであった。
2012/09/19
超市で買ったクロレッツガムを食べたら、サロンパスの味。ミント味を書かれているがどうなのか。9月18日は柳条湖事件の起きた日ということで、抗日後進がもっとも警戒される日であった。ホテルのある肅山でもデモの予定があったそうだが、工場への行き帰りの車からはそういう類の群集は見えなかった。しかしながら外出自粛令は出ているので、皆で大人しくホテルの中の日本料理店で食事をする。天ぷら定食を食べた。普通に日本食していた。18時半に部屋に戻ったので夜が長かった。ブログにつながらなかった(おそらく規制されている)ので早く寝た。
2012/09/18
夕飯は早めにホテル近くの蘭州ラーメンへ。玉ネギと牛肉炒めの掛け飯にした。本当は牛肉麺を食べたいが、昼に麺を食べてしまったのだ。掛け飯もなかなかの旨さであった(汗だくだが)。長い夜は何しよう。と、嫁さんが自宅パソコンのスカイプにアクセスしたことを確認。すぐさまコメントを書く。音声機器接続トラブルがあったものの設定変更で相互会話ができるようになった。久しぶりに聞く家族の声。元気そうである。逆上がりを頑張って練習した話とか、夕食を残さずピカピカに食べた話とか聞いていると、変わっていないのだなと微笑ましい。通話時間を気にせずしゃべっていたら、小一時間経っていた。今週には帰国の途につくので、もう一度会話するタイミングはとれないかもしれないが、チャンスがあればやってみよう。
2012/09/17
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しつこくブログを更新しているやまやろうです。ホテルで読書三昧かと思ったが難しい本を持ってきてしまったのでキーボードを叩く方を選んでしまった。17時半過ぎに、北干山の向こうに沈んでいく夕日。こらどまも、同じ太陽を見ていたのだろうか。今日も朝食のみで過ごし、夜に軽く食べることにした。以前も行ったことのあるホテルそばの蘭州ラーメン。メニューは壁の漢字表から推定するしかない。ここの売りは牛肉面(=麺)であるが、それを頼むとトッピングはない。牛肉乗せのラーメンが食べたくて、これかなーと思って指差したのが、牛肉干拌面であった。平皿に乗ってきたのは、手打ち麺に薄赤色の野菜あんかけがかかったものであった。イメージしていたものとかなり異なる。食べてみると、うをーナポリタンやにか! 実は見た目もそっくり。まさか清真(イスラム)の店で日本生まれの料理が食べられるとは。牛だしスープがついて10元(約130円)。
2012/09/16
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本当は雑多な市場などをフラフラして、賑やかで活気のある中国の写真を撮りたいのであるが、この週末はとても刺激的な行為に映るので諦めた。その代わりに山から街並みを撮ろう。昨日も登った北干山である。登山口は変更し、山の西端を起点とした。その手前に階段があったのだが少し上がったら水平に移動し上に行かずに下りてしまう、単なる散歩道であった。来る人が少ないからか、道の真ん中で食事をしている若いグループや、階段に座ってかなりいちゃいちゃしているカップルなどを見た。すまんの。再び道路に戻って歩くのであるが、テレビ塔の立つ緑の盛り上がりは西山という。山腹に東屋が見えたので、遊歩道があるかもしれない。頑張れば歩いて行ける距離なので、次回は試してみようか。西端から登り始めて問梅亭。3月に来た時は、梅の咲き初めを見たが、今日は葉の付いていない梅の木を見た。枯れてしまったのか。この時季は必ずと言っていいほど、こういう東屋には人が寝るようだ。写真撮影にはとても気を遣っている。なるべく人が去った時に素早くカメラを取り出してさっとシャッターを押す。ケータイカメラならこちらの人もやっているので問題はないと思うが。稜線の石畳。道端の樹木の幹に白ペンキを塗るのは、車道沿いも遊歩道も同じのようだ。どういう意味があるのだろうか。13時過ぎに登り始めたので汗はだらだらだ。玉頂閣に着いた。敷き石や瓦などを修理しているようだ。飛散する粉塵を避けるようにして楼閣に上る。うーむ素晴らしい景色だ。心地よい風が抜ける。写真をばしばし撮りたいが、ここでも人目を気にしてコッソリカメラを出した。屋根だけ見えるのは昨日のゴールの望江亭だ。ホテルから45分で登ってしまったのだから登山というレベルではないのだが、日本の秋山に登れないやまやろうの心を北干山は癒してくれた。南側の大通りをジオラマ風で。G12には楽しい機能が付いている。高層アパート郡をジオラマ風で。画角28mm、絞りF8.0ばかりではつまらない。写真はもっと楽しくあるべきだ。カメラを遊び尽くそう。昨日登ってきたルートを下降路とする。山腹にお寺があるので寄ってみる。老王五廟という。金ぴかの菩薩や王帝や娘娘の像が建物の中に15体ほど鎮座している。唱えるのは南無阿弥陀仏みたい(壁に書いてあった)。
2012/09/16
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昨日は一日一食のやまやろうです。連日の飽食で弱っていた胃腸を休めるためである。その割には酒は飲んでいるが。今朝は生野菜をたっぷり食べた。身体が欲するのだ。朝食後は長らく放っておいたG会夏合宿(黒部の祖母谷、西ノ谷遡行)の記録のまとめに着手。もう1ヶ月も前のことだ、その間何をしていたのか。写真を見直して選択して取り敢えず掲載してみた。1日目2日目その1、その23日目掲載したのは撮影枚数の6分の1程度である。そのくらいしか人様に見せられるものがないと言うか、それだけ撮ったから見せられる枚数が確保できたというか。この後は行動時刻とコメントを追加したいが、それはまた時間がかかるので、まあ写真だけでも見てください。西ノ谷の記録は、ネットを検索してもほとんど出てこないので貴重だと思う。一区切りが付いたら、北干山に散歩。暑い最中に行動したのでTシャツはぐっしょりだ。ジオラマ風に街中を撮ってみた。
2012/09/16
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北干山に登った後は、大してすることのなかったやまやろうです。仕事をちょっとまとめてから買い物。抗日後進が起きていることは分かっているので、なるべく大人しく目立たぬように行動した(犯罪者か!)。読みたい本は特になく、中国語会話集をぱらぱらとめくる。こんなんで覚えられるのか?夕闇迫った頃、突然に轟音が連発した。余りにも近いものだから街中でテロでも起きたのかとビックリして窓の外を見た。ホテルの敷地内で勢いよく花火が上がっている。やまやろうのいる6階の少し上で炸裂しているので、それほど大きな花火ではない。しかし日本では考えられない場所で上げるものだ。音や振動に反応したのか、車のセキュリーティシステムがあちこちで作動していた。
2012/09/15
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毎日の中華料理で順調に肥えているやまやろうです。これはまずいと爬山(登山)に出かける。目的地はホテルから見える北干山(ベイガンサン)。9:50 ホテルを出る。抗日後進が中国各地で行われている最中、街中で日本人と分かったらちょっと問題。なるべく目立たないように歩く。写真撮影なんてそんな刺激的なことができるわけない。10:00 登山口。山全体が北山公園となっており、遊歩道がつけられている。石段を上がる。1時間ほど前に郵便局に行った時は涼しかったが、10時では汗ばむ陽気だ。おばちゃん、おじちゃん、家族連れ、カップル、お一人様などいろんな人が歩いている。10:11 望江亭。もう山頂である。登山というか散歩だな。吹き抜ける風が大変心地よい。寝ている人がいるくらいだ。汗はかいたがカロリー消費は十分なのか?望江亭からやまやろう滞在のホテル方面を撮影。カメラは周囲に人のいない時を見計らい、素早く撮影した。往路下山ではつまらないので稜線の石畳を歩き、違うルートで下山する。照葉樹林の中、虫の声を聞きながら淡々と足を出す。10:30には下山してしまった。道すがらの肅山博物館に寄ってみる。無料開放されているので、カメラをロッカーに預けて見学する。肅山は8000年の歴史があるそうだ。2、3千年前の出土品(石の食器、装身具)などの精巧さにため息をつくばかりだ。1千年ほど前の金細工などは髪の毛ほどの細さの金線を編んで冠にしていたり、細かく折りたたんで装身具にしたりと手間と時間のかかった見事な造詣ばかり。中国は国土も広いが、歴史もスケールも文明の長さも違う。感心しきり。11:30 寄り道をしても1時間半でホテル着。今回の出張時には観光はできそうにないから、北干山に慰めてもらおう。
2012/09/15
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杭州で抗日行進の可能性があるとのことで、会社から外出自粛令が出された肅山にいるやまやろうです。何でも上海では邦人が暴行を受けたとか炭酸飲料をかけられたとかの被害が出ている模様。よって今夜の夕食は近所でひっそりと。といいながら中国人がガヤガヤ入っている店なのだが。郷乃味土菜館。平たく言えば郷土料理の店。中国語の堪能な課長が、店内に並んでいる料理をばんばん選んでいった。右より時計回りに、マテ貝の炒め物、豚と筍の煮物、鴨の煮物、スパイシーエビ、回鍋肉(隠れている)、そして中央四角い鍋が川魚の香草煮である。どれもボリュームたっぷり。一人でも四人でもこの量が出てくるそうだ。一品で腹が膨れる。マテ貝は半生かどうか微妙な軟らかさがロシアンルーレット的でたまらない。散りばめられた生ニンニクは毒消しなのだろう。筍はなくてもいいわ(特別旨いわけではない)。鴨は一羽分である。頭は主賓が食べることになっている(若いのが食べた)。鶏と違って身が締まっており肉から滋味が溢れる。エビはどこの店でも外れがない食材だろう。ここのは特に旨い。スパイシーさが絶妙で、西湖ビールとの相性も良い。回鍋肉も手堅い旨さ。内臓が入っていていかにも本場ものらしい。川魚は辛いが旨い。卓上でじっくり煮込んで香りを染み込ませるのがいいみたい。赤い海に沈んではいるが、唐辛子などをしっかり取り除けばそれほど辛いわけではないから、やまやろうでも存分に味わうことができた。写真にはないが、上海ガニ(モクズガニ)も食べた。ブランドものではないから安い。そして名前は湖蟹となる。種類は一緒のようだ。カニ好きなやまやろうとしては甲羅をパリッと開いて味噌をちうちう吸い、身や足の肉をカニのつま先でほじくって心行くまで楽しんだ。同行の若いのはカニ丸ごとを食べたことがない! 甲羅の開き方もおろおろしていたが、その間もやまやろうは黙々と身をほじくり出していた。これだけ飲み食いしても一人当たり110元(約1400円)であった。日本では考えられない値段だ。それよりも写真の量+αを4人でほぼ平らげたことも特筆すべきことであろう。終わって20時前。夜はこれからしかも週末なのにカラオケにも行かず解散。超市まで買い物に行ったが、レジで日本人とばれてしまい何かされやしないかと緊張したよ(何事もなく終了)。
2012/09/14
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中国生活も何となく慣れてきたやまやろうです。会社のネット回線の細さ(58Mbps!)以外は、今のところ特に問題なし。会食というほどでもないが、日本人駐在員と食事した。宿泊ホテルの和食屋である。173元(約2200円)で、食べ飲み放題となる。やまやろうは進んで注文しなかったが、他の人が選んだ、居酒屋でよくあるメニューをついばんでいた。ビールは中国朝日のものだそうだ(3.5%)。それを2杯飲んだら飽きて、日本酒にした。中国で醸造したものだそうだ。少しとろみがあり、猪口に入れると黄色身を帯びている。アルコール度数は高そうだ。アル添しているのではないかと思ったが、数杯重ねるうちに関係なくなった。中国でも日本酒(らしいもの)が飲めることが嬉しい。ま、それよりビールを飲んだ方がいいと思う。2.5%前後と日本より薄いが安くてそれなりに旨い(料理の邪魔をしない)。酔っ払うための役には立たないが、会食にはそれで十分でしょ。自分用には超市で買った紹興酒がある。しかし安いのは本当に水っぽい。値段が多少高くてもそれなりに熟成したものが旨いであろう。昨日の激しい雷雨から、杭州はめっきり涼しくなった。今日の夕方なんて半袖が寒いくらいである。やまやろうにとってはありがたいことであるが、ガンガン涼しくなったらどうしよう。半袖しか持ってきていない。写真はホテルの窓から見える、北干山の稜線である。週末に登るか。
2012/09/13
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杭州ネタが始まってから、ぐんとアクセス数が増えたやまぶろぐです。ネタとしては面白いわな。センセン・カクカクの影響で週末は自由に動けない可能性が高い。ホテルのある肅山付近は割りと平穏のようだが、人の集まるところには行かないようにとの御達しが出ている。今夜は日本人駐在員ほぼ全員が集まっての会食。マカオ鍋に行った。火鍋との違いがよくわからない。「マカオ鍋」で検索すると、中国では検閲に引っかかっているようなので、各人日本で検索してください。どちらも鍋にポンポン具材を突っ込んでいくところは同じなのだ。タレは各自お好みで作る。辛味噌、唐辛子油、刻み唐辛子などを混ぜていくのであるが、やまやろうはこれでもかと香菜を入れた。タイでパクチー慣れしております。野菜、肉、魚丸(団子)、キノコなど注文。忘れてならないのがエビか。20センチほどの竹串に刺さったエビは、まだ動いている。それを煮えたぎる鍋に投入、赤くなったのをハフハフいただく。これだけでビールが進む君。若い衆に混じって、無言で鍋をかき込むやまやろう。食欲は20代。ビールをガブガブ飲んでいても、締めの金華ハムチャーハンを茶碗一杯平らげた。だって旨いんだもん。週末に向けて気分も回復傾向にある感じ。ていうか睡眠をしっかりとらないとやっていけないと気付く。今日は夜学がなかったので19時半過ぎに解散。レインボー(超市)に行く時間があったので、水を紹興酒を買って満足。
2012/09/12
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2日目で早くも気分が重いやまやろうです。前回来た時と同じだ。中国の圧倒的なパワーに負けてしまっている気がする。今夜も会食。宿泊先から歩いて10分ほどのところにある、ひとり火鍋屋だ。やまやろう御用達超市テスコの向かいだ。空調がガンガンに効いたテーブルに通される。でないと気温が高い時に熱い鍋を食べに来る人なんていない。各人好みの鍋(スープ)を選んでから入れる具材をあれこれと注文する。やまやろうは「美容・・・」と書かれているおそらくコラーゲン鍋と思われる鍋を注文した。つけだれは、十数種類の醤油、たれ、油などが並んでおり、好みで選んで混ぜ合わせる。海鮮だれと牛味噌だれを作ってみた。来た鍋が赤い。実はトマト味。ヘルシー鍋のようであった。他の人のは早くにグラグラ煮えてくるのであるが、やまやろうの鍋は湯気すら立たない。火の当たりが悪いのか油分が少なくて熱がこもらないのか。内心イライラしながら雪花ビールを飲む。待ちきれないから肉やエビはフライング気味で食べる。一応色は変わっていた。トマト鍋はあっさりしていて食べやすいかもしれない。かなり遅れたがしゃぶしゃぶができるくらいには熱くなった。肉は牛と羊を食べたが、羊肉をしゃぶしゃぶした後は、何をどうしても羊の香りがつく鍋になってしまった。最後に選択してよかった。締めは麺を鍋に入れる。かなり腹が一杯であったが、するする食べてしまった。食べた栄養が仕事の成果に結びつけばいいのであるが、アルコールによって脳細胞の活動が停止するからプラマイゼロのようだ。
2012/09/11
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朝早くから動き出し、成田空港には予定の40分前に到着。待たされることはあったがスムーズに出国手続きを済ませて飛行機に乗る。窓際だったので適当に写真パチパチ。午後到着なので仕事としては様子見といったところか。夜は食事会。ホテル目の前の石川屋(仮称)。現地日本人スタッフに和食か中華かを求められた。我々着いたばかりの人間からしたら中華料理を選んでしまう。今後中国が長くなるのにねー。置かれている位置に従い料理の説明をする。3時:ご飯は5時にあるマーボ豆腐の付け合せ。大盛りでやってきたが5人で平らげた。辛いものが多いので、ご飯が箸休めになるのだ。ご飯左の鶏串はスパイシーでビールが進む君。5時:山椒の利いたマーボ豆腐。出来立て熱々を頬張ったら汗がガーッと出てきた。単品ではなくご飯に乗せて混ぜて食べると絶品。6時:キクラゲ(すぐ出てくる冷菜)。これでもかというほど皿に乗っていて、バクバク食べた。一緒に入っている青唐辛子は地雷である(誤って食べてしまった)。7時:青菜の炒め物。普通。9時:エビのにんにく炒め。やまやろうの注文品。エビが食べたかったのであるが、これは予想以上の旨さであった。小エビが隠れるくらいに、にんにくのみじん切りが乗っている。それを落とさないように箸でつまんでエビもろとも口中に放り込む。エビの食感とにんにくの香味が最高の組み合わせである。ご飯とも合う。10時:蒸し鶏。冷菜とともに最初に出てきた。シンプルな味わいは箸休めにちょうどよい。11時:饅頭。付け合せの豚煮を饅頭の凹みに入れて食べる。腹いっぱいなところに若いのが素うどんみたいな麺を注文。これも大盛りであった。苦しいくらいに食べまくった。その後は夜学に出席する。講師はあまり喋らなかったので会話が乏しくメモをとることは少なかった。次回に期待か?
2012/09/10
明日の中国フライトに向けて魚津を発った。今は東京の実家。越後湯沢からの新幹線は各駅停車で、いつもと異なるホームからの発車であった。 慌ただしく乗り込んだので案内板はチラ見程度。車窓の景色がいつもと違う感じがした。新潟方面だったら大変だと気になったがコンパスを取り出したらちゃんと南に向かっていて安堵。 寄り道せずに実家のある駅へ。成田空港までのバスチケットをローソンで発券しようとしたがよくわからない。嫁へヘルプの電話をした後で進め方がわかった。 親の手料理を食べて英気を養う。腹一杯。出発直前に体重を計ったら服込みで58.4キロであった。中国は美味しいものばかりだから、どれだけ増加してしまうのか今から心配だ。
2012/09/09
阿川佐和子の『残るは食欲』に書いてあった1000円ワイン。実際は850円だったと嫁さん。イエローテイル・カベルネソーヴィニヨン。果汁っぽくて爽やか。後からしっかりとした味わい。飲みやすい、これはよい。やまやろうは気に入った。ワインの当ては、嫁さんが自分で飲む飲むのもあるのだが、素敵なものが用意されている。中国出張前の最後の家族団らんだ。嫁さんもワインを楽しむ。帰ってきたら紹興酒でカンペーだな。
2012/09/08
例会山行の写真は会社のパソコンに入れていたから、10万円払ってデータをサルベージしなくてもよさそうなやまやろうです。最も重要視していたものが手元にあったものだから、救出措置が必要なのかちょっと疑問に思えてきた。来週より出張するのにあまり準備ができていない。同行のメンバーとはやることの意見のすり合わせが出来たが、往訪先とはTV会議だけ。意思の疎通が難しい。現地で顔を合わせて打ち合わせするのが一番だな。持ち物チェックなど済ませたが、荷物は多そうだ。前回行った時と同じカバンと30Lバックパックでと考えているがどうだろう、詰めてみないと何とも言えない。ただ行くだけなら荷物は軽いが、パソコンや作業服や靴・帽子、資料等どれだけでも重量はかさむ。ここは登山と一緒で軽量化を第一に考えたい。不足分は現地調達すればいいではないか。例会山行であるなら、2泊3日ならだいたい何キロ、縦走なら何キロは重すぎるとか日数と重量の関係が何となく頭に入っている。しかし出張にはこれが当てはまらず何キロが妥当かがわからない。結果、要不要の判定を十分に行うことなくとりあえず詰め込んでしまいたくなる。回数をこなせば本当に必要なものが分かり、重量も収斂されていくであろう。今は登山を始めたばかりの人のように、何でもかんでも詰め込もうとしている。洗練されるのは数年先か。明日荷物をがさっと集めて、どうなるか考えよう。
2012/09/07
HDDの故障により逝ってしまった我が家のパソコンであるが、それに代わる新しいパソコンがやってきた。そして先ほどセッティングが終わり、インターネットが使えるようになった。不要なアプリケーションソフトのなくて安価なものとして、レノボの47461NJとした。机の上がずいぶんとすっきりした。キーボードがコンパクトになったからであろう。さあ後は逝ったHDDからデータをサルベージできるかどうかである。できたらラッキーだしできなくても10万円支払わずに済むから、どっちにしても○な結果になる。データが戻らなくても、もう仕方ないよ。3ヶ月分は諦めるしかない。
2012/09/06
今夜はG会の集会があったので飲酒なしのやまやろうです。てことは休肝日は月2回ってことですか?中国出張が控えているから例会山行に加われないし、お盆以降登山をしていないので個人山行報告もない。出る幕なしの悲しい集会だ。次落ち着いて山行ができるのは、雪の降る季節の可能性が高い。やまやろうの今シーズンの登山はもう終わりなのかしら。
2012/09/05
お盆の黒部・西ノ谷遡行の記録をまとめようにも、自宅のパソコンが壊れてどうにもならないやまやろうです。昔なら○○の合間にやっていたが、今はそんな余裕なし。今週はかなり涼しくなってきた。畳の上で寝なくても快眠だし、掛けるものなしでは明け方寒いくらいだ。車のエアコンは夜はつけなくてもよくなってきた。職場でも大汗をかくことはなくなった。夜は自宅の周りで虫の声が秋の調べを奏でている。むすこが「おとうさんと山に行きたい」と言うのであるが、来週から中国出張なので残念ながら持ち越しだ。夏山はもう無理だが秋山には一緒に登れるであろう。美しい紅葉をこれでもかと見せてやりたいが、低山でそういう景色があるのはどこだろうか。今年はハゲ山登山と立山山麓でキャンプだけか。ううむ、山男、山ガールを育てようと思っていたが、自分が楽しむのに精一杯で、こらどままで手が回らなかった。いいさ、まだ秋山とスキーがあるさ。そこで父親としての威厳を遺憾なく発揮しよう。しかし、むすこの目下の注目スポーツは水泳であった。沢に行く?
2012/09/04
ウィンドウズが起動しない我が家のパソコンであるが、今朝業者に持ち込んで診断してもらった。結果、HDDが壊れているということでかなりの重症と判明。データ復旧には富山に持っていっての作業となる。その値段概算でなんと10万円。電話で話していたが、うっと言葉に詰まった。しかし依頼することにした。データのバックアップは外付けHDDに実施してはいたのだが、直近では5月の下旬であった。つまりそれ以後のデータ(写真が主)は、パソコン本体に入っていたので復旧できなかったら約3ヶ月分の記録が失われることになる。これは痛い。この3ヶ月の山行およびこらどまの写真を再現するのに、これから追体験して10万円で足りますかと聞くとそうはならない。タイムイズマネーで、この3ヶ月のこらどまの成長っぷりを過去に戻って記録することはどんなに金をかけても不可能である。山行も同様であの日あの時あの場所だから撮ることのできたものばかりである。それも金額ではかることはできない。確かに10万円は痛いが復活できるのであれば案外安いと言えるかもしれない。もっとも復旧可能かは五分五分のようだ。データを取り出すことができなければ素直に諦めるしかない。電子媒体の怖さを改めて知った。リバーサルフィルムなら劣化することはあるかもしれないが、ある日突然全てが消えることはあるまい。デジタルに移行して今更戻るわけにはいかないが、これまで以上にバックアップに気を付けると心に誓ったやまやろうであった。
2012/09/03
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午前中はむすこの逆上がりの練習に付き合った。昼食後はフリータイムとなり、やまやろうは渓流釣りに出かけた。当選したリブズに釣り道具一式とカメラを詰めてもまだ余裕があった。いつもの場所に行ってみると、おおお車の脇に竿を出して準備している人がいるではないか。まさか自分以外にも釣り人がいるとは。ていうかやまやろうが気付くくらいなのだから他の人がいてもおかしくないのか。その人は上流に行くのだと思い、やまやろうは沢を下りながら釣ることにする。最初の溜まりで竿を出していたら、その人も上流から竿を出していた。お互い干渉することなく静かに釣りを楽しむ。やまやろうは2回ばらしてしまった。サイズは小さそうだ。その人の邪魔をしたくないから(向こうが先に来ていたので優先権があろう)、やまやろうはそっとその場を離れて下流に向かった。いそうな雰囲気の溜まりばかりであるが、樹木が沢を覆うようにして生えているので糸を繰り出すのが難しい。何とか疑似餌を流してみると当たりはちょっとある。魚影も走る。魚影が走った溜まりの岩の向こうに流してみたらヒットした。うーむ小さいなあ。今年生まれだからすれておらず疑似餌にも食いつくのだろう。当然リリースした。ある程度下ったら登り返して釣るがうまくいかなかった。疑似餌は一度切りの勝負だから次々と移動する必要があるが、クマの生息地だから遠出はできない。深追いせずに納竿した。リブズの使用感は、予想した通りよいものであった。荷物が沢山入るのが便利だし、背中が蒸れないのが気に入った。ただチャックの開放部が上辺に加えて前方にもある。つまりL字型に開くのであるが、余りに広く開くので閉め忘れた時に中身が落ちる心配はある。今回は釣りに夢中になっていて、左右のチャックが開いていたのでこの点は(製品には問題はないが)注意しなければならない。帰路スーパー農道で見たいわゆる二三雲(にぞうぐも)。富山県人にとって現在最もホットなキーワードであろう。ラピュタはこの中だ!
2012/09/02
昨年の10月から目標を立てて、読書を継続してきた。「一年間で100冊読む」というもの。初年度は本のジャンルは問わないことにした。当初の目的は、読書習慣をつけるということだから。恥ずかしながらこの歳になるまで余り本を読んでこなかった。月に1、2回は図書館に行ってはいたが、趣味に関する内容が多かったか。それに何を読んだか記録に残しておくことはなかったので、読みっぱなしで記憶に残ることは少なかった。100冊読むためには記録をつけねばならないということで、Evernoteに「Books」というノートブックを作成し、月ごとに読んだ書籍の名前と著者と読後感(◎○△×)を入力することにした。冊数はエクセルにて集計した。本日、約1ヶ月を残して100冊に到達した。一年で110冊くらいは到達するかもしれない。ということなら月10冊(年間120冊)も夢ではなくなってきた。現にここ3ヶ月は10冊超えが続いている。この1年間で読んで、心に残ったものをいくつか挙げてみよう。「空白の五マイル」角幡唯介人跡未踏のツァンポー渓谷を単独踏破したドキュメンタリーであるが、こういう行動の意義付けと人への説明は難しい。自分の登山にも当てはまるが「何でそんなことをするのか」という問いには「好きだから、行きたいから」という答えがシンプルか。早稲田大学探検部つながりで、高野秀行の著作も数冊読んだ。つながりで本の世界が広がるのが読書の楽しみのひとつ。「人間の基本」曽野綾子普通に生活すること、当たり前のことを当たり前に実行することの大切さを知った一冊。「独立国家のつくりかた」坂口恭平常識離れした考え方が述べられているが、そもそも、その常識とは何か。自分が正しいと思っていることは現在の民主主義社会の中では受容されても、生物としての人間として、自然環境としては受入れられるものなのか。今の暮らし方を根底から変えてしまう力を持った一冊。うまく書評が書けないということは、その本を理解していないということ。しかし拙い書評でも人に見せることで自分を鍛えることになる。だから、これからは人に伝えることができるように内容を理解して記憶していくようにしよう。読書は単なるインプットであり、大事なのはアウトプットなのだ。
2012/09/01
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