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『極北ラプソディ』 海堂尊を読みました。極北クレイマーの続きです。海堂さんの本はほぼ読んでいるのですが、読む間隔があいてしまうためつながりのあるキャラクターもすっかり忘れてしまっていてシリーズとして最近は楽しめなくなってしまっていて少し残念です。ただ、医療の話もこういった本を読まないと触れることのない世界なので読むと少しでも問題を知ることができるので読むと世界が広がります。今回は、破綻した都市での病院の現実とドクターヘリを飛ばすことの大変さや現実みたいなものが主な内容でした。物語は今中先生が読者と比較的近い立場で(といってもお医者さんですが)世良先生や速水先生に疑問をぶつけるという感じで話が進んでいきます。最後に世良先生と看護師の花房さんとの恋愛話があって以前の流れをすっかり忘れてしまったので、そこを楽しめなくてちょっと残念でした。シリーズ物は忘れてしまうとそんなところがもったいないですね。次はいつもどうしようと思うのですが、また新刊が出たら読んでみたいと思いました。
2012年07月08日
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『ナニワ・モンスター』 海堂尊を読みました。書いた時期が、2009年の週刊新潮だったので、テーマがちょっと古いと思ったのと内容を詰め込みすぎて、最終的に何が1番言いたかったのがわからない本になっていました。最初は、以前流行ったウィルス性の風邪を製薬会社の思惑で実際の規模以上に大きく報道し、それを問題視している地元の医師がメインで出てくるのですが最後は全く出てこなくなり、あのおじいさんと息子は?という感じでした。次に、検察内部の話、(問題を隠すのために、某芸能人の事件2件もなんか出てきました)そして、厚生労働省、道州制とめまぐるしくテーマが変わりそれで、1番言いたい事はなんだったのだろうと読者は完全に置いてきぼりの内容でした。著者は言いたいことを全部言えたと思ったのかもしれませんが完全に自己満足?なのではという感じで小説としての面白みが今回は全く感じられない内容でした。もうこの著者の作品読むのやめようかと思ったくらいでした。実際のお医者さんが書く小説ということで、知らない医療問題を知ることが出来たり、為になりつつおもしろいキャラクターとお話で好きだったので残念です。次回作くらいまで読んでみて今後を考えたいな~と思う本でした。人には絶対オススメしません。
2012年05月05日
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『マドンナ・ヴェルデ』 海堂尊を読みました。以前読んだ、『ジーンワルツ』の裏編という位置づけの本です。代理母出産を頼まれた、母親の心境から描かれた本です。現在の日本の法律では、卵子提供者ではなく、出産した人が母親という法律の枠組みを問題視している内容です。お話は、産婦人科医の娘を持った母親が代理母出産を頼まれ、娘のためと妊娠したのはいいのですが、娘がその子供たちを、日本の上記問題のケースとして公にさらすということ母親が知ります。そこで母親は、そういうことに子供を利用してはいけないと娘に対して説得を試みる所がメインとなっていました。たくさんの人に考えてもらうための機会を作りたい医師としての娘の気持ちもわかるし母親なら母として子供を自分の目的に利用してはならないということもわかる、難しい問題でもあると思いながら読んでいました。病気や事情があって卵巣を取ってしまった後にもどうしても子供が欲しい女性で実際自分だったらと考えるととても大変な問題だろうと思います。ちょうど新聞でも第三次ベビーブームは起こらないことが確定した矢先で、最近自分も含めて出産が遅れていたり子供を産んでも託児所は?とか不安要素が多い中でそれでも、子供が欲しいと思っている人たちは貴重だと思うし、簡単ではないと思うけれどもそんな人たちが望むような法律の世の中になってほしいとも感じました。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2010年12月12日
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『ブレイズメス 1990』 海堂尊 を読みました。今回は、東城大学が舞台です。主な登場人物は天城先生と世良先生。佐伯外科の佐伯病院長。高階先生などです。海堂先生の著書は、結構読んでいるのでなんとなく名前に聞き覚えはあるのですが、どんな人だったかとか、エピソードとかは殆ど覚えていなくてこの海堂先生の著作は、ずっと読んでいたり手元に本があって読み返せると楽しさが増すんだろうとは思いながら読んでいました。今回は医療とお金という問題を真正面から扱った話でした。長い順番が出来るほどの技術を持った医療を受けるにはお金をたくさん出せる人から施術するというポリシーの天城先生と、患者の命にお金というもので順番を決めたりすることを許さない高階先生の対決議論のシーンも数多くありました。また、新人の医者が大変な大学病院の外科に研修にいかないという多分医療の現場であろうことも書かれていました。研修医は、安い給料で寝る間も無く働かされ給料は医局の先輩が掠め取っている。そうではなく、技術のあるものは自分の腕でかせげる場を作ろうとするという構想についての話が書かれていました。最後手術は成功し、これからそうなっていきたいという願いを持ったスリジエ・ハートセンターという施設がどうなるかというところで話が終っています。また続きは、どこかのお話で書かれるんだろうと思います。その時に、このときに読んだ話を覚えているか自信はありませんがまた医療の現場の話を、小説からですが少し知ることが出来たし読みやすく、楽しい本でした。最後まで読んでくださりありがとうございます。★ランキングに参加しています♪
2010年12月04日
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『極北クレイマー』 海堂尊を読みました。北海道の、地方都市(多分破綻した夕張などがモデルのよう)での医療現場の問題の話でした。また、医療訴訟の話も描かれています。救命24時などの医療のテレビドラマも好きなので海堂先生の書く本は、身近にない医療の問題にきづくきっかけとなってとても興味深い本です。地方の医療現場で、予算もなく患者さんもいないためモチベーションもなく破綻寸前の現場に今中先生という方が赴任されて、院内改革をしていく話と同時に、出産時の死亡事故について、医療訴訟を起こした人とメディア・警察対医療という話も進んでいきました。どちらも興味深いテーマでしたが、医療訴訟問題のほうは、結局西園寺というその騒ぎを起こそうとした人の目的が少しわかりづらく、今回の地方医療の話と一緒にしなくてもそれだけで読んでみたいと思わせるテーマでした。日本の医療は保険でとても守られていますが、医療の現場に働く人は守られているのか?というテーマはとても考えさせられる問題だと思いました。病院だって経営をしていかなくてはならないといいつつ社会のインフラでもあるため、公の面も大きいだろうし企業よりも自ら決めることができづらそうで改革はすごく難しいんだろうと読んでいて思いました。また、新刊が出たら読んでみたいです。
2010年02月11日
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『ひかりの剣』 海堂尊を読みました。他の作品を読んでいると楽しめるという構成の本だったように思います。他の本も読んでいますが、ちょっとよく覚えてなかったので、半分くらいの楽しみ方だったかもしれません。現在の高階医院長と速水先生、そして、田口先生がチラッと清川吾郎って誰だっけ?のままですが登場しています。話は、医療の現場とはあまり関係ない時代の医大生の頃の話です。剣道部の話がずっと続くので、ちょっと医療の話を期待するとスポーツ物だったの?ってがっかりというか退屈になるかもしれません。最初は、うーーん…でしたが中盤を過ぎたあたりから部活物と考えたら楽しめました。海棠さんは、この大学関係シリーズ以外も書くことはありますが、やはり、この田口先生と関係ある人たちのシリーズが1番面白いかもしれません。
2009年05月05日
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『ジーン・ワルツ』 海堂尊を読みました。海堂尊さんといえば、現役のお医者さんで医療物の話のおもしろさでは有名な作家さんです。チームバチスタを読んでから新刊はチェックして読んでいる作家さんなので今回も期待大でした。内容は、不妊治療と、地方医療の現実そして代理母出産でした。どれも、世間をにぎわしてるテーマで、本というフィクションの世界からでも訴えたいから書いているという作品なんだろうなというのが凄く伝わってくる作品でした。内容は、代理母出産をした後に産まれてくる子供は卵提供者ではなく、代理母が母親であるという憲法(向井亜紀さんの例は有名です)が変わらない点なども鋭く突いています。また、自然分娩についての認識が一般的には当たり前だと思われているところについても、それは産婦人科医療が発達したからであって自然分娩も極めて当たり前ではないということもメッセージとして発信していました。女性がこの本を読むとすごく心に響いてくると思います。ストーリーとしてもおもしろいし、かなり勉強にもなるので女性にはおすすめの本です。
2008年10月05日
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舞台は、桜宮市だったりするので今までと全く関係ないわけではないけれども医療シリーズではない本でした。初めて、海堂さんの医療シリーズ以外を読んでみたけれども感想は普通です。町の工場の一見冴えない男性が主役で、ちょっとぼけーとしているところなんかはこの方の得意分野なキャラクターではありそうですが、お話にインパクトや、今までのようなおもしろみは薄かったような気がします。市VS工場の担当者という戦いなのですが、繰り返される「ジハード・ダイハード」もちょっと…でした。海堂さんの、医療シリーズ以外の作品を読むのが初めてだったので期待をしていましたがイマイチでした。
2008年03月22日
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『ブラックペアン 1988』 海堂 尊を読みました。舞台は、現在からかなりさかのぼる時代設定で現舞台の主役である田口先生の病院長、高階先生が若い頃のお話でした。医療ミスか?それともなんだったのか?という問題で当時の病院長の疑惑の解明が話の主軸でした。しかし、それ以外にもおなじみのメンバーが若くてシリーズ物として楽しめました。藤原さんがまだ若くて現役の婦長でした。それに、病院長も若くてすごく生意気だったようすでした。田口先生もちらっとでてきていいキャラでした。物語の中で最後に病院長選挙があるのですが、なぜ病院長になりたいのかは、1番えらくなれば、自分より能力の低いやつの下で働かなくていいからと答える教授の言葉が心に残りました。おもしろい本でした。
2008年03月15日
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『ジェネラル・ルージュの凱旋』 海堂尊を読みました。今回は、桜宮病院が舞台で田口先生がメインでした。救急医療にはお金がかかるけれどもお金にはならないという現状が舞台のお話でした。お話のメインの1人救急医療のエース部長速水先生は田口先生と学生時代からの同級生という設定で田口先生はああみえて、救急医療のエースと友達だったり、やはりなかなかの人物です。登場人物も過去から作品を読んでいるとおなじみのメンバーになっていて2作目くらいのときは、他の舞台の本も読んで見たいと思ったけれどもここまでくると、こういったシリーズ物も面白いなと思います。お話の内容が救命医療の現場が舞台だったので、過去にテレビで見ていた『救命病棟24時』を思い出しました。テレビの影響で、お話の内容が少し聞いたことあるかもという感じで新鮮ではなかったけれどもシリーズ物として楽しめました。
2008年02月16日
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『螺鈿迷宮』 海堂尊を読みました。海堂さんの本はバチスタがすごくおもしろかったので続けて読んでいます。今回も、シリーズ物になるのでしょうがちょっと番外編ってかんじでした。白鳥さんや、姫宮さんといういつものレギュラーメンバーは出てくるのですが、田口先生はあまり出てきませんでした。シリーズ物のファンだとするとちょっと物足りないかもです。お話の内容は、終末医療についてです。死んでいくもの、死んでしまったものにはお金をかけてもしょうがないという官の立場、しかし医療としては死から学ぶことは多い(解剖などで)のに資金、お金が回ってこないという現実が描かれていました。また、自殺願望者がネットを通して集まっているという問題も描かれていました。この本では新たな登場人物で天馬大吉くんという医大を目指す学生が出てきたので今度、このシリーズ物にどんな風に登場してくるのか楽しみです。「バチスタ」のお話のように、すごいスターが出てくるお話ではありませんでしたが、地味に面白かったです。
2007年09月13日
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「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊を読みました。前作の、「チームバチスタの栄光」はおすすめの本に紹介するほどおもしろかったので、期待しました。以前の感想ブログはコチラ今回も、田口先生と白鳥さんが出てきて以前と同じ舞台から話が始まります。ですので、第一作目を読んでいない読者は少し話の面白さが半減するかな?という設定です。そこから、今回の話が始まります。入院患者の父親が殺されてしまうことから病院の中に警察も入ってきて犯人はだれか?というストーリーになっていきます。今回初登場の新キャラクターもいて面白いともおもうのですが、最初の作品を読んだときほどのインパクトは残念ながら感じられませんでした。作品として、シリーズ物という感じの本だったと思います。次回は、この作者のまったく舞台を変えた本を読んでみたいと思いました。
2007年04月21日
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このミステリーが凄いで大賞を取ったという「チームバチスタの栄光」を読みました。 内容は、心臓手術の最中に起こる不振な死について、医療過誤か、ミスか、殺人か?といったことから話が始まります。それにしても、本当に、この話に出てくるキャラクターは本当にキャラがたっています。田口先生も、桐生先生、白鳥さん、藤原さん、高階病院長といいみんな読後もすぐには消えないようなキャラです。ミステリーといいますが、合間合間に入るぼけとつっこみのような田口先生と白鳥さんのやりとりがとてもおもしろいです。この作者はこの作品が一作目といいますが、本当におもしろい小説だったなという印象です。今後も読んでいきたいと思います。
2006年12月03日
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