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『儒教と負け犬』 酒井順子を読みました。酒井さんのエッセーは好きなので手に取ったのですが、今回はおもしろくなかったです。また、内容は負け犬のことについてで、日本・東京韓国・ソウル中国・上海の負け犬比較というのがメインの内容なのですがデータが多くて、酒井さん独特の人間観察の話が好きなので今回の本はレポートみたいで期待はずれでした。また、それぞれの国で負け犬と呼ばれている独身女性と勝ち犬と呼ばれている既婚女性と会っているのですがその対象の人の殆どがマスコミ関係者や女性社長、弁護士の妻とか一般とはかなりかけ離れた層の人ばかりで全く、別世界の話でした。日本の本を書いたときは普通のOLも対象だったような気がしたのですが…。酒井順子さんもテーマをちょっとこのテーマに絞りすぎではないかと感じた本でした。確かにご本人が、自称負け犬とのことですのでレポートや関心はあるのでしょうが読者としては新しい話も読みたいなと感じました。
2009年12月12日
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『女も、不況?』 酒井順子を読みました。あとがきを読むと、週刊現代の連載をまとめたものとして「その人、独身?」「駆け込み、セーフ?」「いつから、中年?」今回の本「女も、不況?」ときているようで、ブログを振り返ってみると「負け犬の遠吠え」から、全て読んでいる私は酒井さん本のかなりの愛読者かもしれません。酒井さんは、40代突入しているようなので年齢的にはちょっと上ではありますが、なんとなく子供の頃の記憶で世代の話もなんとかついていけるのでわかる!わかると思って読んでしまう楽しいエッセーです。周りにそんなセレブはいないのでわかりませんが、トロフィーワイフという単語がよく出てきて、初めて意味をしっかり知りました。今では、トロフィーハズバンドを持つ女性もいるみたいで。おもしろかったのは「男温泉と女温泉」で、かつての温泉街がこぞっていきなり女性向けにかつてはバーだっただろう場所をマッサージにしたり、とってつけたような個室露天風呂にしているようで涙ぐましい努力ではあるのですが、温泉に行く女達は社員旅行の男性客よりもずっとハードな要求をつきつけるというところ。食事、風呂、布団の質から仲居さんの質まで様々な経験を積んで、目が肥えた女性客の要求に答えなくてはならない温泉旅館について語っている章は確かに、社員旅行の男性より女だけの旅行客のほうがお金は落とさなくても、見ることはしっかりしているので納得!ッて感じでした。しかもちょっとおもしろかった。あと、「夫の死を願う妻」の章では本当にあった怖い話みたいなぞくぞくっとくる酒井さんが聞いた実話がつまっていてこわおもしろかったです。「夫がやっと癌になったと思ったら、抗がん剤が効いてしまって直りそうなのよ。本当に嫌になっちゃう」ってやっと癌になったのにって凄い発言だと酒井さんも言っていますが、本当に怖い。私は、たまたま結婚できたのですが完全に「負け犬の遠吠え」に出てくる女性と近い感覚の持ち主だったので、酒井さんの本の話がわかる!わかるの連続です。次はどんなタイトルになるのかわかりませんが、楽しみにしています。
2009年07月18日
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『いつから、中年』 酒井順子を読みました。週刊現代で連載しているエッセイなので少々、叔父さん向けの内容だと思いますが、そういった人に向け、女性の思いや、時事ネタなどわかりやすく書いていて面白い内容です。酒井さんがよく書いている話に最近ますます高年齢向け女性誌も充実していていくつになっても最近は、モテるためや女を引退できる時期がのびてきている(なくなってきている)ことを嘆いている?エッセイがあります。そういうのも、ちょっと女性ならではの感覚でまだ先ですがわかる気持ちもあり、面白いなあと思って読んでいました。酒井さんの本は、普通そうで、でもあきらかに酒井さん自身は普通じゃない人の感覚で書いている文章が面白いなあと思います。
2008年06月14日
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『黒いマナー』 酒井順子を読みました。あの、「負け犬の遠吠え」を書いた酒井さんの本です。みんなが気づいていたりするけれどもそれをあそこまで文章化してすっきりと説得力のある内容の本はなかったのでとても素晴らしいと思ったものでした。だから今回の本も期待をこめて読み始めたのですが、かなりがっかり。なぜなら、ターゲットが曖昧すぎるから。分野もおつきあいから季節、関係性などなどいろいろなテーマがあってそれぞれあーーそうだなと思うところはあってもこの人の得意分野であろう、独身子なし30代~がターゲットというわけでもない内容も入っていてこれなら普通の内容が入っただけの本ではないかと思ってしまったからです。パスタを食べるときにうどん・そばはすすってもパスタは音を立ててはいけないというのはかなりの確立で知っているものだと思うし、(ただその点に気がついても注意しづらいといった内容のくだりは納得できましたが)フィンガーボールの出てくるお店なんて普通行かないし(それをあえて書くならそれが出てくるような店に行く人対象の本にすればいいと思いました)だからいきなり子もいないのに、受験のマナーやらパーティーなんていかないのに、パーティーのマナーがあったり内容はマナー関連という本でまとまりはあってもマナーの提示がばらけすぎでいろいろな情報盛り込みすぎでターゲットが曖昧でつまらない本になってしまったなあと思いました。ただ、自慢のマナーの中にこうやってブログに書いたりすることがそれはエッセイのようなものとすると井上ひさしさんが「エッセイとはすなわち、自慢話である」と書いてあった話があってそれは、とても納得と衝撃でした。エッセイ=自慢ブログ=自慢なのか?と考えるとそんなような、それだけではないようなでもわかりやすく行為を言語化してあるなあと思いそのこと自体はおもしろかったです。おもしろい話も時にはあったけれども次作に期待です。
2008年02月09日
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『駆け込み、セーフ?』 酒井順子を読みました。先日の『その人独身?』に引き続き、酒井さんの週刊現代に連載していたものがまとまった本です。今回は、出版から今の時間の間隔が比較的近いので、最近そういえばあったなあという時事ネタを感じました。内容は、酒井さんがいよいよ?40代を迎えようとしている女性ならではの「負け犬」目線で書かれていて思わず笑ってしまうところも多々あって楽しかったです。年齢を重ねるごとにファッションなどが難しくなっていきあんまり、若そうな格好をしていると“痛い”と思われてしまいますがかといって、まだまだおばさん化はしたくない場合などとっても困るといった内容や、今回は、痛い、痛くないがたくさんテーマで出てきました。最近の言葉ですが「痛い」ってすごくニュアンスが伝わりますよね。また、「人生ゲーム」を仲間でやっている内容などは読んでいて、自分もひさしぶりにやりたくなってしまいました。人生ゲームの駒に「姉歯物件を買ってしまう」という項目があればおもしろいよねーなんていうブラックジョークも冴えていました。酒井順子さんの本は、ジョークも冴えていて、本当におもしろいなーと思えるエッセー本です。
2007年03月19日
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『負け犬の遠吠え』を書いた酒井順子さんの本を読みました。今回は、『その人独身?』というテーマで男性誌の連載をまとめた本だったようです。現在負け犬という、三十、未婚、子なしという立場の現状の生活レポとその立場の人が思うことといった観点で書かれている本でした。私は、なんとか結婚は出来たのですが、前回の負け犬本を読んでいると随分共感できてしまってかなり負け犬度数が高いと自覚しているので楽しく読みました。内容は、連載物だったので、季節のテーマ(バレンタイン)や食事、歌舞伎と宝塚などの演劇論。などなど、いろいろなテーマについて書かれていてさらーーと読むことができます。読んでいて、すごーーく勉強になりましたという本というよりああーーそれわかるかも!なんて思いながら読むことのできる楽しい本でした。
2007年02月26日
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ちょっと昔のエッセイを読みました。その中ではほめというものの中には、いろいろな種類があって著者が分析されていた結果が載っていたという感じでした。 とにかく女性には痩せているというようなことをいえば喜ぶとか、若者にはみんなが変になりたがっているのでちょっとあなたかわっているねというと喜ぶとかそうだなあということが書いてありました。 エッセイも目の付け所が面白いと思いました。
2006年02月24日
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この本タイトルからどんな本なんだと思っていて、けっこうばかにしてたけれども、いやはや内容はまさになかなか真理をついているし、笑える本でした。 負け犬でなくても、読みこたえはかなりあります。おもしろかった。途中で吹いてしまう箇所多々ありました。 内容は、負け犬になってしまう人の特徴から、なってしまわないようにするには、なってしまった場合、などあるのですが、どの項目も読んでいて私はわかるーと思うことがたくさんありました。この本では、現在独身、子なし、三十台以上の女性のことを言っていて、私は、今現在負け犬ではありませんがとっても、納得できてしまいました。 負け犬になりがちな人についていっていることの項目妙に当てはまってしまうのです。負け犬がよく口にする言葉に「やって後悔するよりやらないで後悔したほうがいい」というフレーズなんてよく心に思ってしまうし、 好きな服の系統はモードでもないけど、ニットにスカートとかいう男受けするのが好きではないし、自己啓発の女性誌読んでしまうし、(勝ち犬は、JJやら、VERYを好む、勝ち犬になろうと思うならこの系統をおさえるべきらしい)つい大丈夫っていってしまう(甘え下手)などなど、負け犬になる人の系統が事細かに分析されていて、さらにならないようにはこうしなさいということまで書いてあります。 ぜひ、さっき書いたことに自分もあてはまるーと思った人なら、この本はぜひ読んでみるべきです。
2004年09月12日
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