空 翔

空 翔

黎明



あの日、私は

真っ暗で 何も見えない道を

一人で歩く決意をしました。


辛く悲しいことを 全て知るよりも

何故なのか分からないことを抱えて生きていくことの方が

ずっと ずっと辛いってことを

知りました。


「どうして あの時・・・」

いくら思ってみても 考えてみても

答えはどこにも見あたらず

顔を上げれば 真っ暗な道が続いているだけでした。


700と19日間

歩き続けた私の所に

過去から手紙が届きました。

真っ暗だった道に 仄かな朝陽が見えました。

やっと分かった・・・。

全部分かった・・・。


私の所に

夜明けが来ました。




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