鈴鹿観戦記～とにかく色んな観戦日記～

KIRINCUP'06

オープニングセレモニーは山本山本寛斎プロデュースによるド派手なものでした。最後の写真はテリー伊藤の怪しげなゴンドラ写真です（笑）
この後日本国家斉唱になるのですが、なんと歌い手はＨＩＲＯＭＩＧＯさんでした。ここは結構もりあがりましたよ。でもやっぱり自分が日本人だなって感じます。国家は崇高な気持ちで歌いました。ここで一気にテンションはあがりいよいよゲームスタート。同時に雨脚はひどくなっていきました。

このチームのＫＩＮＧはやはり小野選手です。このゲームでの存在感も抜群でした。

宮本を中心とする守備陣は今日のゲームでは無難にこなしたのではないでしょうか・・・

残念ながら小笠原のフリーキックも小野の巧みなボール回しもゴールには結びつきませんでした・・・

中盤の選手たちの活躍は本当に美しいと表現したいと思います。特に福西選手はすばらしい。鈴スペが代表監督であれば必ずこの選手ははずせないですね。いくら中盤で美しいパス回しを行ったところでゴール前で消極的なプレーを行っては意味がないんです。とにかく「ゴールに向かって打て！！」ですわ。加地選手は今日それをやってくれました。だからあんなドラマがあったんです。

でっ結果ですが０ＶＳ０・・・ボールを持ったら観客の全員が自分を見ていると思えっていう名言がありますが、ボールを持って前が空いたら打て！！と鈴スペは言いたい。打ってから初めてドラマは始まるんだよ

結果には大いなる不満はありますが、やはり日本代表戦はすばらしい。雨にも関わらず６万人近い人たちがひとつになる瞬間はすばらしいです。またこういう機会があれば体験したいですね。それにしても日本代表の決定力不足には悩ましいものがあります。

試合が終わってイニシャルＤさんと話をしてたんですが、３５２とか４４２とかの概念を捨てて３７とか４６とかにしてフォワード不在のフォーメンションで戦ったほうが日本代表は点を取るんじゃないかと思います。

でなければワントップで調子の良いフォワード一人をトップにおいて中盤の選手がトップを追い抜いて決定機を作るほうが日本代表にはええんじゃないかな。もちろん４－４－２が、０２年のジーコ体制発足から１年以上も続いた基本システムでこれで通算１２勝９分け９敗になった。ちなみに３－５－２は２３勝５分け６敗、３－６－１は１勝２敗となっているのを分かった上での話しなんだが・・・

このままワールドカップに突入するのは非常に危険だと思う。果たしてそう海外組が入ってチームが変わるのか・熟成されるのか期待したい。がんばれ日本代表。